3-2
修正点、問題点などありましたら一報ください。
「おい」
我慢の限界というやつで、俺は苛立ちを露わに、ベッドの横でパイプ椅子に腰を下ろしている馬鹿に声をかけた。
「……」
無視とはいい度胸だ。
手を伸ばす。
そして、馬鹿の頬を摘まんだ。
「いひゃい……」
反応、薄……。
いつものこいつなら「なにすんのよ馬鹿!」とでも叫びながら暴力を振って来るところなのに。
軽く寒気すら感じるテンションの低さだった。
病室に入ってきた時からこれだ。
今朝退院報告に来た時は無駄に元気だった癖に、夕暮れ時にひょっこり現れたかと思うと、無言のまま腰を落ち着けて、それからずっと陰湿な雰囲気を撒き散らしている。
病人がいるのに、その病人より暗い雰囲気だして何様だこいつ。
という毒を吐いてもいいが、ここは俺も空気を呼んでおこう。
「どうしたんだ、天利?」
うなだれる天利の様子からして、何かあったのは明らかだ。
「……」
「……」
あ、無理。
空気呼んだのにこいつ俺の親切心を無にしやがった。
サイドテーブルから分厚いM・A社のカタログを手にとって、それを天利の頭にたたき落とした。
「あだっ……なにすんのよ! 痛いじゃない!」
ようやくいつもの感じになったな。
「はあ……」
……と思ったら、すぐに元の状態にもどりやがった。
天利は人を苛立たせる天才なんじゃないだろうか。
「落ちこむのは勝手だが、何故俺のところで落ちこむ」
「……いや、あんた暇そうだし」
そりゃ暇だがな。病人だし。
暇じゃない病人ってどんなのだよ?
ベッドの上で素振りでもしてろってか。そんなことしてたらシスターに殺される。
……わりと冗談じゃないから笑えないな。
「で、俺が暇だからって俺のところで落ちこむ理由にはならないだろ?」
「……そう、ね」
――ああ、くそ。
もう本当にいい加減にしてくれ。
「何か相談したいことがあるんじゃないのか?」
仕方ないので、俺から切り出してやることにする。
明らかに天利は腹の内になにかを抱え込んでいる。そのくらいは見て察してやれるくらいの付き合いはしているつもりだ。
それを吐きだしたくても吐き出せない状態が今のコレなのだろう。
「うん……」
こくり、と天利が頷く。
で、沈黙。
……俺ももうこいつ無視していいか?
ここまでお膳立てしてやったのに、どういうつもりだこいつ。
寝るか。
――……こんな雰囲気で寝られるかよ。
「あー、ったく」
本当に、しょうがない……。
「話してみろ。暇潰しくらいの気持ちで聞いてやるから」
「……」
「話さないなら出ていけ」
「……あの、ね」
やっと話す気になったようだ。
「嶋搗は、あの時のこと――覚えてる?」
「あの時?」
そんな言葉だけれ分かるわけもない。
聞き返した俺に、天利は話を始めた。
†
退院初日なので学校は休んだ。
けど異次元世界には行きますけど何か?
