『おぉ、死んでしまうとは情けない』
物語がやっと始まりますね。
追記:少し最後の方を書き換えました。
読んでくださった方。申し訳ありません。
「い、いやですね、あのつい心の声が漏れたというか…あの、決して悪い意味ではなく…」
マズイマズイマズイ…怒らせた…なんで余計なことを…
ほんと俺ばか…もうどうすんのこれ…
「貴様、覚悟は出来ているのだろうな…?」
覚悟…?え、怖いんですが。何されるのねぇ…
「と、言うと…?」
…こ、怖い…
「この村に住め。対価は労働だ。」
ん?え、は?
「え、あの…それはえと…え…?」
「頭まで筋肉だと思ったか?」
スゥ…
「あ、いやぁ…はは…」
じょ、冗談キツイよぉ…怒ってた訳じゃななかったのね…はぁびっくりした。
「だが次はないぞ。」
うん。ですよね。そう甘くはないですよね…
「…はい」
「よし、じゃあ労働について…とそこ前に住む場所か。どこがいい?」
どこがって…あの…
「…空いてる家あるんですか?」
「そりゃな。気付かないか?この村の人口に。」
…人口。確かにあんまり人を見かけないけど…
「まさか…」
…最初にあった人と、村長。あとは案内されている時に見かけた人くらい…見かけた人だけなら指で数えられるくらいしか…
「あの、この村の人口って…」
「13軒中、4軒しか人はいない。そのうちそれぞれ
1人、1人、1人、2人だ。」
5人…そしてそのうち2人は…
「最後の2人はもしかして…」
「あぁ、俺と嫁だ。よくわかったな。」
やっぱり。
「はは、なんとなく…そんな感じがして…」
指輪つけてるしね。同じやつ。
でも若くないか…何歳差なんだろう…
「同い年だ。」
「…え」
え、なんでわかった…
「顔に出てる。お前分かりやすいな。」
「うっ…」
「また顔に出てるぞ。」
ぐぬぬ…だめか…なんだろうな絶対に顔に出るだよなぁ…俺。癖なのかな…
「まぁ顔の話は置いといてだ。嫁さんの話だが。と。これは本人から話したいみたいだな。」
「え。」
「さっきぶりですね。」
「ど、どうも…」
まさかのご本人登場。
でもちょっと嫌な予感。いや、ちょっとどころじゃ…
…やめよう…考えるのは…とにかく聞こう。
「私はエルフです。」
「え、エルフっ!?」
oh…まさかの異世界の醍醐味エルフっ!キタコレ!
「とりあえず死んで下さいね。」
「ん?」
「え?」
そんな急展開あります?え、死ぬの俺?嘘でしょ…
その瞬間。目の前が真っ暗になった。
そして…
「『おぉ死んでしまうとは情けない』」
「は?」
どゆこと?
設定ガバガバだったのでここに書いてたやつは忘れてください…お願いします…(泣)