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白黒神の勇者召喚陣  作者: 三価種
最終章 ニッズュン
297/306

アイリの登場人物紹介 最終章編

…最終章だからこの紹介も最後だね。…例のごとくネタバレとメタ発言があるし、謎時空だから気を付けてね。



…本編当時でわたしが知らない情報があるかもしれないけれど…、本編完結したからほぼ気にしない…あ。例外があったね。例外の時は別。そのときはちゃんと言うね。



…注意事項はこのくらい。まずは章まとめから。

…この章は前章でズィーゼさんがバシェル王都に来て、チヌリトリカの復活を告げ、出発したところくらいから始まるよ。



…人間領域を突っ切って、人間領域の北東、獣人領域の南、魔人領域の北西にあるニッズュンへ。…湖底にあった街が浮上していたから、怪しそうな神殿めがけて一直線に突撃…は駄目だったよ。



有宮(ありみや)叔母さんが百引(ひゃくび)叔母さんに聞いたら「地上2 m以下しか通れないよ」って言葉を貰ったから、地上付近から突撃することにしたよ。



…突入する場所はどこでもよかったけれど、北の獣人領域に近いところを選定。これはその位置だと街が近くにあって助力を得やすいこと。また、街が一番ニッズュンに近くて危険度も最大。って理由だよ。



…突入までに昔馴染みのリンヴィ様や、リンパスさんに再会したけれど、挨拶もそこそこに湖上都市へ。



…湖上都市は中心部にいるチヌリトリカを目指して、各地から魔物が集結してきている…という関係上、進入路付近に魔物領域がないから外側では戦いが少ないけれど、内部へ進むと戦いが増える。そんな状況。



…でも、進まないことには百引叔母さん達は帰ってこないし、チヌリトリカを叩いて、神話決戦の再来を防ぐこともできないから突撃。



…共食いし合う魔物とか、欲張って瘴気を取りすぎて爆散する魔物とかを打ち倒しつつ進むと、再復活したっぽいリブヒッチシカ、ウカギョシュ、マカドギョニロと再会。これを青釧(おうせん)叔母さん、臥門(がもん)叔父さん達に任せ、わたし達はさらに中央へ。



…中央も中央、神殿に至るまでの階段付近に到達したところで、ようやく百引叔母さん、羅草(らそう)叔母さん、神裏(かみうら)叔父さんと接敵。話し合った結果、わたし達だけが進んで、残る戦える勇者──西光寺叔母さん達、望月叔父さん、天上院叔母さん、有宮叔母さん、久我叔父さん──が相手をすることになったよ。



…叔父さん達を残して進んだわたし達が神殿内部、中央の部屋に到達すると、チヌリトリカがいて、少し会話してから戦闘開始。…倒そうとするけれど、なかなかうまくなかったよ。そうこうしているうちに、「瘴気に触れると即死しかねない」という理由で防御に徹しさせられていたガロウ、レイコ、ルナが動いたよ。



…瘴気を吸収して強化できるんじゃ…みたいに考えてた三人は、豊穣寺叔母さんの「瘴気だけじゃなくて魔力もとれば強くなれると思う」という言葉に乗った。



…そして、その賭けに勝った。…強くなった上、防御に徹する必要が薄まった3人を加えた攻勢で、ついにチヌリトリカに形紙魔法が炸裂…というところで、邪魔者が。



…その邪魔者はラーヴェとシュファラト。…この世界の二柱。お父さんはラーヴェが、お母さんはシュファラトが出てきたときに止まっちゃったよ。



…二柱が昔仕込んだ仕掛けのおかげで、二人が二柱の記憶を習得。そこからいろんなことがわかったよ。そのわかったことは……紹介に関係のあることだけでも十分長いね…。



……ん。重要すぎてないと話が進められないこと以外は後述の方がよさそう。それだけ話して後に回すね。



…わかった超重要なことはチヌリトリカがラーヴェとシュファラトの実子ということ。…だから、チヌリトリカを殺しちゃうと、ラーヴェが間違いなく、シュファラトは半々ぐらいの確率で精神に大ダメージを受けて、早晩死んで、連鎖的に世界滅亡が確定するということがわかったよ。



…そこで、お父さんたちは二柱にチヌリトリカを殺すか、次善策をとるかを選ぶように迫ったよ。…次善策はチヌリトリカを書き換えることだけど、それも二柱は嫌。…邪魔されたくないから二択という形で二人は突きつけたよ。



…でも、自分で書き換える訳ではなくても、二柱は娘が変えなきゃならないことに耐えられなくて、どっちも選べなかった。



…それを見た二人は神話をわたしたちに話した。かつて、この二柱がしたことをわたし達に教えるため。考える時間を与えるために。



…話終了後、神は半ば無理やりではあったけれど、二柱は次善策を選択。策を実行するために二人のシャイツァーを二人自身と、指輪の力も合わせて…、文字通りできる全てのことをして書き換えたよ。



