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白黒神の勇者召喚陣  作者: 三価種
4章 獣人領域
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95話 消火

 啖呵を切った瞬間、目の前にいたハイエナ獣人の腹を二人仲良く殴る。


「ガッ!?」


 変な声を出して後方に吹き飛びながら、ハールラインの一派を巻きこんで倒れた。



 『身体強化』しているとはいえ、たったあれだけで殴った奴も、巻き込まれた奴も沈むとは思えないが…、さっさと数を減らそう。次だ次。



 四季とそろってシャイツァーと剣を取り出し、状況をまだ把握できていないのか、棒立ちになっている奴らめがけ振り下ろす。あ、腕の腱を狙ったつもりだったが失敗した。ちょっとちぎれかけたが、許せ。



 振り下ろした剣を切り返し、足も切る! これでこいつらは無力化できた。



「っ!?総員戦闘だ!邪魔が入ったが作戦に変更はない!」


 ハイエナ獣人の代わりだろうか? ジャッカルのような獣人…、ジャッカル獣人でいいか。それが声をあげた。



 あいつの位が高いのか、人望が高いのか、それとも単に、曲がりなりにも指示が出たからだろうか、ともあれ、敵は一応の統制を取り戻した。



 …まぁ、声をあげるまでに追加で4人ほど切り伏せたから、リーダー含め、7人が重症を負っているのだが。



 何でここまでの醜態を晒しているのやら。敵の事ながら心配になる。龍や幽霊とか、得体のしれないものと相対した時ならまだこの状況はわかるのだが。イベアに来た人たちの方がもっと根性があった。



「この位置なら、大丈夫そうですよ!」

「よし、やるよ!」

「はい!」


 片手を開けるために、シャイツァーを頭上に放り投げ、手を取り重ねる。



「「『『ウォータレーザー』』!」」


 紙から細い一本の水流が飛び出し、一直線に貫く。水流にわずかに遅れて「ズガァン!」という音が木霊した。



 威力抑えてこれか…!



 自分でも、心のどこかで「レイコたちに手を出すような奴の配下なら死んでもいいんじゃね?」なんて考えている気がしていたが…。まさかここまでとは。



 念のために口径を小さく取っておいてよかった。心臓も外してる。ただ、そんな雑な…、「即死しなければいい」精神で放たれた水流は敵対する獣人3名ほどの腹を貫通、その勢いをもって後ろに弾き飛ばした。



 こんな精神状態じゃ魔法は封印だな。狙いが逸れると本当に即死してしまう。



 ん? ハールライン一派と戦っていた人達も動いてないな。何故だ?



「劣勢だったからので、怪我人が多いのでは?」

「それの治療か?動いていないけど…」

「私に聞かれても困ります」


 だよね。



 目の前に無防備にも蹴りを外している獣人がいるから、顔を剣の柄で殴って、足をペンで突き、右へ動かす。痛みでしゃがみこんだところへ頭を膝と肘で挟み込む。



 いっちょ上がり。遊びで人に使ってはいけない技だな。これは。



 想定よりも破壊規模の大きかった魔法のせいか、敵は少し腰が引けている。そんな状態じゃ隙だらけ。とはいえ、威力のおかしい魔法を見せつけられて完全に戦意を喪失していないあたり、さすがではある。ガロウ達の話を聞く限りでは戦闘民族っぽいしな。