「ふんふんふー」
鼻歌交じりに、大きな長方形のものと小さなものの二つのケースを抱えてロッカールームに入る。
ちなみに大きい方のケースはけっこう重い。
強化剤を飲めばどうってことないんだけどね。
ロッカーの前にたった私は一旦ケースを地面に置き、ロッカーに自分のナンバーを入力。
装備一式が地下収納庫からこのロッカーの中へと運ばれてくる振動。
扉を開ける。
そこに、懐かしき我がSWの愛用品達。
――けど、ほとんどボロボロ。特にジャケットとかやばい。普通にボロ布。
まあ、あの事件の時に着ていた服をそのまんまロッカーに突っ込んでたらしいから、当然よね。
ちなみに突っ込んだのは女性の看護師。そりゃいくら常識知らずのSWでも男性を女性更衣室に入れたりしない。
ボロボロの装備を取り出して、丁寧に畳んでから脇に置いておく。
代わりに、小さい方のケースを開ける。
そこに新品の装備。
なお、全開と全く同じ製品である。
私は普段着を脱ぐと、新品の服に袖を通した。
……ん。
とりあえず少しパリッとした感じが抜けてないけど、それは着ていけばすぐに馴染むでしょ。
私は普段着をロッカーの中にしまうと、置いてあった古い装備を新品の装備が入っていたケースにしまった。
これはリサイクルに出すとして……と。
さあ、ついにきたわね。
大きなケースを見つめて、小さく咽喉をならす。
……新型レールガン。
初お目見えだ。
ケースの固定具を外し、開く。
緩衝素材をどけて……金属のフォルムが視界に飛び込んできた。
……これが、私の新しい相棒か。
首にかけた古い相棒を指先で撫でてから、レールガンをケースから取り出す。
大きさは、元のものより少しだけど厚みがなくなったかな?
重さは普通に軽くなっている。多分七割くらいの重量。
で、反動軽減によって射撃の度にいちいちスタンドを出す必要がなくなった。スタンドを出すのは精密射撃の時くらいか。
よろしくね。
レールガンを少しの間見つめる。
……――よし。
立ちあがって、強化剤を飲んでからレールガンのベルトを肩にかける。
いこう。
ロッカーを閉めた。
二つのケースはロッカールームの端の方にあるダストシュートみたいなところに入れて、更衣室を出る。
さて――。
広間に入った私は、適当に周囲を見回してみる。
知り合いの姿は……ないか。
けれど少しだけ周囲から視線を感じる。多分、私が噂の金属生命体のもとから生き延びた人間だと気付いて興味が向いているのだろう。
そんな視線は無視して、私は広間の中を歩きだした。
とりあえず一人で出ようかな。
簡単なレベルの世界なら、一カ月越しで身体の鈍っている私で、一人でなんとかできるでしょ。
……とはいえ、やっぱり前衛欲しいなあ。
嶋搗レベルとは言わずとも、せめて私の背後をカバーするだけの技量がある人ならなおいいんだけど……知り合いがいないならしょうがないか。
赤い扉の横にある端末に手を伸ば――そうとしたところで、横から出てきた手とぶつかった。
「あ……ごめん」
「いえ、こちらこそ」
見ると、私と同じように端末に手を伸ばしていたのは一人の女性だった。歳は……二十代前半くらい。私が言うのもなんだけど、女性のSWなんて珍しい。
装備は……背中にさしてある斧、でしょうね。あれは確か八雲鉄工の傑作の一つで、大破砕式戦斧、とかいったっけ。
なんでも、普段はただの大きな斧だけど、刃の部分に生体火薬を装填することが出来て、それを物体に攻撃した瞬間に爆発させることで威力を馬鹿みたいに跳ねあげる、とか。
強度に関しては八雲鉄工の折り紙つきだから、その爆発で自壊したりはしないだろう。
……見かけによらずパワーファイターね。
「先にどうぞ」
別に急いでるわけじゃない。
女性に先を譲る。
すると……、
「あの、後衛でお一人、ですか?」
女性に声をかけられる。
「そうですけど?」
「なら、よろしかったらご一緒しませんか? 実は私も一人で、少し不安だったんです」
あ、丁度いいや。
「なら、こちらこそ、お願いしていいですか?」
「はい」
前衛ゲット。
なんか幸先いい感じ。
そんなこんなで早速私達は端末を操作して、行き先の異次元世界を決めた。
