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NEO 〜僕らの住む世界〜  作者: トーイ
3/16

第2夜『幻か現実か?バボル界へLet,GO!』

第2夜『幻か現実か?バボル界へLet,Go!』


~前回のあらすじ~


魔王ダウンを討伐すべく、

旅の一向にブラウンが加わった。





3人は草原の道を歩いていた


サーガ「いやー、頼もしい仲間が

出来たな♪」


ブラウン「いえてるな♪」


ジェリー「ねぇねぇ、二人は噂を信じる?」


ブラウン「なんだ?いきなり」


ジェリー「『バボル界』っていうところが

あるらしいんだ。」


サーガ「オレも聞いたことあるけど、

本当にあるのか?」


ブラウン「行ってみる価値はあるんじゃね」


サーガ「まず、場所が分からないけどな」


ジェリー「この町によって、情報を貰おう」


ジェリーは地図を指差した


ブラウン「これ?」ドレドレ


サーガ「本当にあったら良いな、オレも

観てみたいぜ」






タルメス国


ブラウン「ついたな~」


サーガ「で、情報ってどこで集めるん?」

全く情報集めの仕方を知らないサーガ


ブラウン「看板とかあったら便利だけどな」

彼に至っては現実逃避仕掛けていた


ジェリー「二人とも、情報集めといったらやっぱり酒場でしょ?」

そこでやっと正論をいれたのはジェリー


なんやかんやで3人は酒場へ向かった


~町の酒場~

町人A「これっ、ここは子供の来る場所

じゃないぞ~」ヒック


ブラウン「おっちゃん、昼間から

飲みすぎだ、控えとけよな」クサッ


町人B「良いんだよ、おじさんたちは~」ヒック


サーガ「うわ~……酒くさっ……」オエッ


ジェリー「おじさんたち、『バボル界』

について何か教えて欲しいんだけど」


ジェリーが聞いているとカウンターから男が話しかけてきた


マスター「コイツらはよってるから

俺が教えてやろうか?」


サーガ「頼みます……」


マスター「『バボル界』はな、サコメ山の

頂上から行くことが出来るって

聞いたことがあるんだ」


ジェリー「サコメ山って、この町から

そんなに遠くないですよね?」


マスター「そうだな、あまり遠くない

だが、結構高いから大変だよな」


ジェリー「仕方ないですもんねぇ」


マスター「そしてな、過去に入った人

もいるらしいホントかは分からない

がな。まあ、オレが教えれるのは

他にない、すまないな」


ジェリー「いいえ、情報ありがとうございます」


ジェリーが真面目に情報集めをしているなか




サーガ「(-.-)Zzz・・・・」グーグー


ブラウン「ハハハ、オモシレー!オッチャンモウイッカイタノム!」


2人はサボっていた……


ジェリー「二人とも、

いい加減にしろぉー!!!」


酒場に大声が鳴り響いた


サーガ「………………ハッ!」


ブラウン「ハーイ じゃあなおっさんたち」


次に向かった所は占いの館


~占いの館~

ジェリー「バブル界について占って

貰えますか?」


占い師「たやすいご用じゃ

ハァー!

見てえきたぞい……

『てっぺん岩に力打ち込みて

道が開かん

白銀の者、敵を打ち共にいかん』

終わりじゃ……また来てなぁ!」


ジェリー「はいっ!お世話になりました」


~町の外~


ブラウン「ゴメン、オレ全然解んなかった」


サーガ「ジェリーに任せれば大丈夫だって」


ジェリー「(てっぺんの岩?白銀の者?

どういう意味なんだろう)

えっ、何かいった?」


ブラウン「さっきの言葉の意味が解らん」


ジェリー「ボクもまだよく解んないよ……」


サーガ「その意味を占いに行くか?」


ジェリー、ブラウン「もうええわ!!!」


~サコメ山~


ジェリー「とりあえず、着いたね」


サーガ「あぁ、高いな」タカッ!


