3-7
あれからどれくらい走り続けたろう。
多分、十分は足を動かし続けた筈だ・
その間、延々とわき出てくるミミズを倒しているのだから、私達の体力の消耗は大きい。
「っ、倒しても倒してもキリがない」
レールガンでミミズを撃ち抜いて、舌打ちをする。
いつになったら底に着くのよ!?
焦っているのは黒部さんも同じのようだった。
「っ……ふっ!」
ミミズの攻撃を避けて、真上からその首を切断する。その斧を軸に身体を回転させて、次々を押し寄せるミミズの攻撃を回避していた。
最初に比べると動きは鈍い。
……ここらへんで、私と黒部さんの地力の差が出てきたかな。
SWを一年も続けていれば、体力は嫌がおうにでも増える。
私と黒部さんでは、戦闘を続けられる継続時間が違うのだ。
黒部さんに押し寄せるミミズを撃ち、さらに背後のミミズに銃身を叩きつけ、スタンガンをみまう。
「っ、この……っ!」
左右から口を開けて迫ってくる二匹を大きく反対側の壁まで跳んで避けると、その二匹はすぐさま首をまげて私を追って来た。
っ、レールガンを撃つんじゃ間に合わない。
私は再び跳んだ。
今度は……二匹のミミズへ。
空中でスカートの中の鞘から一本ナイフを引き抜いて、投擲。ナイフが片方のミミズの脳天に突き刺さる。
ぐらりとそっちのミミズの身体が崩れた。
私はもう片方の無事なミミズの攻撃を身を捻って避けると、崩れたミミズの頭に着地、ナイフを引き抜いて、今しがた私に攻撃をよけられたミミズの胴に深くそれを突き立て、そのまま思いきり引き裂いた。
ミミズは口を大きく開けて苦悶を示す。悲鳴は無い。ただし、粘着質の唾液が口の中から噴き出た。
痛みに身もだえるミミズは無視して、私は黒部さんを見た。
彼女は周囲をミミズに囲まれてしまっている。
レールガンを放ち、その包囲に穴を開けた。
安定感のない場所でレールガンを放ったせいで身体が後ろに吹き飛び、壁に背中が激突した。
肺の中の空気が押し出されるような感覚。
私はその鈍い痛みを堪えながら、地面を横に転がった。
顔面の横から新たなミミズが生える。その際に飛び散った鉱石の破片が頬を掠めた。
生えた瞬間にそのミミズにスタンガンを喰らわせる。
未だに手の内にあるナイフを投擲。
それは、反対側の壁で戦っている黒部さんの背後で今にも攻撃をしようとしていたミミズの頭を貫いた。
「私の強さ以前の問題で、黒部さんもう死んじゃうんじゃないですか!?」
「平気、よ!」
私の挑発的な言葉に黒部さんは斧に生体火薬を装填、横振りでミミズを切り払う。その際に巨大な爆発が斧の振られた方向へと広がった。
反動で黒部さんの身体は宙を飛び、私の横に着地する。
「この程度でへばらないでくださいよ……?」
レールガンをミミズに撃ちながら言う。
そう。
こんなの、まだまだだ。
あの世界で金属生命体と戦った時にくらべれば、まだまだやれる。
「……」
無言で黒部さんが斧に生体火薬を装填、ミミズの群れにそれを投げる。
爆発がミミズを一斉に吹き飛ばし、その衝撃で斧が黒部さんの手元へと戻った。
と――、
爆発の中から無数のミミズが突撃してきた。
「っ、黒部さん!」
彼女の身体を蹴り飛ばし、同時に私も飛び退く。
ほんとうに間一髪の差て、私達のいた場所をミミズが打ち砕く。
この……っ!
私はトリガーを引いて、雷撃がそいつらを一気に貫く。
が、それでも尽きないミミズは、空中にいる私達へと襲いかかってくる。
レールガンは……チャージが間に合わないっ!
