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俺たちの異世界生活は鬼一口  作者: 一般人D
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1話:女神

暗い暗い闇の中、1人の少年は目を覚ます。


そこは不思議な場所だった。


暗い闇の中なのに白く光る床が見える、立っているのだろうが浮遊感がある、などとそこにいるだけで気持ち悪くなる場所だった。


そこで隣で寝ていたもう1人の少年も目を覚ました。


「ここは……?」


起きたばかりの少年は物憂げに言った。


「それに関しては私がお教えしましょう」


さっきまで二人しかいなかったはずだが、一人の女性が立っていた。


「その前に名前を確認したいのですが…」


「小倉 セイヤです」


「相馬 イオリだ」


女性は静かに頷いた。


さすがにそろそろ目が冴えてきた…


二人は目を合わせ顔を引きつらせながらも、少しにやけて言った。


「ねぇイオリ…これってあれだよね」


「そうだな。ラノベとかでよくあるあれだろうな」


「「異世界転生……」」


目の前の女性が小さく微笑み口を開く。


「こういうのに理解のあるタイプの方でしたか…説明が省けるので有難いです」


女性は2人に事の経緯を説明した。


「今、いくつかの世界で近いうちに異変を起こしてしまう人物が生まれていまして……それを食い止める勇者候補が少ないんです

なのでわれわれ神々が若くして亡くなってしまった方を無理やり勇者にしてしまおうという訳です」


ここまでいいですか?と女性……いや女神が言う。


イオリは女神の顔をじっと見て言った。


「女神ってめちゃくちゃ可愛いとか美人だとか思ってたが……そうでもないんだな」


女神の表情が凍って笑顔だけ貼り付けたようになった。


そこでセイヤが小声で、


「イオリ……! 相手は神だよ?思ってても言わないでよ!」


「目の前で堂々と悪口言われてるのに怒らない上に笑顔なんて超女神じゃないですか?」


……圧がすごい。




「……とまぁこのようなこんなかんじですかね」


あの後いくつか話を聞いた。


何故俺たちが選ばれたのか、その異世界はゲームのような……いわゆる剣と魔法の世界なのか、など。


「大体は理解出来ました」


女神はそれは何よりですと言ったあと、溜息をつき、疲れたように言った。


「さて、つまらない話も飽きたでしょうし、早速お楽しみと行きましょうか」

文章を書くのが苦手で1話1話文字数が少なくなってしまいます。

ですが、頑張って投稿をしていきたいと思います。

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