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第5話「電脳切符」

「情報局についてはどこまで知ってる?」

「何も」と俺。「『馬合』所属の身でお恥ずかしながら、今日グラスがお釈迦になるまで存在すら知りませんでした。『メトロス』も、交通宗教であることくらいで、それ以外は全然です」

 俺は敬語が崩れないよう細心の注意を払いつつ、首を横に振った。

「大体そんなもんだよね、僕達の認知度って」

 一区切りおいて、

「端的に言って、僕達情報局の仕事は『見えない駅職員』の秩序を守ること。『見えない駅職員』についても?」

 見えない、とは迷彩柄の制服を着たステルス系を指すのだろうか。制服を脱いだ鉄道公安みたいな?

 聞き慣れない言葉に少し思考を巡らせるが、知らないものは正解に辿り着きようがないのは勿論である。

 俺の首肯を見て取ったか、

「自動チャージ機や改札、簡易運転、売店販売に清掃に貨車荷物の仕分け。ああ、最近は自動案内員もあるんだっけ。僕もすっかり毒されちゃってるみたいで、細分化すればこの百倍や万倍以上。これら全て、昔は人の手で行われてたって知ってる?」

 俺は知識の蓋を開けて掬い瞬間的に回想をした。うむ。そのようなことを日本史かで渡部が言ってたか。想像に絶えるが。

「そう。それらを今はコンピュータが行っているのは既知の通り。言い換えると、コンピュータという“実体の無くて見えない有能な誰か”が人間に取って代わっていったってところで、今や切っても切れない共存の仲にあるよね。僕ら情報局は、この中でも鉄道システムに関わるものを特に『見えない駅職員』と呼んで括り分けているんだ。それらの治安を維持し、派生して起こり得る社会への悪影響を未然に防ぐのが仕事なのさ」

 ……全く違いましたね。

 変なSF系を想像していた自分がなんか恥ずかしい。誇らしげに語る取引相手に水を差すようなことをすれば、話が見当つかん方向に転がり兼ねなかったであろう。言語化しなかった己に“ベスト回避賞”を送りたい。

 ポニーテールはひょいと立ち上がると、今朝と同じエプロン風の服──よくよく見てみたら作業着か──の大きい前ポケットからチップ状物体を取り出した。

「関鉄の証、内蔵型電脳切符だよ」とポニーテールの解説。「設立した時くらいだったかな。当時『見えない駅職員』の主流だったMARS集中演算制御に対抗しようと名を上げ、一般流通物に組み込む形式をとったことに付随する並列・分散化と、拡張現実サービスとで見事今の鉄道社会構築に貢献を成した拡張式ノード。

 転じて、今の日進月歩な僕らのお相手さんに当たるのはコレらなんだ」

 ポニーテールはその金属部を弄びながら、

「……けれどね、採用された理由の大きな一つが、ほぼ突破不能な安全性でね。独立したブロック式伝達プロテクトから、大抵の個人悪用や単一暴走はまず拒絶及び無効化がされるし、そもそも改札接続パット位しか互換性ない上強引に高圧電流でいこうも、やった時点で肝心の切符回路は焼き切れ。……逆手をとって物量でかかろうにも、関鉄中に散らばる全電脳切符の三分の二を制圧しないと意味がない。て言うか、それを見逃してくれる鉄道公安や『馬合』なんていやしない。

 弱点の壁が無理難題の高さと解っちゃえば誰もやろうとしないんだ。ぶっちゃけ、よっぽどの挑戦者かバカ位しかもういなくてね……。『見えない駅職員』と対話しましょうってキャッチフレーズ打ち出してても、何も起きないんだからしようがないってのが情報局の現状。あんだーすたん?」

 最後ら辺が愚痴になってなくて、と緩慢で湿っぽい溜息を吐く彼女には、例え口が裂けても現立場上言うべきではないのだろう。周囲複数人も思うところがあるのか、苦笑を点々と表していた。

 俺ら只の自警ボランティア集団『馬合』より、本来なら胸を張って誇れる仕事を請け負う関鉄局。これで彼らが交通宗教とかいう事実がなかったら、どうも不憫に見えて同情の一つや二つはあったのかもしれない。実に残念だね。

 ちゃきり、と遣る瀬無気オーラを出すポニーテールは切符チップを丸机に置くと、

「……ああそうだ、君が死んだことになって運輸管理局の駅員に襲われたのは、大体は君自身がこの『見えない駅職員』の管轄外にズカズカと足を踏み入れていった所為ね」まるで当て付けのように、「仕事が無かった僕らに感謝して欲しいな。もしそうでなかったら、ダイヤグラム通り今日の八時四分に君はこの世を去っていただろうから」

 とんでもない豪速球を放ってきやがった。

 待ってくれ。

「今の発言をもっと私みたいな素人でも解るような噛み砕いた温い感じでもう一度お願いします」

 今日の八時何分に俺が何だったって?