赤い扉をくぐって、役員の人に端末から発行されたカードを差し出すと、《門》が次元の壁に穴を開ける。
私達が《門》を抜けると、薄暗い場所に出た。
どうやらこの世界の《門》は洞窟の中に設置されていたらしい。
「あっちが出口みたいですね」
女性――黒部京子さんが指さす方向には光。
そちらに向かって歩き出す。
そして……眩しい光。
掌を目の上にかけて影をつくる。
しばらくして目が明るさに慣れて、周囲の光景が見えるようになってきた。
砂漠。
私達のいた洞窟がある岩山以外、果てしなく砂漠が広がっていた。ただし、気温はそれほど高くない。
レベルはそれほど高くない。私からしてみれば十分に安全圏と言える世界だ。
かといって、もちろん油断はしないけれど。
「それじゃ、行きますか」
レールガンのベルトの位置を直して、私と黒部さんは歩き出した。
しばらくは無言で歩いていたけれど、不意に彼女から口を開く。
「助かりました、天利さんに会えて。正直、一人で異次元世界に出るのはまだ怖くて」
「黒部さんは初心者ですか?」
「えっと……もう三ヶ月になりますね」
三ヶ月。
そのくらいの時期は、SWを続けるか続けないかの分岐点ね。
初心者の大半がここでSWを辞めるという賢い選択をして、一部の馬鹿はそのままSWを続け、初心者という枠から外れる。
黒部さんはどちらだろう。見た感じ、穏やかな人っぽいけど。
「いつもお一人で?」
「いいえ。実はSWの実地試験でお世話になった男性といつもは出ているのですけど、今日は無理で」
「そうなんですか」
……なんか、私にも身に覚えのある話だった。
私も嶋搗とはそんな関係だし。
なんか親近感。
黒部さんとは仲良くなれそうだった。
「あ……出ましたよ」
私が先にその変化に気付く。
私達の進む方向で、砂が盛り上がった。
そして、砂の下からそいつが姿を現す。
……カタツムリとカエルを足して二で割った感じの生物、と言えばいいのだろうか?
大きさは私の腰くらい。なんか奇妙な形をした生物だった。キモいようで微妙に愛嬌があるのが、なんというかシュール。
動きは極めてのろい。
簡単な世界に来すぎたかもしれない。これじゃあ錆び落としにすらならない。
「私がやっちゃっていいですか?」
黒部さんに尋ねると、彼女は快く頷いてくれた。
……よし。
それじゃ、あんたの力見せてもらうわよ。
砂を踏みしめ、レールガンを構える。
そして、トリガーを引く。
衝撃。
身体が揺れて、けれど倒れるほどではない。なるほど確かに、反動は随分と軽減されているようだった。
打ち出された雷光が、相手の身体を貫く。
レールガンの構えを解いた。
「それじゃ黒部さん、さっさと収集して次に――」
ぞくり。
黒部さんを振り返るより速く、背筋に怖気。
私の勘が告げていた。
避けろ、と。
その声に従って、私は横に跳んだ。
直後、風を斬る音がして、砂が大きく舞った。
っ――!
どういう、こと……!?
「なんで……こんな……」
意味がわからなかった。
いきなり、どうしてこんなことを!?
「――黒部さん……っ!」
私の視線の先には、斧を振り下ろした姿勢の黒部さんがいた。
あと少し私が避けるのが遅れれば、私はあの斧で殺されていたろう。まず間違いなく。
砂の中から斧を引き抜いた黒部さんが肩に斧の柄を預けて、私を見た。
息を呑む。
信じられないくらいに感情のない瞳だった。
「……私がどうしてこんなことするか分からない? 分かるわけ、ないか」
「どういう、こと?」
尋ね返すと、黒部さんが力なく笑んだ。
「さっき言ったでしょ。実地試験で知り合った男性がいるって」
「……」
「私と彼ね、付き合ってたの」
何故、そんなこと、をそんなにも悲壮な顔で言うのだろう。
「でも彼――死んだわ」
彼女の斧を握る手に力がこもったのが見て分かった。
……ご愁傷様、とは思う。けれど、なぜそんな話を今するのか。
だいたい、なんで私を攻撃したのか、その理由が聞きたいのに……。
「貴方に、殺されたの」
「なん――ですって?」
馬鹿な。
身に覚えがなかった。
困惑する私に、黒部さんの瞳が狂気を宿す。
「まだ分からないの……!?」
――身に覚えがない、ですって?
