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NEO 〜僕らの住む世界〜  作者: トーイ
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第3夜『使命』

第3夜『使命』


~前回のあらすじ~


幻といわれていたバボル界は存在していた。

そこで暮らすギャグティは魔力の持ち主であった。

そして、彼も魔物から街を守るべく旅

の仲間に加わった。




バボル界を出てサコメ山を下山中の4人


サーガ「ジェリー、『メスティル礼拝堂』

て、どんなとこなんだ?」


ギャグティ「確かに、気になるな」


ジェリー「噂に聞けば、本来の自分が

見つかる場所らしいけど

そんなの言われても想像つかないね」


ギャグティ「本来の自分って事は、

今の自分じゃないってこと?」


サーガ「あぁ~!頭がこんがらがる!」


ブラウン「行ってみりゃ分かんだろ♪」


~三日後~

ジェリー「はい、着いたここが

『メスティル礼拝堂』だよ」


サーガ「長ぇよ!3日ってどんだけ遠いんだ」


小説だから時間とかは気にすんな


ジェリー「まぁまぁ落ち着いて、確かに遠かったけど文に直したら一行なんだからさ」


サーガ「メタ発言ヤメロぉー!」


漫才に目覚め始める2人……


は、おいといて……




ブラウン「迫力あるな」


ギャグティ「つーか、デカいな……」


サーガ「とりま、入ろうぜ」


ジェリー「うん、そうだね」


中へはいると神官が声をかけてきた


神官「ようこそ、礼拝堂へ

本殿では、自分の正体から

自分に合った技を授ける事を致します」


説明を受けているともう一人近づいてきた


大神官「おや、君たち!

来なさい、魔力を感じる!」


神官「おぉ大神官様!ささお行き下され……」


サーガ「?」


ジェリー「行こっか」


ギャグティ「うっす!」


ブラウン「おう」


~神聖の間~


大神官「君たちには、平民じゃない

オーラがでとったのでな

それ、そこの3人前へ出よ

正体を占ってやろう 」


サーガ、ブラウン、ジェリー「はい」


ギャグティ「オレは………?」ポツーン


なぜかハブかれるギャグティ


大神官「う~む、見えてきた……

これは、魔王ダウンに破壊神オメガ

他にもたくさん魔物が出ておる

ムムム、これは人間?

