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怪盗カササギの超常騒動  作者: 春花
部室棟の怪談
6/17

速人と瞬と桜 日常パート

 ちょっとプロローグの初っ端を変えました。自分でも「ん~」と思っていたので、主人公が目を覚ました後にしてみました。こっちの方がにぎやかで私は好みです。

「ちょっと早くしてよ」

 懐中電灯を持っている女子生徒は、後ろからついてくる友達にじれったそうに呼びかけた。

「だって~、旧校舎って廊下の電気を六時半に落とすからもうけっこう暗いんだもん」

「あんたが部室に忘れ物するから悪いんでしょ」

 強気に言う女の子も、実はけっこうドキドキしていた。

 鳥ノ神島高校の旧校舎は木造の三階建てで、今は部室棟と化している。古い建物だから静かに歩いても床が鳴るし、暗くなってくるとそれっぽい雰囲気が抜群なのだ。夏休みになると、どっかの部活が必ず肝試しをやるほどだ。

「ね、ねえねえ、知ってる? 部室棟の怪談って」

「あんた怖がってるの? それともけっこう楽しんでるの? 楽しんでるなら一人で行って来てよね」

 怪談話をし始めようとする友達に、女の子は胡乱な眼差しを送った。どうしてただでさえ不気味なのに、怖い話までしようとするのか。

「ウソウソ、冗談だってば~」

 女の子が引き返さないように、友達は腕を掴んで引き留めた。

「でも、実際最近変なことが起こっているらしいよ」

「変なこと?」

「うん。変な光を見たとか、物の配置が変わっていたとか」

「ひ、ひかり?」

「? うん。光」

 引きつった女の子の顔を見上げ、彼女が指差す方を友達も見る。

 暗闇の廊下の向こうに、ゆらゆらと揺れる火の玉のようなものがあった。

 二人は金切り声を上げ、旧校舎から転げるように出て行った。



 前日にそんな騒動があったとは露知らず、速人と瞬は部室棟の一室にいた。二人がいるのは写真部の部室で、二人は部員である。時は放課後。グラウンドの方では元気のいい運動部の声が聞こえる。

 部屋の中心に机が四つ固められ、壁際には掃除用具が入っているロッカーと書類棚、あとは床に段ボールがいくつか並んでいる。そして、掲示板には色んな写真が張られている。

「兄さん、獅子姫さんのことですけど」

「う、うん」

 向かい合って座る瞬の真剣なまなざしに、どこか気後れして速人は返事をした。

「転入前から私達の名前や家の場所を知っていたことから、昔の知り合いの可能性が高いです。そして、兄さんの裸が気になるのはあの事件で負った傷のことを知っていて、どうなったのか知りたいからだと思います。最後に私に謝ったことから、私達二人に何か後ろめたいことがあるのでしょう。ズバリ、あの事件に関することだと思います」

「い、いやさ、瞬。その並べ立てていることから導き出される人って……」

「そうです。獅子姫さんはレオである可能性が高いと思います」

 どこかで見て見ぬ振りをしていた速人は、瞬にそれを突き付けられて天を仰いだ。

 二人の記憶の中にいる「レオ」とは親友の名前だが、本名ではない。本名は知らない。

 黄色い短髪で帽子をよくかぶり、正義感が強く、いじめられていた瞬をよく助け、いじめっ子に正義の鉄槌をかましていた。本当にヒーローみたいな子だった。小四の時の夏休みだけという短い期間の友達だったが、間違いなく二人の親友だった。

 ただし、「レオ」は二人と同い年の男の子だ。

「確かに髪色は同じだけど……勘違いじゃない?」

「だと思いたいのは、私も同じです」

 調べる対象である桜とクラスメイトなので、瞬は彼女のことをよく観察し、彼女の人となりをリサーチした。

 桜は校内でカササギの情報を余すところなく集めていた。それはもう、校内新聞の隅の記事から他愛のない噂話まで。ただ、熱心なのはそれだけ。思春期の女子が大好きな恋愛話や他愛のないおしゃべりなどにはトンと興味がないようだ。それにドラマやバラエティーを見ないせいか、話題もあわない。SNSのグループにも消極的だ。あと、男子に対しては素っ気ない。

 でも、孤立することはない。基本的に面倒見がよくていい人だし、この島で一番メジャーな話題、怪盗カササギに関しての中心人物だからだ。

 そんな桜が意図的に近づかない二人。それが速人と瞬だ。なんと、怪盗カササギについても聞いてこない。おそらく、二人以外には先生・校務員・学食購買のおばちゃんにまで聞いたはずの桜が。

