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状況整理

(よし、まずは状況を整理しなくっちゃ!)


羽ペンと紙を急ぎ用意し、自室にこもる。


そしてその紙に【日本語】ですらすらと文字を書き始めた。


……書いていて思う。やはり私は前世日本人の女性で間違いなかった、と。


(ええっと……うん、やっぱりどうも自分の情報は思い出せない。)


前世の私がどういう人だったのかはあまり思い出せない。


だけど、思い出せることが一つだけある。


(確か死んだのは黒猫が車にひかれかけてるのを見かけて、それで助けなきゃって車道に飛び出して、それで……――――)


私が死んだ理由は猫を助けて……で、多分間違いないと思う。


(はぁぁぁ~~~~!やりたい乙女ゲームの続編の発売、すぐ近くだったのにな……)


なんていう乙女ゲームの発売を楽しみにしていたのかは覚えていない。


……というか、乙女ゲームを正直私は金に物を言わせて買いあさっていた。


(好きな絵師さんに貢ぐため!それはもう給料のほとんどゲームにつぎ込んでいましたとも!)


……絵師さんに直接お金が行くかは知らないけれど、そんなことを思って同じゲームを購入特典によっては何個も買ったりしていた。


いや、乙女ゲーマーにとってこれ、普通でしょ?


そんな乙女ゲーマーの私が死んだ理由とかははっきりとした。


そして一番の問題。


何故転生先が乙女ゲームの世界なのかはまぁ考えてもわからないので置いておこう。


しかし、問題は転生した乙女ゲームの世界が何故「歌ヴェリ」の世界なのか!


(ちゃんと覚えてはいないんだけど……多分私、その頃一番このゲームにはまってたような気がする。そう、だって……!)


他のゲームだって素敵だ。


素敵なんだけど、このゲームの絵師さんはすごい大好きな人で、私はこのゲームのキャラに一目ぼれしたのだ。


(そう、あれは忘れもしないわ。新作の発表があり、PVが公開され、それを再生して私はすぐに心を奪われたのよ。ほかでもない、このゲームのヒロインちゃんに!!!!)


乙女ゲームの私流の楽しみ方。


ヒロインちゃんの可愛い行動にキュンキュンしつつ、時に「かわい~~~!」などと悶えつつ、ヒロインちゃんを愛でて、愛でて、ヒロインちゃんの恋を見守るという楽しみ方。


そう、選択肢でヒロインちゃんを幸せに導く恋のキューピッドが私なのだ!!


(だからというか、乙女ゲームのBAD回収だけは本当苦手なんだよね……。)


愛するヒロインちゃんが幸せになれない物語なんて見て何が楽しいのか。


否、楽しくない!


最近はBADエンドにだってスチルが付くことがあり、その為に仕方なくそのルートへと進むこともある。


だけど全て強制スキップ機能で読まない。


そう、それが私だ。


…………話は大分それてしまったけれど、おそらくこの世界に転生したのはこの世界に一番強い思いれがあったから……だと思う。


(……さて、ここまでで私が死に、転生。そして恐らくであろう転生した理由は整理できたわ。本当に大事なところは何一つわからずじまいな気もするけど。それはこの際一度置いておきましょう。それよりも何より今、考えるゆゆしき問題はただ一つっ……!)


これに関してはできれば思い出したくはなかった。


いっそ、忘れたままの方が幸せに生きて行けたかもしれない。


なんで……なんでっ………………!


(私が転生したキャラがヒロインちゃんを陥れようとヒロインちゃんをいじめまくる悪役令嬢、ヴィオラなのよぉぉぉぉぉ~~~!)


私は頭を両手でつかんで机におでこを何回かぶつける。


……最悪だ。ホント、最悪だ。


(えぇっと……ヒロインちゃんの邪魔しかしない悪役令嬢のヴィオラを「腹立つ~!」とか、「天罰下れ!!」とか思っていたから、正直ヴィオラについて私はあまり何も知らないのよね。)


ヒロインちゃん以外に興味なし。


それが私だ。


……だけど、流石に関心のない私だって覚えていることがある。


(私、確かヒロインちゃんが誰とくっついても笑えない未来が待っていたわよね……。)


最近の乙女ゲームはひどく優しい。


ひどい悪役令嬢にだって何かしらのルートでは救いの手だって差し伸べられる。


……誰だったか忘れたけれど、攻略対象の一人が途中まではヴィオラにひどく惚れていた――――なんてストーリーもあるにはあった。


だけど最終的にそいつはヒロインちゃんをわがものにすると私なんぞ当たり前のように虫けらに扱うのだ!