…その結果、お父さんが『命世指 オードフ』、お母さんが『命世掌 オードム』。共に世界を書き換える力を持つシャイツァーを得たよ。



…これと、新たにチヌリトリカに与えられた名『ファヴェーシュウキラト』を用いて、世界改変を実行…したところで258話が終了。



…本編では書かれていないけれど、魔法を使うと、いつものごとくお父さん達は気絶しちゃった。でも、成功したっぽいから不安だけど、残ってる魔物をわたし達や、叔父さん達、そのほか、獣人、魔人等で掃討開始。目が覚めたお父さんたちから成功の断言をもらったら、二人も加わって、およそ1か月で魔物領域外へ出てきた魔物は討伐完了。



…したら、今度はニッズュンに出てきた新たな土地の処遇が問題になったよ。…既存勢力が引き取ると争いのもとになりかねないから、人望のある勇者勢が引き取ることに。…勇者で一番、人望があったのがお父さんとお母さんだから、王をすることに。



…新しい国の戴冠式の案内を出して、準備。…始まる直前が259話の開始だよ。ここでシュウキ湖上国の戴冠式を実行。同時に、ルキィ様とタクさん…、矢野拓也叔父さんとの結婚式も決行。ブーケトスに移る直前くらいで259話が終了。



260話はその後、かなり経ってからのお話だね。いつかは明言しないけれど、お父さんたちが死んじゃって、人間に転生して死んじゃって、龍に生まれ変わって死んじゃう…くらいの年が経ってるよ。



…バシェルをはじめとする国々は残っているのか? …文明崩壊は起きたことがあるのか? といったことは想像にお任せだよ。



…確かなことは、わたし達家族は、わたしみたいに転生する人、寿命が尽きずに生き続ける人と、分かれているけれど…、259話から地続きであるってことだね。



…さて、本編はこのくらい。まとめると、この章は残るお父さんたちのクラスメートを取り戻して、世界を改変してこれまで抱えていた問題をほぼ解決した章になるよ。…身も蓋もない言い方をすると、広げた風呂敷を畳む章だね。



…まとめはこれくらい。次は国…だけど、既出ばかりかな。…一応、ニッズュンと、シュウキ湖上国をまとめとくね。



『ニッズュン/シュウキ湖上国』


…最終章が始まる直前くらいまではニッズュンといえば、魔物領域の湖で、見どころと言えば、誰が創ったかわからない謎の湖底都市だったよ。



…最終章開始とほぼ同じかちょっと前くらいで湖底都市が浮上。一転して白黒の街並みを持つ湖上都市へ変貌したよ。



…魔物領域なのは変わらなかったんだけど、世界改変に端を発する魔物掃討戦の影響を受けて、ニッズュンの魔物はすべて討伐されたこと。瘴気が微妙に漏れ出ていた神殿も、チヌリトリカの改変に伴って、漏れがなくなったこと。これらから魔物領域ではなくなったよ。…こうして、出来てしまった無人の広い土地の上に建てられた国がシュウキ湖上国だよ。



…出来た当初はニッズュンでもシュウキ湖上国でもどっちでも通じたけれど…、260話くらいになると、シュウキ湖上国じゃないと通じないと思うよ。



…建国以来、ずっと王政の国で、貴族は最初に叔父さん達が一代貴族でいただけ。だから、王族か平民かしかいない国。…王は、お父さんか、その子供たち、もしくはカレンだよ。



…あ。でも、259話までのカレン以外のお父さんとお母さんの家族──わたし、セン、ガロウ、レイコ、ルナ、コウキ、ミズキ──は、転生してないうちに王位に就いたことはないよ。…養子とかで面倒になると困っちゃうからね。



…だから、誰が王になったか? の履歴はかなり楽しいことになってるよ。お父さんとカレンがやたら出てくるからね。



…国はこんな感じだね。後は人物だね。あ。再登場組は、大きく変わってなければ省略するね。



『魔物たち』


…障害物として登場したよ。種類は二種類。



…一つは、チヌリトリカ復活に呼応して、チヌリトリカがばらまく瘴気を求めて、世界中から一路、ニッズュン目掛けて突撃してきた魔物たち。仲間意識なんて皆無で、喰らい合うから、蠱毒状態。喰らいあって強くなれる奴は強くなるし、自分の容量を越えちゃった奴は自爆する。そんな魔物。



