天上は地獄と化す
もう、何もかもがありえない。まず俺のいた現代社会は俺の本物が何度も滅ぼしてるし、挙句の果てに俺はこの、、、、なんだ???この異世界。どう考えてもおかしい・・・・。普通、チート系とかループものってのは主人公の能力に驚くものだ。だが、この世界は違う。俺自身が驚愕してる。この世界は【“狂ってる”】。
異世界、空想、幻想、【この世界に存在しない】ものを取り出し、地上を滅ぼす俺という存在。
そして、そんな俺を、世界を否定し、【愚者の英雄譚】を紡ぐ、完結させようとする俺。
なのだが、この世界にまず驚愕してる。なんだこれは???
この北極島、そして、世界、そう呼べるであろう、あの半球陸、南半球。この北極島に触れない原因・・・・。例えば入植するレベルまでの文明、パラダイムに至っていないか。あるいは、この国に触れれば、他の大国が戦争ふっかけてくるとか、あるいは、本当に中継点的な、そういう国としての役割が与えられてるのか、それとも・・・・・・・。
そう、それとも、【陸軍国家】、【超大陸】、【半球陸】における【壮絶極まる戦争】に追われているのか・・・・。