3人の戦士が闘っておる…………

これは、もしや……まさか……

遂に来られましたかあの伝説の

『3剣士』様よ…………

あなた方が悪を滅ぼし

世界を救って下さるのですね

私達はあなた方が来られるのを

どれだけ待ったことか…………」


サーガ「は、はぁ……それはどういう

事なのでしょうか?(よく喋るなぁ………)」


ギャグティ「おーい、オレは?」


ブラウン「3剣士?(話長いわジジィ!)」


ジェリー「聞いたことはある。

あの神話に出てくる3剣士?」


ギャグティ「ねぇ、オレは?オレは?」


大神官「もし、あなた方が『3剣士』様

であられるのならば、奥にある

武器を使うことが出来るはずです

ささ、こちらへどうぞ……」


ギャクティ「無視かよ!」


台座の上に武器が並べられている


サーガ「武器ってのはこれ?」


ブラウン「ちょうど俺たちが使う武器の

種類だな…………」


ギャグティ「ちょっとオレが使ってみるか

よっと……駄目だ、魔力が通じない」


サーガ「どれどれ、」シュウッ


サーガ「使えるぞ」


ブラウン「これは、オレのか」


ジェリー「ボクは杖だね」ヒョイッ


大神官「この武器は3剣士にしか使えません」


ギャグティ「お前らだけズルい……」


ブラウン「仕方ないだろ?」


大神官「いえ、武器があっても気を抜かれてはいけませぬ!なにせその武器は特別強いといったことはないので……」


サーガ「え?」


大神官「3剣士を判別するためのものであり、決して強力な武器ではありません」


3人「そんなあぁー!!!」


3剣士は世界が滅亡したのかと思わせるほどに叫んだ……


大神官「では、早速あなた方には魔王を

倒すための魔力修行を行ってもら

いましょう」


サーガ「ってことは、オレ達は魔王を倒す事

が使命って事で良いのか」


ブラウン「なんか、それらしくなってきた

みたいだな」


ジェリー「頑張らなきゃね!」


ギャグティ「あの、オレは何をすれば……?」


大神官「貴方にも、3剣士を支えるという

役目がおありになられますよ」


ギャグティ「いや…………修行とかは……?」


大神官「はい、貴方にも技を授けましょう」


ギャグティ「ウオォ、ヤッター!」ボッチジャナイ


ブラウン「良かったな!」


サーガ「で、その技ってなんだ?」


大神官「今から、魔力の質を見てその属性

の魔法を鍛えてもらい、最終的

にはその魔法の技を使ってもらいます」


ジェリー「まずは、魔力検査か」


~魔力検査部屋~

大神官「さぁ、順番にこの玉に魔力を

放って下さいませ」


ジェリー「ボクから行くね、それっ!」バーン


大神官「ジェリー様、雷魔法!」


ブラウン「行くか、オラッ!」バーン


大神官「ブラウン様、炎魔法!」


ギャグティ「先に行くぜ、そりゃっ!」バーン


大神官「ギャグティ様、氷魔法!」


サーガ「よし、とりゃっ!」バーン


大神官「こ……これは、宇宙魔法!!

サーガ様、宇宙魔法!」


サーガ「え?(聞いたこと無いの来たぁ)」


大神官「はい、宇宙魔法を使う者は

めったにおりません、私も

今初めて拝見させて貰いました」


サーガ「才能だなぁ♪(凄いのか………?)」


ブラウン「サーガ、やるなお前!」


ジェリー「まさかサーガが宇宙魔法を

使うなんてね……驚いたよ」


ギャグティ「ういー、さっすがだねぇ」


サーガ「お、おう!(って、皆しってんの

かよ!?知らないのオレだけ?)」


大神官「では、魔力修行と行きましょう」


~修行場~


ギャグティ「広いなー」


ジェリー「本気で魔法を使うには、良いと

ころだね」


サーガ「魔法ってそんなに凄いのか?」


ブラウン「オレは、炎の格闘家になり

たいな~」


ジェリー「暑苦しそう…………」


ギャグティ「暑いのは嫌いだ……」


ブラウン「良いだろ、夢くらい持ったって」


サーガ「さぁ、茶番はそれくらいにして

頑張るぞ!」


全員「オー!」


それから数日が経った


サーガ「いくぞギャグティ!」


ギャグティ「かかってこいや!」


サーガ「宇宙魔法!『流星落とし』!!!」ビューン


空にでた魔方陣から流星が落ちてくる


ギャグティ「氷魔法!『氷山』!!!」バキ


地面にでた巨大な魔方陣から氷の山がとび出した


サーガ「くそー、相殺か」


ギャグティ「やっぱ、スゲェ威力だな♪」


ジェリー「ボク達もやるよ、

雷魔法!『雷撃』!!!」バチバチ


杖から雷のような電撃が飛び出す


ブラウン「炎魔法!

『豪炎』!!!」ボシュッ!!!


ブラウンの腕から炎が噴き出す


ジェリー「ボク達も相殺だねぇ」


ブラウン「いってぇー…」


ジェリー「熱くないの?」


ブラウン「ん、まぁな♪」


大神官「(この者たちは、流石じゃ……

経った数日で技を習得しおった)

あなた方、もう教える事はござい

ませぬ……どうぞお休み下さいませ」


サーガ「じゃあ明日から旅して良いのか?」


大神官「はい」


ブラウン「とりま、休もうか」


ジェリー「そうだね」


~翌日~


サーガ「じゃ、今までありがとな!」


大神官「はい、どうか魔王を討伐して

くだされ……!」


ギャグティ「任せとけ!」


ブラウン「オレに任せとけ!」


ギャグティ「いーや、オレだ!」


ブラウン「な、んだとー!」


ジェリー「二人とも、ケンカしない!」


サーガ「まあ、元気でな!」


大神官「はい!」










そして、今は砂漠にいる


テクテク

ギャグティ「暑い……暑すぎる!!!」ダラダラ


サーガ「それ言うな、余計に暑くなる」


ジェリー「仕方ないよ、ここ砂漠だもん」


ブラウン「まだまだだなぁ♪お前らは」


サーガ「ホントにここであってんの?」


ジェリー「多分……」


ギャグティ「おい!今多分って言ったろ!!!」


ジェリー「仕方ないよ、道しるべ無いもん」


サーガ「まぁ、どうにかなるだろ♪」


この時、あんな恐ろしい事になる

など知らなかった……



続く……


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