…もう一つは、かつてわたしたちが戦った魔物の劣化版。…強敵だったはずなのに、瞬殺されたよ。



…後者で特筆すべき奴はいないね。…244話でしか出てこないし。



…前者の方で特筆すべきは『リュウグウノツカイ』っぽい魚だね。…床を貫通してくる魚だけど、跳躍力がすごくて、かなり上まで飛べる。数が多い。長い。…と、障害物として適任の要素を持ってるよ。…大量に飛び出てきたこいつらのせいでズィーゼさんが障壁外へはじき出されたよ。



…他には、『ナシゴケシ』がいるよ。…緑色の紡錘形をした胴体から、二つの花と茎が生えている植物で、花は普通なら雌蕊があるところから蔓が出ていて、蔓のあちこちに目があるよ。大きな茎は途中で分岐して、寄生先の魔物に繋がってるよ。その上、あちこちに口がある。



…と見ているだけで正気を失いそうな見た目をしているよ。だから名前がナシゴケシ。…有宮叔母さん命名で、『()ぞに()ょう気度()リゴリ()ずってくる()ょく物』の先頭を取って繋げただけだね。



…とはいえ、かなりの魔物を喰らった実力者であることには変わりはないよ。巨狼、マンタ、亀、そのほかの魔物と連結していたよ。



…最後は有宮叔母さんと、薫叔母さんの共同作品である植物を殺す種をカレンの矢で直接体内に打ち込まれて枯れたよ。



…倒されるのは植物だけだから、寄生されていただけの生きている植物は死ななかったよ。…だから、討伐完了後は生き残りを駆除する必要もある…と、割と面倒くさい魔物だね。



…登場は245話。…後、繋がっていた魔物の一匹である『巨狼』は、もともとは242話くらいで強くなる魔物の例として出ていたよ。…このザマだけどね。



『ジュニア達』


…244話の最後で出てきたチヌカ。ジュニアと言っているけれど…能力が違うよ。…リブヒッチシカは、魔物製造で変わらないけれど、原料が違う。…ウカギョシュは洗脳だったけれど、使役に。…マカドギョニロは泥で配下を作って使役だったけれど、泥魔法使い…になってるよ。



…何とかジュニアっていちいち言うのは面倒だからこっから省略するね。以降この項ではジュニアがなくてもジュニアの話だよ。



…三つまとめての登場は244, 247話だよ。…248話はウカギョシュとマカドギョニロ。…249話はリブヒッチシカだよ。



…ウカギョシュの能力は自分の分身を使役するというもの。自分の本体は2章で出てきたシャリミネで出来た鎧に入れてるよ。



…鎧が前、分身が後方で戦うことで、あたかも分身が本体であるかのように錯覚させる。

そんな戦い方をするよ。だから、延々と分身を倒し続けて、本体無傷でいつまでも終わらない…ということが起こりうるし、本体が鎧と見抜けても、シャリミネを抜く必要があるという二重に面倒な敵。



…分身は臥門叔父さん曰く、ラジコンで操作されているようなもの。らしいけど…、そこそこぬるぬる動くよ。…じゃなきゃナイフを持って突撃とか、弾を撃墜とか出来ないと思うしね。…また、同時に展開できるのは一体までだけど、攻撃を受けたところで本体に影響は一切ないよ。あってせいぜい、分身を作った魔力が消失するくらい。たいした損害でもないだろうね。



…本編では臥門叔父さんに鎧が本体と見抜かれて、シャイツァーの強烈な一撃と電撃の二連打で落ちたよ。



…マカドギョニロは泥を使う魔法使い。…体も泥で出来ているから再生能力はかなりあるよ。…とはいえ、ウカギョシュみたいに変な能力があるわけじゃないから、倒すには単純に、再生能力を上回る攻撃を叩き込めばいいよ。…単純であるがゆえに、手持ちの札によっては倒せないことが確定する、やっぱり面倒な敵。



…本編では再生能力を上回るように、凍結させながら体を引き裂く…という攻撃を叩き込まれてやられたよ。



…リブヒッチシカの能力は魔物の死体を使った新たな魔物の創造。…頭が白授の道具だよ。頭に死体を入れて、それを材料に新たに魔物を創ったり、自分の体の一部を入れて、強力な魔物を創ったりするよ。



…前者は魔力減くらいしか欠点はないけれど、後者を使うと材料にした自分の体の一部を恒久的に失うっていう特大の欠点があるよ。…チヌリトリカに従うことを至上とするこいつらにとっては欠点になるかどうかは微妙だけど。



…後者の魔物は前者に比べて圧倒的に強い…のだけれど、青釧叔母さん達の魔法の前に屈したよ。…相性が悪かったね。



体の一部で作られた魔物は勇者の音楽の下、勇者の体の一部を喰らい、勇者の支配下に入りってかつての主を弑逆(しいぎゃく)した。…言葉にするとこんな感じ。



百引(ひゃくび)(あき)