「いや、そりゃあそうでしょ」と然もありなん顔をするポニーテール。「鉄道勢力内では電脳切符を携帯すること──ウェアラブルが当たり前な中、着けないを基本としてた君って食み出たやつは、弾き出す要因に十分だっただけさ。ダイヤグラムのリストに載るのも当然だよ」

 頭が天辺から発熱していくのを感じる。

 えーっと、つまりアレは俺が悪かったってことなのか? 確かに俺のそれは、視力補正を兼ねたグラス型だ。そして度入りを好まない俺は、多くを裸眼で過ごす故そのまま着けるのが面倒に……って別に普通だよな? それだけであんな目に合ったのかよ。

「電源も消していたことが問題なの」

 そこじゃないと呆れ含み顔が言った。

 あんまり過ぎないか。

「内心で憤怒してるところ悪いけど、今更驚くことじゃないんだよなあ。現鉄道社会を築く為に徹底した管理が要ることは、誰も見ないフリしてるだけで解り切ってる筈なんだから。──来る者拒まず、外れる者叩き出す。具体的には電脳切符を所持せず=管理から外れる=鉄道への反逆の可能性アリって具合にやや強引な方程式で、」

 つらつらと衝撃的内容を垂れ流す此奴の減らず口を、俺は全精力を振り絞って捥ぎ取りたかったね。これ以上言わせてはいけない気がしてならなかったからだろう。

 ふん。

 この為の拘束であったか。

 初速度を持って飛び出そうとした腕に鉄輪がめり込んでいる。癪だが、その事実と理解は瞬間沸騰した頭に液体窒素をかける程度には効果があったと言っておこう。

「……強引な方程式で、片っ端から排除するってこと」ポニーテールが俺には感情の読めない瞳で電子端末を取り出して、「SNSアプリで例えるなら、運営側からのマイアカウント凍結みたいな。尤も、こっちは社会的な死だけども」

 ところで、と迷える子羊にとどめをさすかのように、

「『見えない駅職員』は所詮電脳の塊であり、実質実体は持たない。データ的に君を殺ることは出来ても、流石に干渉出来ない肉体が生きてるなんて矛盾が起きちゃう。──ここで、人間の出番。『見えない駅職員』がダイヤグラムに名前を逐次綴ることで、駅員を動かして“追い出し”を可能としてるのさ。

 元からダイヤに正確で厳しくあったのに、『見えない駅職員』の手でダイヤそのものが列車運行を超えて歪んでしまっては従順な方も歪まざる負えない。大袈裟な冗談に聞こえるかもしれないけど、“厳守が当然”なのが相変わらずこの国の固い鉄道なんだよ」

 思わずクラリときた。

 情報局の名前は伊達ではないと言わんばかりに次々と叩き込まれた新事項を聞きながら整理するのが精一杯。脳味噌に質量を持った疲労物質が程良く溜まったのは、随分と久しぶりなんじゃないだろうか。お陰様で時間把握能力が少しばかり疎かになっていたようで、長かったのか短かったのか果たしてな。

 ちょっと頭の回転率を冷やす方に抑えていきたい。

 が、一頻り語りついたのか一息吐いたポニーテールは再び此方を見据えてきた。

「僕が関鉄局だけであるならば、ダイヤグラムは最優先事項だし反する行為は以ての外。君からの要求とそれへの義務があったからしてやったが、後は例の通りにしているだろうね」

 グイッと身体を前のめりに、視線を俺の眼球に直撃させ、

「朝のダイヤグラムによれば今日の処分対象者は八時ぴったしから一分ごとに五人。しかし不正者以外の君含め三人の対象に関しては、二五秒後にダイヤ更新が行われ見送られることになった。──この意味が解る?」

 低稼働を決め込んでいた俺の脳裏に、時刻を示すワードに反応した記憶が過った。

 決して古いものではなく、ごく最近のもの。

 八時四分。向こうをそっくりそのまま信じれば亡き者になる予定だった俺はこの時何をしていたか。

 結果、駅員は俺に手を出すことが叶わず、ダイヤグラムが三〇秒経たない内に更新を強いられることになった出来事。

 そうかなるほど。

 言わんとすることは解った。

 どうやら、俺はあの時点でポニーテールらに恩義が生じてしまったらしい。

「貴女方の宗教勧誘が妨げになっていたのですね」と俺は言った。「他二人にも同様に?」

「正解。話かけの内容はともあれ、他方からみれば情報局が処分対象と“偶々偶然”接触を行っていたことになっている。内部衝突になってしまうからね。僕らが君達を回収しやすいような場所と時刻へ、見送りをせざる負えない条件に追い込んだんだ」

 ……回収?