ブラウン「いいトレーニングになるな」


~30分後~


ジェリー「し、死ぬ……」ハァハァ


3人の体力の違いが明らかになってしまった


サーガ「この前、鍛えたろ?」


ブラウン「アイツは魔法しかしてなかった」


サーガ「そ、そうなのか?」


ジェリー「そう……なるよね……」ハァハァ


サーガ「頑張れ」


~更に30分後~


ジェリー「……ハァハァ……つ、着いた……」ハァハァ


サーガ「ジェリー、遅い」


ブラウン「体力もつけろよな」


ジェリー「……っふ~……とりあえず落

ち着いた

っで、てっぺんの岩ってこれ?」


サーガ「みたいだな」


ジェリー「力打ち込みて、道が開かん

………………か~」ハアハア


ブラウン「力なら任せろ!!!

オラァ!」ガン!


石碑を殴った

良い子のみんなは真似しちゃだめだぞ?♥


ブラウン「い、いってぇ~!

めちゃくちゃかてぇぞこれ……」ヒー!


サーガ「どれどれ」ガン!


サーガ「痛い………………」ヒリヒリ


ジェリー「サーガ、魔力弾をこの岩に

打ってみて?」


そう、サーガの唯一使える魔法……

ただ単に魔力の玉をぶつけるだけである。

なんて悲しい……


サーガ「え、おう!『魔力弾』!!!」ダダダン!!!


ズガァーン!!!!!!


サーガが魔力を放った途端、扉が出てきた


サーガ「え、えぇ!と、扉ができた!?」


ジェリー「やっぱり!

力を打ち込むっていうのは、

魔力を打ち込む事だったんだ」


ブラウン「す、すげぇ……!」ガクガク


ジェリー「さ、入るよ?」



ガヤガヤ

村人たちが集まってきている


サーガ「これが、幻の都

『バボル界』!!!!」


ジェリー「凄い……まるで、夢の中みたい」


ブラウン「なんか安らぐな♪」


?「ちょいちょい、そこの人!

旅人か?珍しいな~ここに人が来るなん

てよ……」


サーガ「お前は?」


?「オレは、『ギャグティ』!

この世界の護り人だ♪」


銀色の髪の青年がそう言った


サーガ「オレはサーガ、旅人だ」


ブラウン「オレはブラウン!」


ジェリー「ボクはジェリー」


ギャグティ「見たとうり、悪人じゃあ

無さそうだし、入っていいぞ

長老様の家は奥にあるからな」


ジェリー「長老の家に行こうか」


ブラウン「そうだな」


~長老宅~


ジェリー「スミマセン、長老様はいら

っしゃいますか?」


白く長い髭を垂らした老人が奥から出てきた


長老「なんじゃ、この町に客が来たか!

おぉ、久しぶりじゃのう

さ、はよ入れ入れ」


サーガ「そういやさっきの守り人?は

なんだったんだ?」


長老「ありゃ、ギャグティに会いました

かな?

あの子は、ここの出身では無いのです

ここの酒場に来ていた男があの子を

置いていってしまい、それから

わしらでめんどうを見ていてのぉ

それに恩返しをせんばかりと

この町を守ってくれているのです

ま、実際何も来たことないんじゃ

けどのぉ~……」ホッホッホー


サーガ「大変だな」


ブラウン「守るって言ってもさ、アイツは

魔法使えるのか?」


長老「それはわからんのぉ~……」


ジェリー「前のサーガとそっくりだ……」


サーガ「なんかいった?」


ジェリー「いや、何でもないよ」


ジェリー「そうだ!長老様、魔王ダウンについて何か知っていることがあれば教えて頂きたいんですけど……」


長老「ダウンか……実をいうとな、この街を山の山のてっぺんに封印したのはダウンなのじゃよ……今から100年以上昔の話じゃ

じゃがダウンが力をつけてきたのは最近のことじゃからな……」


ブラウン「最近というと?」


長老「ワシもそこまではわからんのぉ」


3人は長老との話を弾ませていた


次の瞬間、町のなかに大声が鳴り響いた



外からギャグティの声がする


ギャグティ「みんなー!!!

魔物だ!魔物が来た!