咄嗟に、突撃してきたミミズの顔面を蹴り抜く。
そして蹴られて突撃の威力を逸らされたミミズを黒部さんの斧が叩き割った。
直後……斧を振り抜いた黒部さんの脇腹にミミズが食らいついた。
「っ、く……ぁッ!」
強化繊維の服こそ破れなおものの、そのミミズの顎の力に黒部さんの表情が歪む。
即座に私は食らいついたミミズの胴を吹き飛ばす。
だが……だからといって黒部さんがすぐに体勢を立て直せるわけもない。
次いで突撃してきたミミズを、かろうじて黒部さんは斧の腹で防いだものの、そのまま彼女の身体は大きく吹き飛ばされる。
「黒――」
それに意識を一瞬だけとられた、その隙。
ミミズが目の前に迫っていた。
反射的にレールガンを盾にする。
衝突。
ミミズの体を受け止めたレールガンのフレームが軋んだ。
っ……。
黒部さんと同じように、私の身体も大きく、縦穴の底の方へと吹き飛ばされた。
重力が弱いせいで、ほとんど地面に引き寄せられることもなく、私達はそのまま一直線に空中を落ちていく。
そうしてしばらくして、やっと私達の身体が地面に接触した。
私は進行方向とは逆にレールガンを放って着地の際の衝撃を軽減。黒部さんも斧を地面に突き立てて無事に着地していた。
……一キロは飛ばされたろうか。
私達の荒い呼吸以外に、物音はない。
――ミミズを、振り切った……?
「……無事ですか?」
「問題、ない」
言いながら、黒部さんが懐から小さなケースを取り出した。
そのケースの中から薄い青色の錠剤を取り出す。
鎮痛剤だ。
黒部さんはそれを水なしに飲みこんだ。
「肋骨、何本ですか?」
それは、ミミズに噛まれた時の怪我だろう。
「折れたってほどではないわ。折れかけてる程度の些細な怪我よ」
それは、些細なとはいえない。
多少の痛み一つでも生死が左右される時があるのだ。
そんな骨にひびが入っているような状態でまともに動けるものか。
「もう限界ですね。貴方じゃこれ以上は無理です」
「……まだよ」
ぽつり、と。
その言葉には力がこもっていなかった。
「私はまだ貴方の強さを認めてなんていない」
「……」
ならばどうすれば認めてくれるのか。
それをいちいち問いかけるなんて、許される空気でもなかった。
あくまで私は強さを認めさせる。それだけの為にここにいるのだ。
ならば、彼女が認めないというなら、それを認めたと言い直させるまで続けるだけだ。
……しかし、黒部さんはそろそろ、本当に限界だろう。
少し休む……?
駄目だ。そんなことをしていてミミズがまた現れたら最悪としか言いようがない。
「なら、黒部さん……次からは自分を守ることだけ考えてください。攻めなくていいです。私が全部やりますから」
――強さを示すことに、一体どんな結果が伴うのか。
それは、正直分からない。
けれど無駄ではないと信じたい。
私は、奪った命に恥じない強さを誇りたいから。
それくらいしか出来ないから。
それについてくる結果が、無駄なんかであるものか。
「……ふん」
鼻を鳴らして、黒部さんは斧を担ぎ直した。
「だったら見せてみて。見てるから」
「元からそのつもりですよ」
言い切った――その瞬間。
地面が震えた。
ミミズではない。
あのミミズが現れる時とは桁違いの振動。
なに――が……!?
