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NEO 〜僕らの住む世界〜  作者: トーイ
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第1夜『紅蓮の戦士ブラウン』

第1夜『紅蓮の戦士ブラウン』


~前回のあらすじ~


町のみんなの敵を打つため、ジェリーとともに旅に出る決意を決めたサーガであった



サーガ「これからどこ行くんだ?」


ジェリー「ここから近いとこは、焔の砦って

いうとこだよ、戦士育成場らしいから

情報を貰ったり、修行を受けさせてもら

いに行くんだ」


サーガ「そっか、後どれくらいかかるんだ」


ジェリー「ん~………12キロはあるかな」


サーガ「じゅ、12キロ!?」エェ!?


ジェリー「あ、サーガ、魔物が来てるね」


平然とした顔でそう言った


サーガ「えっ!マジか……」


ジェリー「どうかしたの?」


サーガ「どうかしたの? じゃねえだろ!

大丈夫なのか?」


サーガはかなりあせっていた


ジェリー「心配しないでいいよ

火属性魔法!『焔』!!!」ボウッ


魔物は炎によって燃え尽きた


サーガ「魔物が……一発で消えた……

って、お前魔法使えるのかよ!!!」


ジェリー「うん、とりあえずね♪」


サーガ「ったく、何てやつだ……」


ジェリー「出会った時に気づいたんだけど

君から魔力感じとれるよ」


サーガ「……同情してんの?」


ジェリー「本当の事だよ?」


サーガ「じゃあ魔法使えるのか?オレも」


ジェリー「魔力を使いこなせればね♪」


サーガ「おおぉ!どんな魔法が使えるようになるんだ!?楽しみだなぁーおい!」


サーガは浮かれてはしゃいでいる


ジェリー「ボクも最初のときはなかなか魔法が使えなくて大変だったよ」


ジェリーは懐かしそうに語る


サーガ「へぇー、やっぱ難しいもんなんだな」


2人は語り合いながらも着々と進んで行った



~三時間後~


サーガ「っと、してる間に着いたな~」デケー


ジェリー「人がいる。行ってみようよ」


サーガ「ほーい」


門番「なんだ?君たちは」


ジェリー「旅の者ですが、魔王ダウンに

ついて何か教えて頂きたく来ま

した!」


サーガ「(魔王ダウン……?)」


門番「そうか、まあ良いだろう通れ!」


ジェリー「ありがとうございます」


サーガ「広いな~」トコトコ


奥から無精髭をはやした男がやって来た


ガルバ「お前たちかな?わしにようが

あって来たというのは」


ジェリー「この砦の親分様ですか?」


ガルバ「そういうとこかね

で、魔王ダウンについて何が知り

たいのだね?」


サーガ「まず魔王ダウンってなんだ?」


ジェリー「魔物を従える王、つまり

魔王の事だよ」


サーガ「つまり、魔物の増加はそいつ

が原因ってことか」


ガルバ「魔王ダウンは、魔物の王であり

そいつの技『デススタート』を

見て生き残ったのはあいつだけだ

ブラウン、ちょっと来てくれ! 」


サーガ「あいつ?」


ブラウン「親方、呼んだか?」


赤い髪の青年が近づいてくる


ジェリー「ブラウンだったけ、君強いんだ

ね魔王と戦って生きてたなんて」


ブラウン「死んでたんだ、攻撃

が外れてなかったら……

でもな、オレはそれを見ただけで

倒れちまった……オレが強い訳

じゃねぇんだ……」


サーガ「そんなに強いのか?

会ってみてぇな~」


サーガは軽い口調でそう言った


ジェリー「ブラウン、ダウンとはいつ

戦ったの?」


ブラウン「半年ぐらい前だったな……

どっかの村の防衛戦にダウンも来た

んだ、ダウンが来て10秒もなかっ

たんだがオレ以外は全員死んでた……」


ジェリー「恐ろしい程に魔力が高い

とは聞いたことあるけど

そんなに強いんだね……」


ブラウン「強いどころの問題じゃないんだ

アイツは倒せない…………」


ブラウンは青ざめた顔で語った


サーガ「へぇ~、諦めるのか?

勝てるように努力しようぜ♪」


ブラウン「人間じゃ、敵わねぇんだよ」


それな


サーガ「オレは、お前より弱いかもな

でもいつかは越してみせる!