…お父さんとお母さんの同級生で、召喚されてから最終章に至るまでほぼすべての時間をチヌリトリカに体を乗っ取られていた人だよ。



…前の紹介に出ていた百引叔母さんは乗っ取ったチヌリトリカのものだから、再紹介。



…シャイツァーは水晶玉。魔力を使って適当な文言と共に攻撃を放つことが出来るよ。…だいたい何でもできるけれど、この魔法の燃費は最悪。ほぼ何でもできるお父さんたちの紙を使う魔法、西光寺叔父さんの使う魔法の比じゃないくらい魔力を持っていくよ。



…生き物を殺して、その魂を回収すれば、魔力は回復できるけど…、それでもあんまりやりたい手段ではないみたい。



…このシャイツァーの根幹の能力は百引叔母さんの魔力を帯びていてかつ、視認できるものの操作だよ。…こっちを使うと燃費が一気に改善するよ。そして、叔母さんのシャイツァーは魔物を殺すと魔力が回復する。…そんな仕様だから、最終決戦の時の場所はすごく叔母さんのシャイツァーの特性と合致していたよ。



…強力な魔法を放って、敵対する叔母さん達を攻撃。そのついでに魔物を巻き込む。そうすれば黒字収支になるからね。



…とはいえ、無敵じゃないよ。この操作の力を使うとき、操ったものを何かの形をとらせる必要があるよ。…形は何でもいいけれど、形を与えない…ってのは駄目だよ。そして、この形が与えられたものを介して、かつ、それっぽい魔法を放つ必要がある…なんて制限があるよ。



…この制限は百引叔母さんの常識とか思考に依存するよ。割とぶっ飛んでる人だけど、異次元に生きてるわけじゃないから、元を知っていれば推測は容易いよ。



…また、最大の欠点として、百引叔母さんから一定距離離れると形を作ったものが自壊するってところがあるよ。だから、本編みたいに無理やり長距離を移動させられちゃうと、自前の魔力で賄うしかなくなって、どうしようもなくなって詰むよ。



…戦いで使っていた水と瓦礫は百引叔母さんの魔力を帯びてないように思えるけど…、百引叔母さんはチヌリトリカのようなもの。チヌリトリカはラーヴェとシュファラトの子供。…だから、ラーヴェとシュファラトの魔力もほぼチヌリトリカ、つまり百引叔母さんの魔力。…そんな理屈があるから、ラーヴェとシュファラトの魔力を帯びた街の瓦礫、二柱の力が染み出してるニッズュンの湖水は操れたみたい。



…登場は250から252話だよ。お父さんたちの戦える友達のうち、臥門おじさん、青釧(おうせん)叔母さんを除く人たち共々出てるよ。



『チヌリトリカ』


…2000年前の神話決戦を引き起こした元凶…なのだけど、その正体は前述のとおり。ラーヴェとシュファラトの子供だよ。



…性格はほぼ百引叔母さんと同じ。というか、同じだからこそ百引叔母さんが乗っ取られたようなところが…。でも、百引叔母さんと違ってどこか不安定。これは自分の名前を記憶から消されているから。…無理やり名前を消去し、親子関係の記録も破壊しようとして失敗しているから、色々ほころびが生じているよ。



…白授の道具は水晶玉。一応、水晶の形をとっているけれど…、実はなくても問題なかったりするよ。…百引叔母さんとの繋がりを象徴するものだから持ってるよ。



…能力はチヌカの召喚。生まれたては喋れなかったり、自我が若干希薄だったりするけれど、白授の道具は持っているから結構強いよ。…本編章末に出てきたような完全体には負けるけどね。



…それと、光線発射。…無意識に放っている瘴気を意識的に凝縮して、放つ攻撃だよ。魔力は瘴気を集めるくらいでほぼ消費しないからかなり高効率、高威力の技。



…戦闘中、ちょくちょく激高しているのは、羨ましいから。…お父さんとお母さんはラーヴェとシュファラトでもある。そんな二人から愛してもらえて、羨ましい。…そんなめちゃくちゃにされた記憶の慟哭のようなもの。



『ガロウ、レイコ、ルナ』


…弟と妹達だよ。…254話で可変式の姿を手に入れたから触れとくね。…変わったのは瘴気とお父さんとお母さんの魔力を吸収したから。



…瘴気は世界の歪みで、獣人と魔人はその歪みの影響で姿が変わった人間。…瘴気の歪みに耐えた実績のあるに種族だから出来た荒業で、わたしやコウキがすると不可逆的に獣人か魔人になるしかないから、わたし達人間ではできないって言えるね。