「さあ、要するに君は僕らに借りを作った訳だ。作ったからには道理で然るべき分を然るべき人に返さないといけないよねえ?

 取引、そう取引をしよう。僕らは人員を欲している。君には情報局に……いや『メトロス』に入って欲しいんだ」

 切って来やがった。

 小豆鼠色を垂らしながら、ニヤけ顔のポニーテールが伺うというよりは挑戦を嗾けるように此方を覗き込んできた。

「君がテーブルに出せるのは人材資源で、僕らは“蘇生”の提供を約束しよう。──ここまでのも含めて、どうかな」

 数回強く瞬きをして、俺は寄った眉を誤魔化す。

 取引という言葉を、少なくとも四つ以上の辞書で調べてみることをお勧めするね。なかなか卑怯じゃないですか。

「聞いておきたいのですが仮に拒否した場合は、」

「このまま最終食料自給率三%未満で放置状態の旧帝都に出て生きていくか、関鉄圏内に出頭して時経たず駅員に捕まってダイヤ通り処分を受けるかの何方かに人生を振りたいのなら、どうぞご自由に。あくまで旧帝都は関鉄外であること、此処の優先権を持つ僕らの申請でダイヤに待ったが掛かっていることの主な二点で、君は未だ生を享受出来ていることを忘れないように。ま、君の電脳切符には拝見特権が未付与だし、それ以前にデバイスも使えなかったのだから解らなくて当然なのだろうけど。僕らは一切止めはしないよぅ」

 あの駅員らが割にあっさり引き返していったのはそれか。くそっ。その一押しはてきめんですよこの野郎。

 手応えを感じさせてしまった故の御託並べになのか、どうも溜息が出ていたね。

 此処が旧浅草であることと、俺が『馬合』であることをチラつかせてどうにかしてみようなんて浅はかな目論みは詰んでいまして。

 かと言って、以外の得策を俺如きが見出せる訳もなく。

 しゃあないと言うべきなのか。

「…………不束者ですが、宜しくお願いします」

 こればかりは不可抗力も良い所だが、成立というやつで間違いは無い。

「うんっ。良い返事だよっ!」

 言葉と共に鉄輪の電子ロックが外され自由を取り戻した俺の右手は、ニカッと中規模ターミナル駅丸々一つは照らせそうなポニーテールの笑みがどことない罪悪感を吹き飛ばし、差し出された小さな右手を眩しくてつい握り返してしまった。

 後の俺は、置かれた現状を貧相な語彙で次のように例えた。

 俺は非日常という名の沼へ踏み入れる片道証を飲んじまった、そんなところだと。






「早速だけど道楽さん、本郷三丁目のレトラを持ってきてもらえる? 試運転は確か済んでるでしょ?」

「ああ。俺用セッティングになってるが、最終調整は一通り終わったところだ。ちょっと待ってろ」

「おい聞いてねえぞ」

 部屋の空気を裂く音で丸机を勢い良く叩きつけた、先の会話を黙って聞いていた取り巻きの一人──唯一足を机の上に放り投げていたからそこそこ印象に残っている人だ──は、ちょいとばかし身が竦み付いていけない俺には見向きもせず、気迫と威勢をポニーテールに投げつけた。

「そりゃあそうさ。今僕が決めたことだもの。北条さんだって、レトラ持ちが少ないことを嘆いていたじゃない。それが増えるのに何か不満?」

「あるに決まってるだろ。幾ら何でも仮新人にレトラは早過ぎる」

 北条さんとやらは軽い金属摩擦音を鳴らした腰のホルスターのような入れ物から、ピストル付属物体──またしてもバレル云々に見えなくもないが、恐らくレトラと呼称されているそれ──を取り出し、言いながらそれを強調した。

「資料には俺も目を通させてもらった。『メトロス』に引き込むのはまだ譲れたとしても、だからと言って姫様基準で扱って良いのかとなると話は別だ。貴女が同年代とかけ離れていることを忘れないで頂きたい」