(で、どのキャラとヒロインちゃんが結ばれても私は基本投獄か死刑だったわよね……。)


何故そんなバツが与えられたのかはちょ~っと思い出せない。


だけど、ヒロインちゃんにした何かの行動がまずくてそんなことになっていたような気がする。


(っ~~~~あぁぁ!もう!!駄目だ駄目――――――!)


再び頭を抱えて机にどんっどんっと頭を勢い良くぶつける。


(私、どう頑張ったってヒロインちゃん愛でれないじゃん!?どう頑張ったって幸せ見守れないじゃん!?何、この悪役令嬢に慈悲のない世界!!!)


悪役令嬢の末路がすべてほぼ同じなんてひどすぎる!!


……と、誰に言っても仕方ないので私は行き場のない思いを全て机にぶつけた。


物にあたる醜い八つ当たりという形で。


(この際、私が悪役令嬢に転生したことはいいわ!別に乙女ゲームのヒロインちゃんに転生したいわけじゃないもの!だけど、だけどっ……!!ヒロインちゃんを愛でれないうえに傷つける役割だなんていやぁぁぁぁ!)


なんならこの手でヒロインちゃんを幸せにしたい。


そう思いすらするのにこの仕打ち。


……ひどすぎる。


そんなことを思っていると扉がギィィィと音を立てて静かにあいた。


お兄さ……オネエ様が中へ入ってこられたのだ。


「ねぇ、ヴィオラ?少しいいかしら。」


低めの声で女性の様なしゃべり方。


お兄さ……オネエ様であるメロディンことメロディお姉様は心配そうに私に駆け寄ってきた。


「ちょっと、ヤダ!何をやっているのヴィオラ!貴方のおでこが赤くなっているじゃないっ……!」


机に思い切りぶつけた子もあり、ひどく赤くなっている私の額を見つけるとメロディ……お姉さまは悲しそうな顔で私を見つめてきた。


そして、口調などに似合わず男らしい体格のメロディお姉さまは私を強く抱き寄せた。


「……私の愛しいヴィオラ。何があったかは知らないけれど、自分の体は傷つけては駄目よ?」


……聞けば、メロディお姉様は物語を読み終えた瞬間に私の様子がおかしくなっていることに気づいていた。だけど、どうしておかしいのかが見当のつかなかったお姉様はこうして様子を見に来てくれたらしい。


「お、お姉様っ……私、私……こんな人生嫌です!!」


「えっ!?ちょ、何っ!?いきなり!!」


机をどんどん叩きながら泣き崩れる私に驚き、一歩足を引くお姉様。


いきなりと驚くお姉様だけど、私だっていきなりの事で驚いているというか、混乱している。


「私、私――――――――」


(はっ……!!)



いつものようにお姉様に泣きつこうとして我に返る。


(待って、これって……話していいことなの!?)


このゲームを私は完クリと行かずともほぼ、クリアしていた。


隠しキャラだけは攻略していなかったと記憶しているけれど。


つまり、そのキャラ以外の未来は全部知っている。


落ち着いて考えてみると…………そうだ。


(お姉様も攻略対象じゃない!!!)


そもそもラブロマンスが繰り広げられるのは貴族が通う寄宿舎。


そこに天使の歌姫と噂される小さな教会の聖歌隊の少女、ヴェリテが王に素晴らしい歌をきかせた褒美として特別入学を許可される。


私はその学校の生徒で、お兄様は大好きな私を追いかけて美術の特別教師として学校へとやってくる。


まぁまぁ美しく育った私ことヴィオラは名門公爵家の令嬢。自分より身分も低いくせに自分よりも美しく、学校のイケメンたちにちやほやされるヴェリテに嫉妬して嫌がらせをして追い出そうとする。


でも、ちょっとの嫌がらせじゃ全然効果がなくて、嫌がらせがどんどんどんどんヒートアップして……


(最後は投獄死刑の大きな罪を犯すのよね……。)


……何しでかしてそうなったのかは覚えていないけど。


(……それで確か、お兄様は最初こそ妹を溺愛しているけれど、妹の愚行を知り、妹の醜い嫉妬にどんどん嫌悪感を抱いていって、最後は――――――)


「いやぁぁぁ!お兄様私を捨てないでぇぇぇぇ!!」


「えぇっ!?な、何をいきなり言っているの!?捨てないわよ!っていうか、お姉様でしょ、ヴィオラ!」


泣きながら抱き着く私に驚くも、泣きつく私を抱きしめてくれるお兄……お姉様。


……兄はシスコンだ。


だけど私も同じくブラコンなのだ。


っていうか、前世の記憶を思い出した今、シスコンの兄だなんて最高の存在、ますます好きになったに決まっている。


女の子は誰だって一度は夢に見ない?シスコンのイケメンのお兄ちゃん!