 こうまであからさまに二人を意識している理由を考えると、思いつくのは二つ。

 速人のことを怪盗カササギと疑って慎重になっている。

 もしくは、何か近づきたくない理由が桜の方にある。

 前者はおそらく問題ない。もし勘付いているなら、慎重になるにしても探りぐらいは入れてくるはずだ。

 問題なのは後者の『理由』だ。

「レオは夏休みの終盤に、どこか遠くへ行くと言っていました。それが外国のことなら、帰国子女の獅子姫さんと重なります」

「遠くへ行くって、距離的な意味だけじゃなかったのか」

 本当に同一人物だった場合、帰って来たのに帰って来ていないような気がする。

 レオは外国で女性になるための手術を受け、長い時間を置いて、もう誰も彼のことを覚えていない頃合いを見計らって、女として地元に帰ってきた。

 転校前に速人達の家に来たのは、あの事件のことだけでなく、二人がレオのことを覚えているかどうかの確認にも来たのかもしれない。


 ……………………二人の間に重苦しい沈黙が落ちる。


 まさかこんな難しい問題に、十七歳になる身空でぶつかるとは思ってもいなかった。二人にしてみれば、宇宙船に当て逃げくらったぐらいの未体験・不思議ゾーンだった。

「獅子姫が転校してきてもう十日も経っていて、何度か話す機会があったけど、ぎこちなかったな~…………そっか。たぶん、向こうも切り出しにくいんだろうね…………いっそのこと、ぎこちない理由が俺のことをカササギだと疑っているからだといいんだけど」

「兄さん、それは本末転倒です」

 でも、どっちがいいかと考えると答えに苦しむ。

 そうなのだ。獅子姫は怪盗カササギを捕まえようとしている。二人としては、出来ることならボロが出ないように距離をおきたい。しかし、彼女が本当にレオならばそれはマズイ気がする。

「…………あまり、よそよそしくするのもいけませんよね」

「うん。男から女に変わって気持ち悪いから避けているって思われたら、獅子姫さんを傷つける。でも……果たして真実を知った時、変わらずレオの親友でいられるんだろうか」

 そう。いきなりのことで(もう再会して十日経っているが全然いきなりだ)、まだ覚悟が出来ていない。いや、覚悟云々の前に、レオかどうかの確認も出来ていない。ただ、状況証拠を並べ立てているだけで、真実を決しようとしない。単に、桜に聞けば分かることなのに。

 その時、速人は廊下からのバタバタとした騒がしい音を聞き取って、口元で人差し指を立てた。

「諸君! 我はまた撮ったぞ!」

 元気よくドアを開けて入って来たのは、ペタンとした黒髪のメガネ男子。

「あ、部長。お疲れ様です」

「どうしたんですか? そんなに慌てて」

 先程までの重苦しさなんて微塵も感じさせず、平常の態度で部長を迎えた。彼は写真部唯一の三年生で、名前は木下 歩。得意教科は数学だが、成績は平均かちょい下レベル。とあることに過剰な熱意を持っている先輩だ。

 部長は得意満面でメガネを指で押し上げて、レンズを光らせる。

「ふふふふ、篠木君。これが慌てずにいられようか、いやいられない! 見たまえ、この偉業を!」

 部長は人差し指と中指で挟んで、一枚の写真を瞬に突き出した。

 変にテンションが高いのはいつも通りなので、特に気にせず二人はその写真を受け取ってジッと見る。

 写真に写っているのは部室棟の木造旧校舎。時間は夜だ。その三階の窓にぼんやりとした白い光があった。

 二人は写真を見てから、腕を組んで得意気な表情をしている部長を見上げる。

「なんですか、これ?」

「人魂だな!」

 キッパリと言い切った。

「二人とも最近噂されている部室棟の怪談は知っているな!」

「いいえ」

「さっぱり」

 ……………………。ノリノリだった部長の動きがしばし止まる。だが、仕切り直すように腕を大仰に天へと掲げる。

「夜な夜な部室棟を徘徊する学生の幽霊! 昭和の女学生で教師との道ならぬ恋に疲れ、自ら命を絶った。その女学生が恋人を探して人魂となって現れるという! 呻き声を聞いたという証言も上がっている! つまり、この写真はその幽霊がいたという証拠写真!」