背後で、恐ろしいほどの崩壊音。
振り返る。
……な。
「は……冗談」
瓦礫と土煙を巻き上げながら、縦穴の壁の一部に空いた大穴からその影が姿を現せる。
大きい。
縦穴をまるまる塞ぐような大きさだ。
土煙が晴れて、その姿を視界にはっきりと捉えた。
それは……眼球だ。
巨大な眼球。白い目玉に黒い瞳がぽっかりと浮かんだ、少し歪な形をしたそれは、本能的な危険を引き摺り出されるような雰囲気を巻き散らかしている。
眼球の白い部分からは、大量の糸のようなものが生え、それは壁の中へと続いている。
それが何か……すぐに分かった。
糸の一本が大きくうなり、私達の前を通り過ぎる。
……ミミズだ。
なんてこと。
あの何千本あるかも分からない糸全部が……ミミズなのだ。
てっきりさっきまで戦っていたミミズを、私はてっきり、それぞれが個体なのだと思っていた。
だが、それが間違だった。
あれは……この眼球の一部でしかなかったのだ……っ!
ミミズの殆どは岩壁へと突き刺さり、空中に眼球を固定している。だが、その中で一割ほどのミミズは空中をさまよっていた。
嫌な汗が出る。
今しがた黒部さんに告げた自分の言葉が脳裏をかすめた。
――私が全部やりますから。
先走った。そりゃもう、とんでもない先走りっぷりだった。
ということは、なに?
これを、私一人で相手しろと?
…………ふ、ふふ。
嶋搗に金属生命体のマザーを一分足止めしていろと言われた時でもこんな危機感は覚えなかったかもしれない。
顔を片手で覆って、私は深い溜息をついた。
……いいわよ。
やってやろうじゃない。
「相手にとって不足はないわね」
不意に、自分でも意図せず笑みが零れた。
精神が高揚する。
眼の前の存在の威圧感に怯まぬようにと、タガが外れたようにテンションが上がり続けていた。
「こいつ倒せば、いくらなんでも認めてくれますよね――!」
叫んで……私は眼球へと跳び出した。
†
目の前のミミズの頭を踏みつける。
そしてそのまま、私はミミズの身体の上を駆け抜けた。
バランスの悪い足場に何度も転びそうになるが、それでもなんとか堪える。
視界の右上を影が覆う。
それに対し私は、退くのではなく……向かった。
側転するように跳んで、ミミズから脚を離す。代わりに、私のことを右上から狙っていたミミズの顎が私の立っていたミミズを食いちぎる。
仲間どうしでも遠慮なし、か。
食いちぎった同胞――いや、己自身の一部を咥えたままのミミズの頭に着地。
再び駆けだす。
すると今度は三匹のミミズが私の行く手を遮った。
がちがちと打ち鳴らされる牙の音。
私は……おかしいのかもしれない。
その音が、心地よくすら聞こえた。
上等……っ!
スカートの中からナイフを引き抜く。
そのナイフは先ほどのナイフと違って、刀身が真っ赤に赤熱していた。
私はそのナイフを構えると――スライディング。
ミミズの身体の上を滑る。そうして、待ちうける三匹の口の下を通り抜けた。
すれ違いざまに三匹の身体の表面を超高温ナイフで焼き切る。ドス黒い血が溢れ、三匹のミミズはのたうった。
三匹の下を通り抜けると、ナイフの柄を口で咥え、スライディングの勢いをそのままに、地面にしていたミミズの身体にレールガンの銃身を叩きつける。
その衝撃で私の身体が空中に放り出されると同時、スタンガンが起動する。
感電したミミズが力なく落ちておいくのを見届けもせず、私はレールガンを構える。
視線の先には……眼球の黒い瞳。
トリガーを引いた。
雷光が眼球の瞳へと飲みこまれていく。
そして、弾かれた。
眼球のガラス質の表面に、レールガンの弾丸があっけないほど簡単に防がれたのだ。
なんて強度……。
呆れながら、私は新たなミミズの身体に着地。と、そのミミズが大きく首を振って私を振り落としにかかった。
口に咥えていたナイフを手にもって、私はミミズが首を振るう動きに逆らわず、そのまま投げ飛ばされた。
ただし――眼球方向へだ。
凄い勢いで迫る黒い瞳に、私は空中ですれ違うミミズの身体へとナイフを突き立てた。
一匹では威力を殺すより先にミミズの身体が切れてしまう。二匹、三匹でも同じ。
しかしそれが十にも及べば、少しは威力も削げる。
二十なら尚更だし、それ以上ならもっとだ。
そうして私は投げ出された威力を殺し、眼球の表面へと着地した。
そのまま超高音ナイフを突き立て――ようとして、刀身が折れた。
「ち……っ」
折れたナイフを捨てて、私はジャケットの中から新たな武器を取り出す。
二丁の空気砲だ。
……レールガンは弾かれ、ナイフも折れられる強度。
でも、その強度だって無限ではない筈だ。
私は空気砲を眼球の目の前で構えた。
「耐えられる?」
にぃ、と。
自分でも悪人の笑いだと分かる表情を浮かべて、空気砲の引き鉄をひいた。
空気砲に弾切れはない。
そのリーチの短さという決定的弱点の代わりに、空気を弾丸にするという無限の攻撃回数を獲得している。さらに、威力もそこそこときた。
だから……撃つ。撃つ、撃つ撃つ撃つ、ひたすらに撃つ!
