6話「東の街、オリエンス」
展開が早いかなとも思いましたが、さっさとギルドに入れたかったので、こうなりました。
追記︰
「初期装備に安全アイテムとかあるのにお金ないの不思議だね」
とのご指摘いただきました。
マジでその通りだと思います…なのでそのやりとりを
少し書き直しました。
読んでくださった方、また誤字報告や感想をくれた方
ありがとうございます。
「一緒に行きましょうか、街に。」
「え?」
神様、ティオと一緒に街へ行くことになった俺は、
レベル上げをしながら向かうことにした。
「これでっ最後!」
【レベルが上がりました。】
よし、レベル2に到達、少しだがステータスもあがった。街に着くまでにはレベル5まで上げたい。
一方、ティオさんはというと、
「ホーリーランス」
俺がまだ倒せない魔物を倒してくれていた。
「しかし、すごいですね。素でもこんなに強いなんて…神の力ありならどれだけ…」
「ありがとうございます。でも、これでも天界で下の方なんですよ?」
「え?」
マジですか…天界強者揃い…?
「まぁ、その話は置いといて…戦いには慣れましたか?」
「そう…ですね。多少は慣れたのかなと思いますが…」
正直、まだ抵抗はある。草原なので、動物系の魔物が多いから余計だ。
だが、そんなことを言っていたら、こっちがやられてしまう。
大丈夫だ、すぐ慣れる…慣れなきゃ、
「あまり、根を詰め過ぎないで下さいね?」
「あ、はは…ありがとうございます…」
ティオさんはすごく気づかってくれる。
まぁ、色々あったから余計なのかもしれないが…
ありがたい…気遣いが心にしみる。
俺も頑張らないと…!
さて、そんなこんなで魔物を倒しながら進んだ俺は、
「よし」
【レベル4に上がりました】
街手前にして、レベル4に上がった。
目標にはあと1足りないが…
「レベル上げはこのくらいで、もう街に行きましょう?疲れもたまっているでしょうから。」
「はい、そうします。」
そう言われたので、俺は街に向かうことにした。
街の門に着き、入ろうとしたのだが…
「お待ち下さい。街に入るには、1人銀貨一枚必要です。」
ん〜やっぱり必要なんだね…しかしあったかなお金…
と、アイテムボックス内を探していると…
「ちなみに、アイテムボックスは検索機能もありますよ?あと取り出したいアイテム名を言えば出せます。」
「マジすか…」
早く言ってよ…そういうことは…
まぁそれを聞いた俺は銀貨2枚を無事取り出して、
お金を渡した。
「はい。銀貨2枚…確かに。お通りください。
ようこそ、東の街、オリエンスへ。」
そうして俺とティオさんはこの、オリエンスという
街に、足を踏み入れた。
ちなみに、主要な街や人物はみんなラテン語で名前つけてます。魔法関連は英語や、一般的な異世界用語などからの引用です。
まぁうん。こういう説明すると展開読みやすくていいかなっていう…そんなことはないか。
あと、最初の投稿から今まで連続でランクインしてます!ほんとにありがとうございます!
いやはや、まさかここまで読んでくださる方がいるとは思いませんでした。
まだまだ精進しますので、是非お付き合い下さい!ノシ