 話を聞いて、速人は「はぁ」と気のない返事をする。そしてチラッと瞬を見ると苦笑している。どうやらそのような気配はないらしい。

「ところで、こんな夜の部室棟の写真なんていつ撮ったんですか?」

「昨日、宿題を五回連続で忘れたペナルティーとして居残り勉強させられていたのだ」

「忘れないでください」

「怪盗カササギが二日連続で出たんだぞ! 宿題なんかやっている場合じゃないだろ!」

「計算が合いませんよ」

「何でもかんでもカササギのせいにしないでください」

 が、後輩達のツッコミにもめげず、部長は指でメガネを押し上げつつ、

「ふ、愚かな! 怪盗カササギの雄姿! 我が撮らずに誰が撮る!」

 二人に写真を扇状に差し出す。その枚数たるや、軽くトランプを超える。

「これはこの前のほんの一部だ。初の連日怪盗に我も熱が入ってしまってな!」

 二人は長くなりそうになるのを察して、それを見なかったことにして短く終わりそうな方へ話を戻す。

「見事な心霊写真です」

「さすがは部長。シャッターチャンスは逃さないですね」

「だろ? こういう一瞬を逃さないために、我はカメラを常備しているのだよ、諸君」

 おだてられて、部長はカササギの方の写真をしまってから、胸を張ってメガネを光らせる。

「私が撮りたい超常現象は常に予測できないタイミングで現れる。心霊・UFO・UMAなどは、残念ながら見たという証言だけでは信用されにくい。だからこその写真だ! 決定的場面を激写し、説得力を持たせるのだ!」

 部長は大仰に腕を振り、声に熱が入ってくる。

「トリックだ、ねつ造だとよく言われる。確かに、どうして都合よくカメラを持っているんだよ。パンピーがそう思うのは当然だろう……しかぁ~し! 情熱を持つ我らは! 常にカメラを持っているのだ! 出てくるのが分かっているからカメラを持っているのではない! いつ出てくるか分からないからカメラを持っているのだ! そこがパンピーには分からないのだよ! UFOを探すために空を延々と眺めているのはバカだって? ファーストコンタクトで歴史に名前を刻んでほえ面かかせてやる!」

 首に筋を立てるほど吠えている部長をなだめるように、速人は普通の調子で語りかける。

「それで部長はどうして怪盗カササギを撮るんです? 一応言っておきますけど、おそらくあの人は人間ですよ」

 穏やかな速人につられるように、部長も急速冷凍され鷹揚に頷く。

「うむ。それは分かっている。だが、いわく付きばかりを狙う彼には共感を覚える。きっと話も合うだろう」

 絶対に合いませんと、現在進行形で部長の勢いに引いている速人は思った。

「ズバリ聞くが、二人は怪盗カササギが盗んだ物品をわざわざ返す理由を知っているか?」

「え? 部長は理由を知っているのですか?」

 瞬がドギマギしながら尋ねると、部長は「無論だ」と言いつつ胸を張る。

「それはな……盗んだ物品を確かめた結果、何も憑いていなかったからなのだよ!」

「……………………」

 速人は口を真一文字にし、無の感情で部長を見ていた。

「これは広く噂されている真実だ! つまり、彼のアジトにあるのは本物ばかり! そこは魑魅魍魎が跋扈しているのではないかと言われている! あ~……一度招待されて、思うさま写真を撮りたい」