「次世代大都市型流動コンピュータの構成偏流の一つ位、出来るようになってもらわないと。何、この子にしてあげる初回入会恒例を北条さんももう一回ご所望なの?」

「まあ姫さんも北条も、そうカッカなさんなって。それこそ仮新人目の前に、少しは落ち着いたらどうよ」

 一拍の後戻って来た道楽さん手持ちの、一面ウェーブが掛かった両掌サイズ箱(これもなのか?)は、室名に尋問が付くのならばかなりしっくりくるこの無機質・一触即発系の部屋で、誰色にも染まってないと表現するべきか、真っ白な存在色を放っていた。

 舌打ちと共に北条さんはこう言った。

「俺は戦力にならないと判断した時点で置いていく。後はコイツ自身の自己責任だ。どうなろうと俺の知るところじゃない」西部劇と呼ばれる部類の演劇映画にいそうな早撃ちショットガンマンの如く手慣れた所業でレトラを収めて、「行くぞ湯島。高層新宿だ」

「御意」

「もう夕時だと言うのにかい?」

 室内だというのに制帽を目深に被り、きちりと皺一つなく異色制服を纏った──女性型駅員が追従した。因みに、北条さんも同等の制服を着用してはいるものの、動き易さ重視か上着の前だけでなくワイシャツも腰回り全開という、妙にカッコが付いているが鉄道公安の目に留まればどう考えても注意処分が下る格好だ。比較になりません。

 この色違い紺色制服若しくは作業着かが、情報局さんの正式服装って認識で良いのか。

 ポニーテールは御一行に一瞥をやると、エプロン風作業衣同前ポケットから二つ折りの機能板を持ち出し開いた。もう俺の認識に新しく定着しかけているものの一つの類似品であり、ガラケーに他ならないだろうね。

「もしもし」とポニーテールの虚空へ呼び掛ける声。「…………はい、此方浅草です。……ええ。済みませんが、今日も最終を遅らせることになりそうで…………はい、そうです。……はい、では失礼します」

 やはり通信系らしいそれは、どこかへの通話的行為を終えたポニーテールの耳から離れると軽やかなミの音階で八分音符を奏でた。

 あれ?

 ここで俺は気付いた。

 乏しい経験則から、情報伝達の為の器具であることは間違いない。だとしたら……解らないな。俺の学生鞄にポニーテールらが紛れ込ませた時や、先のいざこざで道楽さんの言う通りに押し続けた時。そうであると仮定した場合、一見双方無駄足のように見えるが、思い返せば後に何かしらのアクションが起こっていた筈。宛ら穿てば因果を結び付ける槍のように、一連をフレキシブルに繋ぐ何らかがあるのでは。

「なかなか鋭いね」ポニーテールは仕舞いかけの手を止め、道楽さんからの受け取りを優先した。「僕らが破棄ガラケーを弄ってレトラのブーストに──つまり広範囲出力補強にとしてでも、君の見解は合ってる。本来の役割も込め、それを応用した変換妨害波で拡張現実ネットワーク一定範囲のジャマーも担ってるのだし」

 ええと。

「君の関鉄圏を脱出にあたって、『見えない駅職員』断切と、ダイヤグラムへ直接アタックに必須だったんだ。以上でも以下でもないね」

 ……さいですか。

 俺は欠測ながら、何となく解った風を装う曖昧な思考と首肯しか返せなかったのは言うまでもない。其方の専門領域とあっては全くを以って此方の範疇外で、さらさら理解しようにも、そもそもの単語が解らず尚且つ内容がぶっ飛んでて推測のしようすらない異国語長文の完璧リスニングを要求されているようなものである。何方か通訳者がいるのならば多少の金くらいは上乗せしてやるから是非来てくれ。

 さて。

「一つ宜しいですか?」漸く馴染んできた頭蓋を回して、「その、肝心の『メトロス』とは一体何なのでしょうか」

 先程サラッと言ってたが、心持ち的な問題で、巻き込まれてしまうのならば行く先だけでも知っておきたい。せめて答えてくれ。

「そういえばまだだったね」

 きょとんと俺を見て、ポニーテールのニヤリ顔。

「ここに集まるのはね、皆が皆、今の“鉄道”に疑問を持つ者ばかりだから」


──最も近付けるこの場所(情報局)で、その真髄を『失われた地下鉄道(メトロス)』に求めるのが、僕らなんだ。



2017/09/15:文章修正

2017/09/18:文章訂正

2017/11/06:加筆

2018/01/09:文章修正

2018/02/09:文体を変更


※MARS;Met-Augmented Routing System(超越拡張された最適経路)

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