零章の人物設定
少しわかりにくいかなと思い簡単な人物紹介を載せときます。
天界に属する天使勢
◇リディア・デュミナス/リディエル(云白歳)◇
リディア→肩までの黒髪に紫の瞳。
リディエル→膝までの銀髪と紫の瞳
◇◇階級◇◇
中級第二位 力天使
林檎狂いとして有名なエリートヒラ天使。魔法も問題なく扱えるがミカエル直伝の短剣術のほうが得意。むしろ体力派。だけど頭は悪くない。他の同年同期の天使を差し引いてもかなり優秀な若い天使。『ミカエルの秘蔵っ子』と天界では呼ばれ有名。割と人間には友好的で好奇心旺盛なところもある。
◇クロウ/(アラエル)◇(?)
黒と白の羽毛をもつ鴉
◇◇階級◇◇
リディエルの相棒
黒と白の羽毛をもつカササギ。なのだが鳥の天使である。自分を拒絶した天界を嫌がり、姿を鴉としている。リディエルに助けられ共に行動をするように。
◇ミカエル◇(三千歳程度)
金髪ストレートのロングに紅い瞳
◇◇階級◇◇
大天使/天使軍の総司令官/栄光の天使
リディエルの育て親であり師匠であり、上司な天使。かなりリディエルをきつく育てたので密かに『鬼畜天使』と呼ばれている。口調は丁寧だが慇懃無礼。
◇ラエル/(ラミエル)◇(云白歳)
横髪の一部が長い金髪と緑の瞳
◇◇階級◇◇
力天使/ミカエルの秘書?
リディエルの同年同期の青年天使。雷の天使だがあまり仕事をしない。むしろ魔法具を造ってばかりの引きこもり。その度にリディエルに引っ張り出される。
地上界に属する人間勢
◇セルジュ・ペレスフォード◇(28)
襟足に届く群青色の髪に翡翠の瞳
◇◇階級◇◇
ペレスフォード候爵
魔法王国クロノティアの貴族。変わり者として有名。その実、嘘を見抜く瞳と魔物を引き寄せる『血の誘引』となる体質をもつ。そのため屋敷には魔除けとなる植物を植えた結界が張り巡らされている。穏やかで口調は優しいが魔法の才能があるので、戦闘時には荒々しくなることもある。
◇エレナ・ペレスフォード◇(17)
亜麻色の髪に翡翠の瞳
◇◇階級◇◇
ペレスフォード当主のメイド兼護衛/候爵令嬢
セルジュと同腹の妹。魔法の才能がないのでナイフを極めた少女。兄と家族のためなら人を殺すことも厭わない。リディア曰く『怒らせたらいけない女性』とのこと。紅茶をいれるのが上手。ダマスカス鋼のナイフを愛用している。
◇ランセ・クイロン◇(28)
短髪赤毛に金の瞳
◇◇階級◇◇
ペレスフォード家の庭師兼護衛
かつては魔法学園の天才とまで云われた人物。禁術や闇魔法が得意。親友を助けるために家を捨てた。趣味はハーブを育てること。
◇ノイシュ・ラドフィス◇(38)
灰褐色の髪と青い瞳
◇◇階級◇◇
ペレスフォードお抱えコック
泣く子も黙るような容姿だが気の優しいコックさん。笑顔が可愛い。口下手な乙女趣味満載な人。林檎好きのリディアのために日々林檎デザートを作っている。
◇バラッツァ・カラーチ◇(43)
褐色肌に赤銅色の髪と瞳
◇◇階級◇◇
ウィンダリアの街の定食&酒場主
顎に古傷のある元海賊な男。ガハハな大男で大抵は笑い飛ばす豪快な人。見た目にそう料理は意外とおふくろの味。
◇マルクス・ジェイド◇(24)
濃い茶髪にタレ目がちのダークブラウンの瞳
◇◇階級◇◇
不明
魔法具と思われるナイフで性格が激変したが、その支配から逃れてからは本来の気質である気弱な青年になった。リディア曰わく哀れなひと。
◇ユリシア・セヴェール◇(26)
肩甲骨あたりまで伸ばした青い髪と同色の瞳。薄いレンズのメガネ着用
◇◇階級◇◇
ウィンダリアの街の魔法雑貨店の店長
学者タイプの変人。実の弟をからかうのは日常茶飯事なひと。年下好きでリディアのことも可愛がる。
◇ノエル・セヴェール◇(16)
短髪青髪と紫色の瞳
◇◇階級◇◇
魔法雑貨店副店長
姉が変わっているのでしっかりしてしまった苦労人。主に帳簿担当。軽い性格のユリシアを怒鳴ることもしばしば見受けられる。