引き鉄を交互に弾きまくった。
果たしてどれだけの回数、引き鉄を引いただろう。
ピキ、という微かな音。
――は。
手ごたえを感じた。
その感触を確かめる暇もなく、横薙ぎにミミズの身体が鞭のように撃ちつけられた。
左腕をたてる。
ゴキリ、という音と、激しい痛み。
「っ、ぁ……っ!」
手の中から空気砲が零れ落ちる。それを気にする余裕もなかった。
右手の空気砲をミミズに放つ。空気の塊にミミズの皮が千切れた。
そのままミミズは私から離れていく。
私はと言えば、左腕を折られた状態で大きく吹き飛ばされていた。
残った空気砲を捨てる。
そして、近くの壁に着地、膝をついた。
「っ……」
痛みをこらえて、レールガンの側面にあるダイヤルを片手で器用に調節。それを押し込んだ。
レールガンの下部から、地面に一本のスタンドが突き立つ。
私はそれを軸に、レールガンの狙撃モードを起動させた。
銃身の脇から薄いモニターが現れ、そこに眼球の表面が映しだされる。
狙うのは……さっきの。
眼を凝らす。
時間が遅く感じた。
ミミズが私に向かって振り下ろされる。
無視。
ひたすらにモニターを凝視した。
そして――見つける。
眼球の表面に出来た……小さなひび。
空気砲の連射に耐えきれなくなった眼球に出来たひとすじの綻び。
狙いが合う。
トリガーを絞る。
雷光が弾ける。
それらの動作は一瞬の出来事。
レールガンから放たれた一条の光はそのまま眼球に触れる。まるで全てが停止したような錯覚。
バリ、ン。
眼球の表面が砕け、雷撃はそのまま眼球の内側えと。
びくり、と。
眼球から生えていたミミズが一斉に痙攣を始めた。
その痙攣は数秒続いて……唐突に止む。
身動きする気配はない。
眼球の黒い瞳が徐々に薄れ、灰色に変わる。
……やった?
凍りついたかのように眼球は動かない。
…………どうやら、本当に倒したようだ。
――マジ?
うわあ。
やっちゃったよ、私。
左腕とか武器とかいろいろ損害はあったけど……あんなの倒しちゃったわよ?
……は。
「は……ははは……はっ」
勝った!
喜びが込み上げてきた。
ブラックスペースの、それもこんなデカいやつを私一人で倒してしまった!