…また、獣人や魔人ならいい…というわけではなくて、お父さんとお母さんの魔力か、ラーヴェ、シュファラトの魔力を取り込み、魔力で瘴気をうまく調整する必要があるよ。



…その条件が満たせなければ、たとえ弟達でも、瘴気球に突撃したら爆ぜて死ぬだけ。



…お父さん、お母さんもしくはラーヴェ、シュファラトの魔力が必要なのは、魔力に含まれる権能の関係。…ラーヴェとシュファラトは創世神。ボロボロでも世界を変える力は保持し続けてる。そしてお父さんとお母さんはその神の魂を一部持ってて、同様に、世界を変える力がある。



…その世界を改変する力が、瘴気のもつ世界を歪める力の歪みの方向性とか強さをうまく調整してくれるからだね。…足りないとやっぱり爆ぜて死ぬ。



…この変化は獣人、魔人が生まれたときの現象とは違うよ。二つの人種の誕生は奇跡的に元になった人がうまく変化に耐えきった産物で、運で成功するしないが決まるのに対して、こっちは条件が整えば絶対に成功するからね。



…とはいえ、そもそも三人じゃないと魔力の調達が難しい。よしんばそれを突破しても、魔力が応えてくれるほど強い思いを持てるか。あっても、変化完了まで持ち続けられるか微妙。引き際を見極められるか怪しい…と狭き門であるのは間違いないよ。



…三人の変じた姿は簡単に言えば、ガロウは巨大な白銀の狼。レイコは透き通るような巨大な狐。ルナは刺々しい悪魔だよ。…全員、元の姿に戻れるから、遊ぶときも安心。



…ガロウの色合いは少し銀が強くなったくらいでもとと同じで、大きさはセンとほぼ同じくらいの4足歩行。…ただ、わたし、お父さん、お母さんがセンに乗ると結構きついけれど、ガロウなら互いの間に拳一つくらいは入る…というくらい胴がガロウの方が長いよ。



…シャイツァーである輸護爪ガディルは四足すべてに装着されるようになって、爪本体が倍加、同時に発射できる爪の数も倍加したよ。



…さらに、ガロウの直下に常に障壁が展開されるようになったよ。このおかげで、この障壁を足場にして空を走り回り、下からの攻撃を障壁で防ぎ、逆撃する…ということも可能になったよ。



…後、肉弾戦が可能な相手に限られるけれど、爪による切り裂き、強靱な肉体による体当たりに加えて、高い咬合力(こうごうりょく)による噛みつき攻撃という選択肢が増えたよ。



…割と防御よりだけど、攻撃力も上がってるね。



…レイコは巨大な狐。体格は少しガロウより劣るけれど、それでもお父さんとお母さんが並んで乗れるくらいに大きいよ。…そこにわたしが乗ろうものなら頭か、伸ばしてもらった首に乗ることになるけどね…。



…体の色は透き通るような銀色。透き通るような…というものの、光の光度、当たり方の如何で本当に透けちゃって見えなくなるよ。…その上、レイコは魔法で自分の質量のある幻を作れるようになったから、本当のレイコがどこにいるかわからない…という事態が頻発するよ。



…ミズキと違って、あくまで幻。本体たるレイコがやられちゃうと全部消えちゃうけれど、それでも撹乱効果は多大だね。



…それと、火と氷魔法の燃費が改善されたよ。以前のように幻を浮かべて弾幕を演出…なんてしなくても全部実弾で弾幕を張れるよ。…魔力消費を度外視すれば全部『|蒼凍紅焼拓《ガルミーア=アディシュ》』にして、敵の防御を無視して蹂躙…ということも可能。



…魔法攻撃力が激増して、回避力も上がったね。



…ルナは全体的に刺々しくなったよ。…この姿で抱きつかれると串刺しになるよ。それと、シャイツァーたる家にも棘が生えて、攻撃力が向上して、障壁の頑丈さがさらにあがったよ。



…棘に神経は通ってないから棘をへし折ったところでルナは痛くもかゆくもないよ。だから、棘は純粋に攻撃力の増大に寄与するし、ルナ本体の棘は相手に肉弾戦を避けさせるという意味で防御に寄与するよ。



…遠距離攻撃は増えてないけれど……、それは障壁の頑丈さを最大限に生かして、敵の攻撃を受けながら突破、めぼしいところで反撃の光線を放って相手を壊滅させる…っていう攻撃的運用と、純粋な家の障壁の堅牢さを生かした移動要塞としての防御的運用の二つを想定したからみたい。



『神々』


…後回しにしたことも含めて、紹介に関係あることは前に言ってようとここで全部まとめるね。まずは神話から…だけどわたしが喋ると飴を食べてるせいでわかりにくくなりそうだから、わかりやすいように頑張って書くね。