安全なとこに避難してくれ!!!」



長老「ま、魔物じゃと……!」


サーガ「行かなきゃな!」


ブラウン「おう」


ジェリー「うん!」


3人は長老の家から飛び出した




ドラゴン「ガオォーン!!!」バサッバサッ


魔物は空を飛び翼でギャグティを投げ飛ばす


ギャグティ「く……強い……」ハァハァ





サーガ「ギャグティ!!!助けに来たぞ!」


ギャグティ「く、来るな!」


ブラウン「大丈夫だ!魔物くらいオレ達が

倒せるからよ!」


ギャグティ「そうじゃない!!!

オレがやらなきゃいけない!

町のみんなに恩返しが出来ない

まま終わりたくないんだ!!!!!」


魔物の攻撃を交わしながら叫ぶ


ドラゴン「グオォォォォ!!!」ビュン!ドォン


魔物の攻撃は止まらない


ギャグティ「ぐ……負けるか…………」ヨロッ


ジェリー「ギャグティ!!!」ダッ


サーガ「やめろ、ジェリー

あいつの戦い見守ってやってくれ


ギャグティ!!!!!!負けんなー!!!

そんなやつに負けてもいいのか!!!

恩返しをするんだろぉ!」


ブラウン「そうだぜ!魔物何て、

ボッコボコにしてやれ!!!」


ギャグティ「お前ら……感謝するぜ!

ウオォー!!!!!!」


ギャグティの腕が光る


ギャグティ「こい、トカゲ野郎!!!

喰らえやぁ !!!!!!」ピキピキ


ドラゴン「グオォ?」ピキピキピキピキ


ピキィン!!!


なんと、巨大なドラゴンの体が一瞬にして凍りついたのだ


ジェリー「(白銀の者が敵を打つ)

そうか、この事だ!!!」


ギャグティ「…………やったぞ、みんな

オレは、勝ったんだぁー!!!」ウワァー!!!


サーガ「ギャグティ!!!お前はすげぇやつだ!尊敬するぜ!


(おいおい、やべぇじゃんか!オレは魔力弾しか出

来ないんだぞ!?)」


ギャグティ「サーガ、お前らの応援が

力をくれたんだ、魔力ってやつを 」


ブラウン「おまえ、やるじゃん!

あのドラゴンをたった1発で」


ジェリー「あの氷属性魔法を、

一瞬で出来るようになるなんてね」


サーガ「とりあえず、長老様のとこに

行ってやりな」


ギャグティ「あぁ、そうするよ」


~長老宅~


長老「本当に、本当にお前が倒したのか……

お主は我らが英雄じゃ、

ギャグティよ

まぁ今日は宴じゃ!」


~宴~

ガヤガヤガヤガヤ


長老「我らが英雄

ギャグティに

乾杯!!!」


みんな「かんぱーい!」ウィー


サーガ「ギャグティ、本当凄かったな!」


ギャグティ「_(^^;)ゞ」


ブラウン「今どき流行りの顔文字か……」


長老「そうじゃ、ギャグティ

お主、この者たちについていかんか?

この者たちは魔王ダウンを打つべく

旅をしているそうだ」


ギャグティ「でも、オレにはこの町が…………」


長老「これからはお主の好きなように

生きていけ、この町の事は気にせん

でも良い」


ブラウン「仲間探ししてたもんなサーガ?」


サーガ「おう、募集中だ」


ジェリー「うんうん、仲間は大事だよ?」


ギャグティ「それじゃ、オレもついて行く

よろしくな!」


3人「おう!」




~翌日~


長老「では、気を付けて行ってくるのだぞ」


ギャグティ「今までありがとうござ

いました!

では行ってきます!!!」


ギャグティは深々と頭を下げ、歩き出した


サーガ「さてさて、次はどこに

いきますか?」


ジェリー「メスティル礼拝堂で、

技を授かりに行くよ」


ブラウン「技か……」


ギャグティ「わざわざ、技をありがとう

って感じ?」


シーン………………


ブラウン「寒いな」


サーガ「ほんとだ……」


ギャグティ「うわあぁー!!!」ハズカシイ







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