「で、どうします?」

「ん?あ、あの人達ね、とりあえず回復でもしておこう」


 四季は大きく頷いた。なら…、さっと手を繋いで、



「「『『回復』』」」


 柔らかな光がハールラインと対立していた人々だけを包み込み回復させる。よし、これであの人たちは大丈夫。



「なっ!?回復だと!?」

「馬鹿な!?あれほどの威力の魔法を放ったのに!?」


 叫んでいる奴らは無視。むしろ隙を晒してくれてありがとう。先ほど統制を取り戻させたジャッカル獣人を狙ってペンを投げる。



「っ!?」


 彼はすんでのところで首をひねって回避。だが…、



「うぎゃあ!」

「あーあ、後ろの人の目に刺さったぞ。ひどい奴だな」

「どの口で…ぷげっ!?」

「油断大敵ですよ」


 四季の投げたファイルが奴の顔面を捉えた。俺のペンをあんたは回避できるかもしれんが、全員が全員、あんた程回避がうまいわけじゃない。



「寝てろ」

「おやすみなさい」


 今なら魔法は撃ってもいいだろう。威力を抑えて…、


「「『『ロックランス』』!」」


 手足に4本の岩の槍。地面に縫い付け無力化完了。



「我らもやるぞ!なんだかよくわからんが、好機である!」

「というか、あの鬼畜二人にばかり活躍させんじゃねぇぞてめぇら!」

「「「おう!」」」


 動機が少々不順というか、おかしい気がするがスルーだ。何であれ戦ってくれるのであればそれでいい。



「おい、貴様ら!先ほどからペースをかき乱されすぎだ!少々のことで動じてんじゃねぇぞ!?きあ、グッ!?…カハッ」

「「「え?」」」

「「「は?」」」

「「あー」」


 引き締めにかかろうとした獣人が突然血を吐き、獣人達が敵味方問わず間抜けな声をあげ、俺達がため息をついた理由は簡単。



 犠牲者となった狐人は背後から飛んできた矢によって前向きに倒され、仕上げとばかりに数歩遅れて飛んできた4本の矢によって、先ほど『ロックランス』で無力化した獣人の末路をなぞるように、手足が地面に固定されたからだ。



 この変態的な矢の軌道…、そして無邪気さすら感じさせる無慈悲さ…。間違いなくカレンである。確信した。だが…、



「習君」

「了解」


 本当に彼女の仕業であるのか確認せねばならない。四季もそう考えていることは声からわかる。流石に、悠長に空を見上げている時間などない。ならば、作るまでだ。



 手近にいた犬獣人。たぶんチワワかポメラニアンだろうか? …うん。全然可愛くない。レイコやアイリの可愛さを見習うのは無理だろうけど、ガロウみたいにかっこよくなれ。



「お前、ずいぶん余裕だなぁ!?狂犬と言われた「ああ、そういうのいいんで」は!?」


 口から考えが漏れていたらしく、図らずも煽った形になり、単調な動きでこちらに向かってきた。間髪入れずに放たれた獣人の蹴りをしゃがんで避けて、股間に一発。



 悲鳴を上げているうちに膝裏を切りつけ、腕を掴んで振り回す。四季はその間に俺の肩に手を置いて、そこを支点に回転。空を仰ぎ見る。



 2,3回振り回したところで…、もういいだろう。十分見れただろう。



「四季!」

「いつでもどうぞ!」


 名前を呼ぶだけで察してくれるのがありがたい。獣人を掴んだ手を離し、投げ飛ばす。



 四季はそれを見て、勢いをたっぷり乗せたファイルを投げつけた。ただのファイルではあるが、シャイツァー。その強度は折り紙付き。ファイルの角が直撃した獣人は低い声をあげて意識を手放した。



「どうだった?」

「案の定でしたよ。」


 戦いながら四季は微妙な顔をして空の一点を指さした。



 その案内に従ってその方角を見れば…、ああ、いた。黒煙の中、見にくいが…、俺達が間違えるはずがない。今日も元気なカレンだ。というか、いつもよりテンション高め。あの動きは…、手を振っている? えぇ……。



「いたよ」


 若干、声が引きつっている気がするけど、なんとかこらえる。



「手を振られませんでした?」


 四季の言葉に今度こそ明確に顔が引きつった。何やってんだあの子…。援護するためにこちらをずっと見ていたはず。とはいえ、四季が上空を確認したのはそこまで長い時間というわけではない。精々数秒。それなのに、できるのか。



「満面の笑みでしたね…」

「護衛頼んだんだけどなぁ…」


 言ったところで詮方ないのだけど…、やはり言いたい。何やってんの。マジで…。



「ガロウとレイコが行くように促した…よな。たぶん」

「おそらくは。ですが…」


 四季はそこで言葉を切った。言わなくてもわかる。あの子……カレンなら、二人が何も言わなくても、遅かれ早かれ今と同じ状況になっていることぐらいは。



 とはいえ、今回はレイコがすぐそばにいたから、レイコ自身、カレンがうずうずして言い出す or 飛び出す前にそれを切り出したんだろう。



 ……レイコと護衛という言葉の意味のすり合わせが必要かもしれない。すり合わせしたところで今回と同じことやらかすだろうけど!



 それは置いておくとして…。とりあえず、カレンは大義を得て「やったー!」という状態なんだろう。あの顔と、心なしかいつもよりも矢が輝いている気がすることからして。



 今もビュンと飛来した一本の矢が、一人の獣人の足を射抜き地面に縫いつけ無力化。その上で、両手の手のひらを一本の矢が貫き一体化とか、容赦のない攻撃をしている。むぅ…・・。



「ひょっとして獣人達に対するフォローが必要か?」

「私にお任せを」

「じゃあ、任せる」

「わかりました」


 四季は惚れ惚れするような笑みを浮かべると一言、


「皆さん!矢は私の娘が撃っています!心配無用です!」


 と言い放った。



 俺や四季はカレンが上にいることを知っている。それに、シャイツァーでなんやかんやしてこういう軌道を実現させているのを知っているし、意味もなく酷いことをする子ではないのを知っている。