 速人は喉の寸前まで「イヤだ」という言葉が出てきたが、ちゃんと呑み込んだ。瞬の方は「本物って」と呟きが出ていたが。

 しかし……噂されている真実って、真実度合がかなり低いような気がする。

「今、カササギの話をしていたわよね」

 と、桜が遠慮なくドアを開けたので、速人と瞬はガタガタと机をならして慌てた。

「は! 速人……と、瞬」

 向こうも二人に気づいたようで……気まずい。まだ、桜に対して何の対応も対処も対抗も考えていないのだ。しかも、こういきなりのタイミングで現れるといかんともしがたい。

 桜の方は平静を装ってドアの表札を確認して、

「写真部だったのね」

「ここがどこか知らずにドアを開けたんだ……」

 その度胸というか、カササギに対する盲目的な所に速人は大きな汗を流して呆れた。

「獅子姫さんは、怪盗カササギへのアンテナでも立っているの?」

「いや、ちょうど廊下を歩いていたら聞こえたから」

「ふむ。この綺麗な女性は二人の知り合いか?」

 部長が当然の質問をしてくるので、二人は「うっ!」と心の中で呻いた。部長がいる今は下手なことを言えない。事はとてもデリケートな問題なのだ。

 チラッと桜の方を窺えば、彼女も二人が何と答えるか不安げにしている。

 速人と瞬は視線だけで意思の疎通をし、「転校してきたクラスメイトです」とひとまず無難な紹介した。自分達の秘密を抱えて他人の秘密を守る立場の二人だった。

 だが、若干桜は残念そうな空気を漂わせた。

「新入りというわけか。とすると、目的は部活見学かな?」

 旧校舎と新校舎は離れているため、目的もなく旧校舎の廊下を歩く生徒は少ない。

「あ、違うんです」

 桜はちょっと部室の中を見回して、

「何か無くなっているものとかある?」

 と言われて、三人も部屋を簡単に見回す。

「特に何かが無くなっているようには見受けられないが」

「そうですか。よかった」

「何かあったんですか?」

 聞かれて桜は躊躇いがちだったが、三人を見て口を開く。

「現在、学園で噂されている怪談は知っている?」

「もちろんだとも!」

 胸を張る部長の後ろで、

「さっき部長から聞いたからね」

 二人も小さく頷く。

「その噂の影で、実は部室のものが盗まれたっていう話が出ているのよ」

「え!?」

 瞬が口元に手を当てて驚き、速人も初耳の情報に驚いた。

「学園は騒ぎが大きくならないよう慎重を期して、本当に盗まれたのか、ただの勘違いか見極めてから警察に相談するそうなんだけど……」

「ちなみに、その無くなったものって?」

「小銭や小物の他、女子の衣類も数点」

「いやだ、気持ち悪い」

 身の毛もよだつのか、瞬は自分を抱きしめるように両肘に手をやる。

 部長は「ふむ」と口元に手をやり、

「写真部は各人がカメラを管理し、部のカメラは顧問が職員室に保管している。プリントは新校舎のコンピューター室で行うし、ここにあるのは……」

 と、部員三人の目は部室の隅にある段ボールに向かう。

「昔の名残の現像機器」

「もう使い方もよく分からないのに」

「いっそ持って行ってくれれば掃除も楽になるんですけど」

 などと、OB・OGが聞いたら悲しくなりそうなことを言う現部員達だった。

「それで、犯人は怪盗カササギじゃないかって言い出す人もいるから、一応私が様子見に回っているのよね」

 ようやく桜が見回っている理由に繋がったが、繋がった話に三人は聞き捨てならなかった。

「怪盗カササギがそんなコソ泥のようなマネをするわけがない!」

「予告状も無かったんだよね?」

「盗まれたものもいわく付きとは思えませんし」

 食ってかかってきた部長を桜は手で押しやり、

「予告状は無かったけど、今朝とある部室に来た生徒が「怪盗カササギ参上」と書かれた紙を発見したわ。見たけど、パソコンで印刷されたもので誰にでも用意できるものだったわ」

「怪盗カササギは事後報告などしない。返却する物品にすら、一言のコメントもないんだぞ」

「よく知っていますね」

 部長は得意げに胸を張って言う。

「怪盗カササギのことなら、我はちょっとうるさいぞ」

 速人と瞬はちょっとどころではないと、ゲンナリした。

「私もこれがカササギの犯行だとは思いません。十中八九、別人の犯行でしょう。防犯がしっかりしている新校舎じゃなく鍵ぐらいしかない木造の旧校舎を狙う所からして、おそらくこれは……」

「幽霊の仕業だ!」

 しばし、部屋に沈黙が落ちる。その沈黙を「は?」という桜の怪訝な声が破った。

「これを見たまえ!」

 部長が得意気に差し出したのは、先程見せた人魂の写真だ。

「それは昨日私が撮ったものだ。三階にバッチリと人魂が写っているであろう」

 桜は写真をちょっとだけ見て、すぐ部長につき返す。

「それが人魂のものですか。犯人の懐中電灯とか、それでなければレンズについたホコリですね」

 相変わらずの常識的見解だった。

「なんたる乾ききった灰色の意見! キミには潤いというロマンと夢がない!」

「……バカバカしい。どうしてそんな非科学的なものを信じようとするのか、理解に苦しみますね」

 完璧に呆れている桜は嘆息して肩を竦める。それを見て、部長は「ぐぬぬぬぬ」と悔しそうに呻く。

「いいだろう! ならばこれが人魂という証拠を、我が写真部が証明してやろうではないか!」

『巻き込まないでください』

 即行で速人と瞬が声を上げたが、ビシッと桜に指を突き付けている部長は聞いていない。

 それで、桜の呆れ顔が三割増しになる。

「やめてください。カササギを騙る変質者と出くわしたらどうするんです? 不用意なことはせず、部室の戸締りをしっかりしてくださいね。あ、ちなみにその写真を撮った時刻は?」

「七時十分過ぎぐらいだ」

「ありがとうございます」

 そして、桜は頭を下げて出て行った。

「じゃあ俺らもこの辺で帰ろうか」

「部長もちゃんと宿題やってくださいよ」

 と、速人と瞬は流れでスゴスゴと部室を後にしようとしたが…………ガシッと肩を掴まれた。

「二人とも喜べ。今日の楽しい楽しい活動内容が決まった」

 二人はどこら辺が楽しいんだと、肩を落として重たい闇を背負った。

「家に遅くなるって連絡しておくか」

 諦めた速人がポケットから携帯を取り出した。

 第二話の日常パートでした。怪盗ものなのに、二話目にして早速カササギが出てこない!? みたいな展開になっています。

 まあ、今回の主役が桜だから仕方ないんですけど。そんな桜の意外さが次回で分かります。

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