昔、アークラインという世界とラーヴェという神、リヴァライ(白地の原型)という世界とシュファラトという神が生まれた。神と世界は不可分で、世界同士も不可分。故に、4つは運命共同体。どれかが滅びればすべて滅ぶ。



アークラインとリヴァライは不可分ではあるけれど別の世界。決して混じり合うことはなく、ラーヴェとシュファラトは互いの世界で独りぼっち。でも、どっちも互いの存在…、半身の存在は感じていた。



二柱には世界を創る力があった。二柱ぼっちはさみしいから、ラーヴェはシュファラトが見ていて楽しめるように世界を構築しようとした。シュファラトはそれを察し、生じる歪みを引き受けられる世界を創った。この創造が今日のアークラインと白地(リヴァライ)に繋がる。



互いが相手を思って世界を創る。ラーヴェが女神でシュファラトが男神。半身に惹かれ合うのは必然だった。



だけど、惹かれても二つの世界は混じり合わない。だから会えない。この規則は神であっても曲げられるものではなかった。でも、二柱とも互いのいない世界にも、互いと過ごせない自分にも、作りかけの世界にも未練なんてない。恐れずに世界の理を曲げにかかった。



斯くして悠久の時の果てに世界に穴は穿たれ、二柱は出会い夫婦神になった。作りかけだったアークラインは急速に色を増した。



しかし、本来は混じり合うことのない世界。歪みはますます生じた。生じた歪みはリヴァライにたたき込めば処理できた。でも、シュファラトという最大の異物はどうにもできなかった。



だから、思いついた抜け道──自分の権能を相手に貸し与える──を試してみることにした。別れるなんてあり得なかったし、わかれるくらいなら死んだ方がまし。そんな思いでためらいなどなかった。



二柱は賭に勝った。多少、歪みは増えたけれど、許容範囲。リヴァライで処理しきれた。後は時間をかければ、貸し与えた権能が相手になじんで、歪みも元の水準に戻る。世界の色を鮮やかにしながら待っていればよかった。



でも、そうはならなかった。二柱は子供がほしくなった。だけど、それがまだだめなことはわかっていて、事実、やらなかった。前にあったような抜け道もなかった。し、あったとしても二柱で過ごして、二柱で創った世界があって、世界には子らがあふれていて、愛着があった。だから、あっても選ぶ気はなかった。



時とともにその思いは強くなった。それでも、二柱は自制し続けた。だが、世界をねじ曲げた二柱の権能は強力で、ラーヴェは孕んだ。



原因は互いに貸し与えた権能。貸し与えられた権能は「貸し与えられた相手の望みを叶えよう」として、力を発揮した。



意図しなかったとはいえ、ほしかった子。堕胎なんてあり得なかった。し、権能で誕生する子。ちゃんとなっていると信じた。



しかし、現実は無情だった。生まれた神ヴェシュトラーファ(チヌリトリカ)は瘴気…歪みを無意識にまき散らしてしまう子だった。楽しいとき、悲しいとき、怒っているとき、喜んでいるとき、いついかなる時も瘴気をばらまき、感情が強くなればその量も増えた。



先と同様に権能を貸し与えてみた。…けれど、抜け道は二度も通用しなかった。どうにかするすべを探して駆けずり回ってリヴァライ(白地)がそろそろ耐えきれない。そうなったのが2000年前。



そろそろ耐えきれない世界を守るため、悲壮な覚悟で討伐を決意した二柱と、遊んでもらえると喜び勇んで迎え撃つヴェシュトラーファ(チヌリトリカ)の間で神話決戦が勃発。



戦いの中で三柱は傷つき疲弊、ぽろぽろ権能がこぼれ落ちた。その時、最も信心深かったのが人。その権能を受け入れ、シャイツァーとして表出。襲い来るヴェシュトラーファ(チヌリトリカ)の眷属を殺すという形で戦列に加わった。



戦いの末、二柱はヴェシュトラーファ(チヌリトリカ)を打倒した。その場所が獣人領域の聖地。だけど、殺せなかった。だから封印を選んだ。かわいそうだけれど、強制的に寝かせておけば、瘴気は発生しない。寝かせて白地に押し込んでおけば、まだ猶予があった。



封印場所としてニッズュンを選定し、移動。こうして、戦地には構ってもらえてうれしいチヌリトリカ。殺せないラーヴェの悲壮な懇願。ラーヴェ、チヌリトリカをなんとかしてやれないシュファラトの悲しみが残った。