 だから、これを見たところで「相変わらずはっちゃけてるな…。」程度の印象しか持たない。だが、獣人達は別。



 俺達が知っていることを彼らは知らない。だから、これが魔物の攻撃かもしれないと思ったり、極端な話、天罰かもしれないと思う可能性は十分にある。…伝えた後で味方のはずの獣人の顔までもが恐怖に染まったのは少々解せないが。



「それにしても暑いですね」

「火の中だからな」

「そろそろ火を消していいかどうか聞きませんか?」

「だな」


 そろそろ聞いても大丈夫だろう。聞かなかった理由としては、



 第一に、聞くタイミングがなかった。全員が戦うので手一杯か、心ここにあらずのどちらかだった。今は、俺達とあんまり声を大にしては言いたくないがカレンのおかげで余裕が出来ている。


 二つはそもそも教えてくれる気がしなかったこと。いきなり来た奴が、「この火、作戦ですか?」と聞くなど、間者を疑われてしかるべきだ。これも今は、明確に声で、行動で、見せつけた後だ。問題ない。



 三つ目は、聞いた後の問題。十分に形成が傾いていない状態で、「消してくれ!」と言われたときに困る。



 火の範囲はかなり広い。だから、触媒魔法であってもこんなところから撃って消し止められる気がしない。



 使うならできるだけ中央で使いたい。となると移動必須。万が一、俺達が移動した後に壊滅! とか気分が悪い。これも今は、戦力がこちらに傾いた…というか、完全に逆転したので問題ない。



「すいません。この火って消してもいいものですか?」

「ふぁ!?あ、ああ。構わない。むしろ消してくれ。手が足りん!」

「了解です。消してきます。四季!」

「はい!あっと、町の中心へはどう行けば?」

「このまま真っすぐだ!」

「わかりました!」


 四季が町の中心への行き方を聞き、ところどころ焼け落ちた街並みを進み続け、猛火と黒煙を抜けた先、ひときわ目を引く大きな建物が無傷で存在していた。



 あそこが『イークッティヌ』ど真ん中のはず。そして、その周りには建物が立ち並び、その外に川に立派な木壁。…小田原城で有名な総構え方式だろうか? 城下町も囲んでいるようだし…。



 そして、見える限りでは橋は一本もない。おそらく全て落とした後。そのためか、火も煙もすべてここで止まっている。時折、炎は不満を表すかのように燃え上がるがそれだけ。壁を黒く染める事すらない。



「橋掛けるか」

「ですね。私達が渡りきれば落としてしまいましょう」

「「『『橋』』」」


 即断即決。もこもこと橋が完成。こちらを攻撃してくる人はいない。全員前線で戦っているのだろうか? 兎も角、好都合。素早く渡り終え橋を消す。



 人っ子一人いない街を駆け抜け中心へ。さすがにここには門番らしき人はいるが…、



「おい!止まれ!何用だ!」

「火を消しに!」

「中に入る予定はないです!」

「「は?」」


 まともに問答する気はさらさらない。やってしまった方が早い。困惑する門番を捨て置き、その場で飛び上がる。どことなく日本を思い起こさせる十重塔。その1層目を無視し、1階の屋根上へ。だが、ここからは普通に登るしかない。屋根が外に向かって開いているから、飛び上がるだけでは不十分。ッ!? 矢か!



 反応早いな! さっきの敵とは大違いだな。勤勉すぎる! もっとゆっくりしていってね! というかしろ。あ、でも、アイリに聞かれたら、「近衛舐めているの?」と怒られそうだ。



 だが、これくらいであれば脅威にはならない。全部シャイツァーを使って叩き落す。刺さりそうなやつはカレンの矢が潰してくれている。そんなものよりも、屋根がくるんと反り返っている部分が面倒。魔法は詠唱の関係か、建物に傷がつくからか撃ってこないしな。



 普通にジャンプするだけでは微妙に届かないから四季を背負って、飛び跳ねる。



 四季が手を伸ばして、屋根の縁を掴み、腕力でよじ登る。俺は四季が伸ばしている手に掴まって、ひっぱりあげてもらって…、登れた。なんだかんだでカレンの矢がいい仕事をしてくれる。



「次!」

「はい!」


 同じことをさらに8回ほど繰り返して登る。登るにつれて、屋根のせいで下からは見えない死角に入れたのか、階をまたぐごと…、とまでは言えないが、俺達を射る射手の数は減っていった。入り口の護衛を減らすのを嫌ったのだろう。それに、6階ぐらいになれば、射るために遠ざかったせいで当たってもかすり傷すらつかなくなった。