私は何を言っているんだ。
冗談を言うものじゃない。
私は次の黒部さんの発言に、自分の愚かさを呪った。
身に覚えがないわけが、なかった。
忘れてはいなかった。
ただ、殺したという意識が、私の中であまりに薄すぎただけだ。
「貴方が一か月前に、あの事件の時に撃ち殺した男のことよ!」
「――っ!」
その光景がフラッシュバックする。
それは、死線をくぐり抜けた世界の出来ごと。
生まれて初めて、無機物生命体と出会った。
混乱の中で、《門》に撤退するSW達。
そのうちの一人が、脚を金属生命体の脚に身体を貫かれた。
悲鳴をあげる彼の身体が次々に貫かれていく。
私は、助からないと思った。
だから……せめてこれ以上苦しまないで済むように、と。
殺した。
無慈悲に。
引き鉄を引いて。
「あなた……は……」
あの人の、恋人……。
私が殺した男性の……!?
そんな……そんなことって……。
「なんでよっ!?」
黒部さんが斧を振り下ろしてきた。
それを横に回避する。
さらに連続して斧が振るわれる。
っ……早、い。
それを避けながら、私は黒部さんを見た。
彼女は……涙を流しながら斧を振るっている。
狙いは滅茶苦茶だ。
避けるのは容易い。
けれどその刃以上に……言葉が胸を抉った。
「なんで彼を殺した貴方が生きてるのよぉ!」
「それ、は……っ」
言い分なら、ある。
あの時、もう彼はとてもじゃないけれど助かる怪我ではなかった。あれ以上苦しめたくなかった。
でも……それを言うのは、間違ってる。
だって、黒部さんは、きっとそれを分かっているから。
分かっていないなら、あんな悲しい顔はしない。
きっともっと、憎悪にまみれた顔で私を殺そうとする筈だ。
でも、分かっていて……分かっていても……彼女は、それを認めたくない。
理屈じゃない。
人の感情が理屈じゃないことなんて、私はもうとっくに知っている。
それが時に抑えがたいものだってことも。
私も、そうだったから。
母に――あの女に娘として捨てられた時に、私も……。
だけど、私のその感情より、今の黒部さんのそれは、遥かに大きいに違いない。
私には愛する男性なんて、今はいないけれど……もし逆の立場になったとして――例えば嶋搗を――どうしようもないからと殺されて、それで黙っていられるか……。
そんなわけない。
でも……だからって……っ。
レールガンのトリガーに指をかける。
そして、撃った。
――黒部さんの足元を。
砂の柱が立ち上がり、落ちてきた砂粒が黒部さんへと降り注いだ。彼女はレールガンの一撃に身体を硬直させている。
「……ごめんなさい」
謝ったのは、自己満足だ。
黒部さんに言葉を届けたかったわけじゃない。
ただ……謝らなくちゃ、心が潰れそうだった。
人の死は……思った以上に重い。
分かっているつもりだったけど。
常に死が隣に佇んでいるという覚悟はしていたけれど。
それでも……甘かったのだ。
死が私なんかが覚悟できるような代物ではなかった。
あまりにも遅く気付く。
「謝るなら、謝るなら彼じゃなくて貴方が死ねばよかったのに!」
甲高い咆哮に、耳を塞ぎたい衝動を叩き伏せて、黒部さんに肉薄する。
上段からの大きな一撃が放たれた。
それを紙一重で避ける。髪の毛が一束、宙に舞い上がった。
砂漠に潜り込んだ斧の柄を、脚で踏みつける。
黒部さんは斧を手元に戻せない。
私と彼女の距離は一メートルもなかった。その顔を濡らす涙は、酷く冷たく私の心に染み込む。
「死ねない。私は……死なない。例えもう一度あの時のようなことが起きても、私はきっと同じことをして、きっと生き残って見せる」
「なによ、それ……っ!」
言葉というものは、なんて不自由なのだろう。
伝えたいことの一割も、伝えたい相手には伝えられない。