お兄様は女装も似合う程にお美しい方なのだ。


そんな方に最後、見放されてしまうだなんて嫌だ、嫌すぎる!!!


(そしてこんな話、やっぱりできない!!!!)


お兄様、貴方はいつか心綺麗な歌姫と出会い、彼女を一人の女性として愛し私を捨てるんです!


……なんて、言えるはずがない。


「……ヴィオラ。本当に何があったかはわからないけれど、落ち着いて。」


「だ、だって……だって……!」


「ふふっ、全く。そんなに可愛く泣いていると食べちゃうわよ。」


お姉様はくすっと笑うと私に目線を合わせるようにかがみ、まだ幼くて柔らかい私のほっぺの肌を私が痛くないように唇で咥えてくる。


「お、お兄様、ほんとに食べちゃ嫌です……。」


お兄様に捨てられることがいやすぎて泣いていた私の涙が止まる。


そんな私を見てお兄様は私を抱き寄せた。


「お姉様、でしょ?もう。悪い子にはお仕置きね。」


「え?あっ……!」


お兄様の唇が私の首を咥え始める。


こそばゆくてもがく私を見てお兄様は面白そうに私の頭を抱き寄せ撫でる。


(よ、よく考えればお兄様っていつもこうよね!?)


前世、私は成人していた。


つまりもう無垢な子供ではないのだ。


(ここここ、これっていけない事じゃない!)


いつもはじゃれあっているとしか考えていなかった。


だけどよくよく考えればこれ、異常じゃない!?


(そういえばこの間お兄様めちゃくちゃ私の匂いかいでなかった!?)


バラ園でバラに囲まれて寝ていた時、お兄様が起こしに来るという事があった。


お兄様は寝起きの私に抱き着いてやたら全身かぎまくってきた。


バラの香りがついているのがいい香りなのかと思ったけれど、実は……――――


(い、いやいや!か、考えすぎよ!お兄様はちょっとシスコンなだけ…………じゃ、ないよね。)


自分の状況整理はやめ、一度兄と私の関係について整理しよう。


(お兄様は女同士といっていつも私とお風呂に入りたがる。そう、心は女。そう思っていたから幼かった私はいつもお兄様事お姉様とお風呂に入るのが楽しかった。特にうちは主に泡風呂で泡でお兄様と遊ぶのがひどく楽しいというのもあったし……)


そこはまぁいいだろう。


泡で遊ぶ姉妹。それはまぁまぁいいじゃないか。


でも、問題はここからだ!


(お兄様、次女が湯あみの手伝いしますっていうと絶対断るし、私の体は絶対お兄様が洗っていた!……まさか、まさかと思うけど…………。)


考えたくはない。


いや、だけどよくよく考えるとお兄様は私と10歳離れている。


今は15歳。


思春期真っ只中。


(まさか、まさかっ……私を性欲の対象にしている変態なんじゃ!?)


そう思うと背中にぞぞっと冷ややかな何かを感じる。


「おおおおお、お姉様!!離して!!!離してぇぇぇ!」


ヤバい。この身がヤバい。


そう思って何とかお姉様から逃れ、距離を置く。


何がやばいといえばこの家には忙しくて帰らぬ母と父。そして王宮騎士団の騎士団長をしている長男。


その三人が王宮近くの別宅、もしくは王宮に住んでいるという事もあり、私はお兄様にいいように育てられていたという事。


このままいくとメロディお兄……お姉様の良いように育てられかねなかったと想像すると背筋が凍る思いだ。


(……いや、待てよ……?確かゲーム内でのヴィオラはお姉様をひどく嫌っていたわよね……?)


つまりある程度の歳になるとおかしいという事に気づき、嫌い始めていたという事なのだろうか……。


(そ、そうよね。いまは5歳児だからいいけど、10歳とか超えてきた当たり今だにお風呂一緒にとか言われると犯罪めいた何かを感じるわよね!?)


前世の記憶がなければ危なかったんじゃ、と思ったが意外とそうでもなかったことにちょっと安心した。


(……じゃあ、お兄様に見捨てられたこと、ヴィオラは悲しくなかったのかな……?)


今お兄様と仲のいい私は見捨てられた時のことを考えると胸が痛い。


だけど、ゲームのヴィオラは……。


(……大きくなったら私もそうなるのかな……?)


今の私は正真正銘の悪役令嬢ヴィオラ。


いつかはゲーム通りの運命をたどるのならいつか、大好きなお兄……お姉様を嫌うようになってしまうのだろうか。


(た、確かにいきすぎなところはある。でも、それだけ妹が大好きなんだよね……?)