ニッズュンで白地とつなぐ穴を開け、チヌリトリカを押し込む。門の番人としてフロヴァディガを置き、さみしくないように、存在が感じられるように自分たちの色──純然たる白と黒──で街を創った。当然、楽しい気持ちで創れるわけもなく、神殿には二柱の子への申し訳なさをはじめとする負の感情が残った。



そして、世界中に封印を施した。チヌリトリカが目覚めにくいように、封印ができるだけ長続きするように。その番人として置かれたのがコウキの前世や、ズィーゼさん、神獣たち。



神獣はニッズュンの監視も兼ねていた。けど、急な処置。連絡不備で、神獣たちは何で存在しているのか理解できていなかった。



いつか殺す決心ができたとき、この封印は解くつもりだった。



その決心にはチヌリトリカが自分の子であるという記憶が邪魔だった。どう考えても、刃が鈍る。だから、不帰の(ヒュシャハ)滝へ行き、子供の記憶を忘れようとした。ついで、世界中のありとあらゆるヴェシュトラーファ(チヌリトリカ)の記憶を取り戻しかねない記録を壊した。



徹底的破壊の結果、二柱の子であるヴェシュトラーファという名、封印した場所であるリヴァライの名は永久に失われた。が、肝心な子供の存在…チヌリトリカにまつわる記憶は健在。子の名と、地名が消えて、代わりにチヌリトリカと白地という何の関係もない名前が残った。



あげく、チヌリトリカ自身からも、二柱が親であるという記憶を消し損ねているように感じた。



二柱には殺す決心がつく気がしなかった。だから、代わりに倒せそうな生命を求めた。そのとき、目に入ったのがお父さんとお母さんの前世。シャイツァーもあるし、王だったから指揮能力もあり、強く。人望もあった。ついでに、仲のいい二人を利用すれば力をうまく回復できそうだった。



そこで、自分たちの魂をわずかにちぎって二人の魂に混ぜた。このとき、お父さんにはシュファラトが、お母さんにはラーヴェが多く混じった。そうしてから、小細工するためにちぎった魂のあまりと一緒に平和な転生先に送り出した。この魂が消えた31、32人目『白螺(しらにし)宇恵(うえ)』と『富湯楽(ふゆら)黒都(くろと)』。



この二人はお父さんとお母さんを会わないように、また召喚時に同時に召喚できるようにするために派遣された。お父さんたちの召喚と同時に、役目を得て二人に吸収された。



それからアークラインに散った瘴気をなんとかできるように世界樹を作った。大量製造装置(チヌリトリカ)がいないなら、アークラインで生じる瘴気は自己消化できた。



ついで、勇者召喚陣も置いた。転生先に送り込んだ二人を再召喚して、チヌリトリカを倒してもらえるように。



それが済んだら眠りについた。目覚めたのが2000年後、チヌリトリカの封印が解けた後。



殺されそうになったチヌリトリカを守るためにわたしたちの前に立ちはだかって、チヌリトリカに殺されかけた。それでも、チヌリトリカを殺すことも、無理矢理変えることもできなかった。



でも、お父さんとお母さんに促されてようやく決意。二人のシャイツァーは創造神たる二柱の力が混じっていて、世界を書き換えるのが本質。



二人と二柱の力を合わせて、二人の世界の内側から見て書き換える力を、世界の外側から見て書き換えられる力へ…、世界を自在に変える力へ書き換えた。



その力を用いてチヌリトリカを『ファヴェーシュウキラト』へと書き換え、同時に世界も書き換えた。



…これが神話だよ。…本編で神話として語られた分より長くなってるけど…、それは本編で新たに神話に値する部分が増えたからだよ。…神話として語られるときはもっともっと華美な美辞麗句が並べられるのだろうけれど。



…このお話のうち、『ヴェシュトラーファ』と『リヴァライ』。この二つの名前は謎時空じゃないと知り得ない情報だよ。気をつけてね。



…神話だけじゃ本編で分ったことで抜けてることもあるけど…、いいかな? …ん。次はおのおのの紹介だね。



『ラーヴェ』


…アークラインの創造神で、現愛の女神。シュファラトのお嫁さん。



…権能の貸し借りでは戦闘とかを全部シュファラトに貸したから、夫婦神になった時点でそこそこの権能を失っているよ。…代わりに残った権能はアークライン、リヴァライどっちでも通用するようにはなってるけど。