もどかしくて、苦しくて。
だから、まだ伝えようと努力する。
一割しか伝わらないなら、今の十倍の言葉を用意すればいい。それでも足りなら、更に何倍でも、何十倍でも。
「誰かの代わりに私が死ねばいいとか、誰かが死ぬなら私も一緒にとか……そんな綺麗事、私は絶対に言わない。私は……どうせ綺麗事だっていうなら、誰もが生き残る、最高に幸福な終わり方がいい」
「だったら、何で彼を……!」
「でも現実は綺麗事じゃない!」
言おう。
それがどれほど残酷なことでも、私は私の想いを彼女に伝える。
「現実に人は死ぬ。死んで、死んで、死んで、死んで……あっけないほど簡単に人は死んだ! 誰に声を届けることすら出来ずに死ぬ! 知らない場所で、どれほど願っても、どんなに幸せでも、待っている人がいるとしてもっ……人は、死ぬ」
あの時。
金属生命体の満ち溢れた異次元世界で……《門》の設置場所を探しに行ったSW達がいた。
彼らは……死んだ。
私のすぐ側で……けれど認知できないところで彼らは死んだ。
その時の彼らの気持ちを代弁するなんて真似は間違っても出来ないけれど……死にたくなかったに、決まってる。
それでも死んだ。
現実だ。
そうやって、何か一つでも間違えたら命を落とすのが、現実だ。
「生かしたいわよ! 生きていたいわよ! でも、それが無理なんだからっ……無理、なんだから……っ」
だから……私はっ!
「死んでしまうなら、せめて……その最低最悪の中で、最良の終わり方を求めたい」
言外に、私は言う。
彼の終わり方が、最低最悪の中の最良だったと。
――傲慢ね。
でも、私はそう信じている。
あれ以上彼が苦しむのを見逃せなかった……だから殺した私の行動が、間違いであっても、愚かではなかったと。
それに……嶋搗はあの時、私に行ってくれから。
よくやった……って。
だから私は、彼の言葉だけでも私を信じられる。
「……なんで、よ」
黒部さんの手から、斧の柄が落ちる。
そして彼女自身も砂の上に膝を落とした。
「なんで……そんなに、強いのよぉ……!」
強くなんて、あるものか。
今だって、必死に身体が震えだすのを耐えているのに。
強がってるだけだ。
ここで弱さを見せたら、私は黒部さんに何も言えなくなってしまうから。
「――貴方は、弱いわね」
びくり、と彼女の肩が跳ねる。
この言葉の意味を、黒部さんがどう解釈するか。そこに私の介入する余地はない。
でも、私の意図が伝わればいいな、と思う。
私は黒部さんに背中を向けて歩き出した。
言うことは、これ以上なにもない。
彼女を異次元世界に一人残していくのは気が引けたけれど、ここで私が残っても絶対にいいことはない。
これで死んでしまうなら、それは彼女の自由だ。
でも……生き残って欲しい。
彼女が死ぬことは、誰も望まない。
……彼も、きっと。
ああ……なんだか、身体が重いな。
《門》への帰路が、行きの何倍にも感じられた。
私はしばらく歩いたとこで、黒部さんの視線の届かないところで、
「……――ッ!」
レールガンを、空に放った。
何発も、何発も。
電力を生み出す動力機が、微かな回転音をあげる。
作者がSWで一番好きなキャラはアマリンかもしれない。
でもレーさんも捨てがたい。
かといってリリーもどうかと聞かれればもちろんヒャッホゥ!
アイも赤髪ってポイント高いかも。でも金眼は正直今は後悔してる。金て、金て……最強キャラにこそふさわしい色やろがっ!
いいもん、いつかアイを強くしちゃるから!
……でもアイって現時点で魔術師として結構上位なんだよ?
周りが強すぎるだけなんだよね。
まあ結論を言えば、皆大好きです。ありがとうございました。
……あれ。なんで作者、このシリアス話のあとがきにこんなこと書いてるの? 馬鹿なの? KYなの?