ヒロインちゃんに妹の事を話していた時の事を思い出す。


(……ずっと、ずっとお兄様は独りぼっちだったんだよね。)


妹のヴィオラが生まれるまでお兄様はこの広いお屋敷で独りぼっちだった。


帰らぬ父母。


当時はまだ家にいた優秀すぎるメロディンお兄様の3歳年上の兄、フラットン兄様は寄宿舎にて生活をしていた。


この世界では16歳になれば貴族は学校に通い、寄宿舎で3年間生活を送る。


だけど、優秀であれば16歳になる前に入学許可が下りる。


フラットンお兄様はわずか10歳という歳で入学を果たした。


そして、特別生のみが通える特別コースへの進学が決まっており、私が生まれた年、フラットンお兄様が13歳の歳の冬に卒業するはずだったのだけれど、そこから三年、まだ寄宿舎に残ることが決まっていた。


優秀なフラットンお兄様といつも比べられていたメロディンお兄様はフラットンお兄様が長期休暇で帰宅されても顔を合わせず、嫌われていることを悟ったフラットンお兄様は休暇中もこちらではなく両親のいる王宮近くにある仕事用の別宅に行っていたらしい。


……そんな中、私が生まれ、忙しくて世話を見れないという理由で両親がメロディンお兄様に私を押し付けた。


……あまり会う事はないけど、両親は本当は子供を大事にされる方だ。


メロディンお兄様がここを離れたがらないから一緒に住めないことを嘆いておられるのが実のとこ。


そんなお兄様が少しでも寂しくない様、妹を作って託したのだと思うとも話していた気がする。


だからこそ自分の傍にいてくれるただ一人の家族である妹が大事で、大事で、可愛くて仕方ないなんて話していた気がする。


(……そんな事、思い出しちゃうとなぁ……。)


行き過ぎたスキンシップ。


それは確かに恥ずかしいから嫌だ。


だけど、妹を溺愛するお兄様の気持ちを知っておいてなおお兄様を嫌うなんて事、できるはずがない。


(……よし、決めたわ!お兄様に過度なスキンシップは控えるようにお願いしましょう!)


そうだ。何も嫌う事はない。


嫌なことは嫌と言って、改めてもらって、ずっと中の良い兄弟でいればいいだけの話じゃないか!


(そうよ。お兄様を嫌いになる運命なんてそんなの悲しすぎるわ!運命なんてこの手で変えてやるんだから!!!)


未来に何が起こるかわかっているのだ。


運命だってきっと変えられる!


いくら私がゲームの中の悪役令嬢と未来が決まっているからってそんな未来を黙って受け入れてなんてやれない!


そうだ、その通りだ!嫌な運命は変えてしまえば……――――


(ん?運命を、変えてしまえば…………?)


自分の発言に何かが引っ掛かる。


運命を……変えてしまえば…………?


(はっ!!運命を変えてしまえばもしかして私、ヒロインちゃんを傍で愛でられる!?)


元々悩んでいたことの答えがこんな時に出てしまうとはおもわなかった。


(私は正直、ヴィオラよりヒロインちゃんのが可愛いと思ってるからヒロインちゃんの美しさは当然的に思うからまず嫉妬しない!つまり嫌がらせはしないわ!)


まず、ヒロインちゃんと敵対する理由は消えた。


(そして、ヒロインちゃんと仲良くする方法だけど、ヒロインちゃんが編入してきて不安なところに声をかけたヒーローたちのイベントをこの私が奪ってしまう!)


どうせ最後はヒーローたちが持って行ってしまうのだろうから一個や二個ぐらい私がイベントかっさらったって問題などないはず!!


むしろ最悪すぎる結末が待ち受ける悪役令嬢ヴィオラにおすそ分けしろレベルだ。


(あとはいろんなキャラのシナリオを思い出しつつ、個別ルートに突入したらギャルゲの親友ポジション並みに相手の好感度の上げ方を教えて、私はヒロインちゃんの親友ポジション獲得!!)


ヒロインちゃんを嫉妬して問題を起こして投獄、または死刑でしょ?ヒロインちゃんと仲良くなればなるほどその恐れはなくなるし、み~んなまるくハッピーエンド!


(ふふふっ、私のやる事は決まったわ……!)


何故この世界に転生したのかなんてもうどうでもいい。


転生したからには転生した人生を楽しまなきゃいけない!


(やるわ、やってやるわ!!ヒロインちゃんの親友ポジ大作戦!!!!)


こうしてお兄様を思う私の心から生まれた一つの決断が私の生き方を決め、ヒロインちゃんの親友に見合うよう悪役令嬢であったヴィオラの様にならないように奮闘する日々が始まったのだった。

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