…神話決戦でズタボロになって、最後に残った権能が愛。…「(慈)愛」で残ったんだと思うよ。



…少なくとも260話時点では回復中。専用に作られた空間で寝込んでるよ。…あそこまで疲弊していたら無理だよね。



…見た目は黒と白で構成された人。髪と目(瞳)が黒で後は白。



『シュファラト』


…リヴァライ(現白地)の創造神で、現戦神。ラーヴェのお婿さん。



…ラーヴェとかぶるところは省略するね。戦闘系権能が残ったのは…、「ラーヴェを守りたい」ってことだと思うよ。



…見た目は髪と瞳が白。それ以外が黒の人だよ。



『お父さんとお母さん』


…この章での書き換えで、お父さんのシャイツァーが『命世指 オードフ』へ。お母さんのシャイツァーが『命世掌 オードム』になったよ。



…お父さんはペンの力が手の指に宿ったよ。指先からペンの時と同じようにインクや火を出せるよ。…出したもので本人が傷を負う…ってことはないらしいよ。



…指から力…というか権能を取り出して形を作ることで、もとのペンも出せるよ。…無駄に堅いものが必要なときに便利だよ。



…お母さんはファイルの力が両掌に宿ったよ。ファイルの時と同じように紙や、筆記される媒体を出せるよ。こっちも出したもので怪我することはないみたいだから安心。で、ファイルも出せるみたい。



…シャイツァーの変化によって、ひとりでも、紙に書いたときのように魔法を使えるよ。



…お父さんは空に『爆破』と書けば、その場を爆破できるし、お母さんは世界に『風刃』と紙を貼れば、風の刃を形成できるよ。…一度きりだけどね。



…といっても、相手に『死』って書きさえすれば、二人とも一撃で殺せるのだけど。…心臓が止まるとかじゃなくて、世界に存在を拒絶される…という感じで。



…二人揃えば細かい調整が効くからもっとえげつないこともできるよ。一人の記録を世界中から抹消する。一人を誰にも認識できなくする。現在進行形で悪いことしてる人を空に打ち上げて吊す…とか。



…一人だと世界が「細かすぎてよくわからないので無理」となるようなものも、うまく補完できる…感じかな。



…後、前と同じような紙魔法の使い方もできるけど、お父さんがお母さんの掌に指で字を書いて、お母さんがそれにぴったり合うように魔力を流す…ことでも紙を出せるよ。



…利点はお母さんが紙を出して、書くという手順が省けるから、時短に繋がるよ。欠点はかなり密着しないと駄目なことかな? …もとから近くで書いてるけどね。



『ファヴェーシュウキラト』


…名前はお父さん、お母さんとラーヴェ、シュファラトの名前でかぶってる字を除去。残った字を全部混ぜて作られてるよ。



…元チヌリトリカ。お父さんとお母さんのシャイツァーによる二つの世界と三柱の神を巻き込む書き換えによってようやく存在が安定。世界に存在できるようになったよ。



…瘴気生成能力がエネルギー生産能力に改変されたから事実上の永久機関。…ラーヴェとシュファラトは回復中で寝てる。…お父さんとお母さんは森野習、清水四季として死ぬまでは人間でしかない。し、260話時点まで修羅場過ぎてまともに喋れてなかった。



…そんなわけで、仕方なかったとはいえ自分がかつてやらかしたことと、改変で新たにどうしても生じる問題に馬車馬の如く対応している神だよ。事実上の主神。



…産みの親であるラーヴェとシュファラトはパパとママ。自分を安定化させてくれた、そしてある意味両親でもあるお父さんとお母さんを御父様、御母様と慕ってるよ。



…性格はほぼ百引叔母さん。不安定だった部分は存在安定化で落ち着いてるよ。ちょっと適当だけど、しっかりやる…そんな人。



…だけど、わたしたち同様、お父さんとお母さん…あ。これじゃわかりにくいね。ラーヴェ、シュファラト、森野習、清水四季の4人が大好き。



…なのはいいけれど、自分のことを絶対に忘れてほしくないと思ってるよ。…それこそ「自分が死んだら、悲しみのあまり死んでほしい」と思うくらいに。



一度、自分のことを完膚なきまでに忘れようとされた。それで名前が失われた。ニ ド メ ガ ア ッ テ タ マ ル モ ノ カ。



…原動力はこれだろうね。



…外見は百引叔母さんを乗っ取っていたからか、叔母さんが元。それに4人の要素を混ぜ込んだ感じ。



本編で分ったことは一部省略しているけど…これくらいかな。

 …これにてこの物語は終わりだよ(次にまだ地図が残ってるけど)。…この紹介まで読んでくれてありがとね。


 …この紹介も修正をかけたから、たぶんもう誤字とかおかしいところはないはずだよ。…もしあったら教えてくれると嬉しいな。



 …修正かけたから、流れ変わってるんだよね。前はわたしが飴を貰いに行って幕引きしたのだけど。



 …あ。忘れてた。…地球に帰ってからのお話はあげてあるみたいだから、よかったらそっちも呼んでくれると嬉しいな。…強制はしないけどね。



 …ん。それじゃあ、バイバイ、また会えたら会おうね。

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