『身体強化』しているからだが。なければ怪我する。彼らがへぼいわけではない。



「ほぼ登り切りましたが…、中から攻撃されませんでしたね」

「ああ。完全に閉め切っているしな」


窓のようなものがあるのにも関わらず、中から攻撃が一切なかった。明らかに矢で攻撃するよりも効率がいいのに。



「俺達みたいな謎軌道をするやつとか、カレンみたいなやつを警k「なんじゃぁ!?離さんかワレぇ!?」……」


「警戒しているんじゃないか?」と言おうと思ったが、階下から響く怒声に思わず怯んだ。一体何なんだ…。



「わしにも出させろ、この間抜け共ォ!」

「ダメだ!今、大将に出られるとこの場で指揮をとれる人がいなくなる!」

「いなくても何とかなるじゃろうがァアア!」

「ああ!破壊しないで!拘束具!拘束具を!」

「おどれらぁ!わしがこの塔が好きで壊せないことを知っておいて、ここに指揮所を置いたうえで、窓まで閉めるかァ!?ア゛ア゛?」

「そうでもしないと止まってくれないじゃないですかー。やーだー」

「なめとんのかワレェ!?お!?壊れたぞ!?」

「「「ファ!?」」」

「逃すな!大将を捕えろ!」

「「「応!」」」

「今日、3回目じゃないですかー。やーだー。業務外だよー。何か出ないのー?」

「出るか!仕事の範疇!」

「おーぼーだー!」

「棒読みじゃねぇか!」


………これは酷い。顔をあげると四季と目が合った。…間違いなく同じこと思ってるな。というか、この状況で俺達と同じ考えに至らない人はいないんじゃないだろうか。そう思えるくらいには酷い。



「報告!侵入者です!」

「よし!出るぞ!」

「てめぇ!なんで今来た!」

「えぇ…」


あ。不味い。侵入者は俺らだ。あの会話を聞いていただけだが、あのおじいちゃんなら速攻できそうなので用を済ませよう。



「やりますよ」


四季が紙を渡してくる。だから俺は何も言わずに手を重ねる。



「「『『水爆』』」」


 名前は超物騒。だが、実態はそんなことはない魔法。それが、紙が消えると同時に発動した。



 俺達の繋いだ手から出現した水球がふわりふわりと天高く舞い上がり、ある程度の高度に達したところで停滞。その場でぐにょぐにょと形を変えたかと思うと、炸裂。圧倒的な量の水を周囲一体にまき散らす。



 水は全て川を越え、炎の上に着地。まるでアメーバが捕食するかのように、炎の息の根を止めていく。それが町の至る所で繰り返される。



 眼下に広がる街を眺める事暫し、炎は完全に水に喰われて鎮火した。あれほど空に立ち込めていた煙も、吹いた風に攫われ消えた。



「鎮火完了ですかね」

「ああ」


 後はハールラインを何とかするだけだ。言葉にせずともしっかり共有されている。降りるのは楽だ。



 まず、屋根の端へ行く。体を乗り出して屋根の端を掴む。そして、振り子の要領で体を揺らして下の屋根へ。これを繰り返せばいい。落ちてもまぁ、たぶん死なないのでサクサク降りる。



 俺が先に降り、後から降りてくる四季を受け止める。四季の頬が赤く染まり、尻尾がゆらゆら。喜んでくれているようだ。



 都合よくおじいちゃんが出てきたので彼に聞くか。



「おじいちゃん。ハールラインの居場所はご存知か?」

「誰じゃお主ら」

「それは後で。ハールラインの居場所は?」

「貴様ら。無礼だぞ。この方は『イビュラ』様だぞ!?」


 狼のようなおじいちゃん──さっき怒声を出していた人──はイビュラというらしい。結構偉い人なんだろう。が、今はどうでもいい。



「そんなことは聞いてません」

「我々が求めているのはハールラインの所在。それのみです。ご存じないので?」


 語気を強めて言ってみるが、委縮するだけ。知らないか…。さて、どうしよう。そんなことを考えていると矢が飛んできた。それも、先の折れた矢が。



 そして、それにはレイコとガロウの髪が結び付けられている。



「それは…!?」


 イビュラ爺が何か言っているがどうでもいい。



「「御免!」」


 それだけ言い残して、イビュラ爺の周りの獣人をかきわける。かなり雑だったので、怪我をさせたかもしれない。だから、『回復』を飛ばしておく。



 カレンには、何か伝えたいときの所定方法を指示してある。今回の、先の折れた矢は「危険」もしくは「ピンチ」を意味する。髪の毛は、その矢が意味することの対象者を指す。



 つまり、カレンからのメッセージは「レイコとガロウに危機」だ。

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