これが喜ばずにいられるものか。
黒部さんを振り返る。
彼女は……地面にへたり込んでいた。
それを見て確信する。
私が勝ったのは、あの眼球にだけではないのだ、と。
「……なによ、それ」
呆然とした声。
「強いじゃないのよ……貴方」
「だから最初からそう言ったでしょう?」
左腕を押さえながら、私は口の端を吊り上げた。
「……そう、ね」
黒部さんも、か弱い笑みを浮かべた。
「本当に……強かったのね」
そして――その頬に水滴。
「ねえ、天利さん」
「……なに?」
彼女が私への敵意を露わにしてから、私のことを名前で呼んだのはこれが初めてだった。
「貴方は……そんなに強いのに……なのに、彼は助けられなかったのね」
「そうね。無理だったわ」
あるいは嶋搗ならば――とも考えたが、やはり無理だったろう。
確かに、嶋搗がもしあの段階で魔術を使えば金属生命体は屠れたに違いない。
だが……そうすれば確実に多くのSWが嶋搗の魔術に巻き込まれ、消し飛ばされたろう。あれは、そういう大規模な攻撃だ。
というより……彼が最初に金属生命体に身体を貫かれたその段階で、私の目測が正しければ既に致命傷を負っていた。人体の構造は、それなりに把握しているのだ。
結論として……私が例え嶋搗を遥かに超えた強さを持っていたとしても、彼は助けられなかったろう。
「そっか……」
重力の弱いこの世界では、涙が綺麗な玉を作り出す姿がはっきりと見ることが出来た。
綺麗で……悲しい宝石。
「どうしようも、なかったんだ……」
宝石は次々に零れ落ちる。
「分かってた……本当は、あの世界でどんな状況に陥ったのか、人伝に聞いた時には……もう彼はどうしようもなかったんだな、って……なんとなく、分かってた」
ならば、どうして私を――なんて、私は嶋搗のようにそこまでデリカシーが欠けているわけじゃない。
「でも、分かりたくなんてなかった。彼の死がどうしようもなかったなんて……そんなの……嫌だった」
人は「もし」「たら」「れば」を考える生物だ。
そしてその可能性に、有り得ないと分かっていても、手遅れの希望を抱く生物でもある。
「もし」あの時彼の生きる可能性があれば。
私が彼を生かそうとしてい「たら」。
彼が助かってい「れば」。
大切な人を失った黒部さんに……その思考は拠り所だったのかも知れない。
画を捨てて、知人は周りから離れていき、両親にも拒絶されて……他に、何もなかったのだろう。
「……そっ、かぁ……もう、どうしようもないんだ……どうにも、ならなかったんだ……」
これが……私の強さが選び出した最後か。
彼女の手遅れの希望すら打ち砕く。
人でなしね、私は。
「……馬鹿みたい。もう無理なのに。戻ってなんて、こないのに……」
独白する黒部さんの姿を目に焼き付ける。
この人は、私が不幸にした人だ。
覚えてなくちゃいけない人だ。
私が望むように生きる為に踏みつけた人なんだ。
私は強く……そんな人達から眼をそらさずに向かいあえるくらいに強くなるんだから。
拳を握り締めた。
「一つだけ、教えてください」
どうにか言葉を紡ぎ出した。
「彼の名前――なんていうんですか?」
「……幸平。麻原、幸平」
麻原幸平。
その名前を、しっかりと胸に刻む。
――私の器は決して大きくない。
だから背負うことはできないけれど……。
ときどき思い出すくらいのことなら出来るから。
「黒部さん……」
「私は……強くなる」
私がなにか声をかけるより早く、黒部さんがそう言った。
「強くなって……もうこんな想いをしないで済むように……」
「そう、ですか」
けれど……黒部さん。
「貴方は弱いです……今は、まだ」
そして――、
「――――っ!」
広い縦穴を黒部さんの慟哭が震わせた。
その黒部さんの泣き声はしばらく響き続ける。
戦闘、書くのは楽しいけど読者に伝わるかどうかは……どうなんだろう。
それはともかく……うーん。最後のほうの黒部さんの独白の部分。もっと良くしたいけど作者の能力が低すぎる。
というか、やっぱり展開速すぎたかな?
アマリンのちょっと暴走気味な発言もやりすぎたかも。
それに本当は最後、もう少し戦闘シーンが続くはずだったんですけど、そこは流れ的にくどいのでカット。
三章は反省の多い話だなあ……。
精進せねば。
あと一話で三章は終了です。