だからお前ももっともっと強くなれ

そしたらまた追い付いてやる

人はそうやって強くなれるんだ!」


サーガは知ったような口で語った


サーガ(この前本で読んだセリフなんだけどな)


ブラウン「強く……なれる……か……

了解、お前の言葉信じてみるぜ」


それにのせられるブラウン


サーガ「わかってくれたんだな(よっしゃあ!)」ニヤリ


そういうサーガの顔は少しにやっとしていた


ジェリー「サーガ……(その台詞、どこかで聞いたような気がするよ………?)」ニガワライ


ガルバ「よーし、では早速修行をするぞ」


サーガ「えーと、まだ早いんじゃ……」


さっきの発言を後悔していた


ブラウン「強くなるんだろ?ん?」


サーガ「う……分かったよ」


ジェリー「強制的だね♪」




それから1週間の時が過ぎた


サーガ「疲れた~……」ハァハァ


ブラウン「まだ余裕だろ」


ガルバ「サーガ!」


サーガ「は、はいっ!」


ガルバ「お前にこの剣を渡そう

剣技も鍛えるからな」


銀色に光る剣を渡された


サーガ「あ……どうも……」


ブラウン「早速剣技の勝負するか?」


サーガ「まだ受け取ったばかりだし

早いんじゃないか?」


ブラウン「いいってことよ♪

いくぞ!『焔旋風』!!!」ズバッ


炎をまとった剣がサーガを襲う


サーガ「ぐあぁ!……ってぇな~もう!」


ブラウン「こんくらいの不意打ちくらい、

止めろよな?」


サーガ「って、お前は魔力使える

のか!驚いたな」


ブラウン「逆にお前は使えないの?」


サーガ「どうやってすんだよ……」


ブラウン「まぁ、こうやって集中して剣先に力をいれるように」


サーガ「やってみるか……

………………うおっ!剣に光が!」シュウー


ブラウン「出来るじゃん!!!」オォー!


ジェリー「サーガ!魔力使えるように

なったの?」


サーガ「とりあえず……な……!」


ブラウン「よーし、修行だ!!!」


それから2ヶ月たった

時間が過ぎるのは早いものだ

別に修行編を書くのがめんどくさかった訳ではない

いや、マジで、ホントに


ガルバ「今日は試合をするぞ


サーガ!、ブラウン!

前へ出ろ!!!」


サーガ、ブラウン「はいっ!」


サーガ「いくぞブラウン!」


ブラウン「どっからでもこい!」


ガルバ「試合………………

始め!!!」


ドガァン!!!


突然の爆風で壁が壊れる


サーガ「ブラウン、壁壊すなよ……!」


ブラウン「オレは、まだ何もしてないぞ?」


外には大勢の魔物がいる


ガルバ「魔物が攻めてきたぞ!!!」


ブラウン「サーガ、敵が変わったらしいよ」


サーガ「あぁやってやろうじゃねぇか!」


ダンッ!


魔物「俺たちは、ダウン様の配下にある

戦士だ!」


ジェリー「10体はいるね~」


ガルバ「お前ら、実戦だ!」


ブラウン「なるほど、いくぞ!消え失せろ!!!

『衝撃斬』!」ズガァン


剣から出た衝撃が魔物を捉えた


魔物「何!?魔力だとぉ!」ウギャァー


サーガ「さっすが~!

オレもいくぜ

『 脊髄砕き』!!! 」ベキ!


魔物「いつの間に後ろに!?グハァ!」


サーガ「どうだ?正々堂々拳でいくぜ!」


ジェリー「ボクも手伝うよ!

『ショック』!!!」ビリビリ


魔物「アアアアアアアアー!!!」シビレルー!!!


複数の電撃が魔物を襲った


サーガ「雷魔法か?」


ブラウン「すげぇな!」


ジェリー「うん!練習したからね!」


サーガ「連携いくぞブラウン、ジェリー!!!」


ブラウン、ジェリー「おう・うん!!!」


ジェリー「『焔』!!!ブラウン、

受け取って!」ボウッ


サーガ「魔力弾!!!ブラウン、

とどめだ!」ダダダン!!!


魔物「グオォォォォ!!!」


ブラウン「ジェリーサンキュー

必殺 『焔旋風陣』!!!」ボウッズバーン!!!


雷と炎をまとう剣が魔物を切りつけた


魔物「グアァー!

すみません、ダウン様ぁ!!!」シュウー


ジェリー「連携成功だね♪」


サーガ「上手くいったな!」


ブラウン「お前ら、ありがとよ!」


ガルバ「見事だ!!!感激したぞ(泣)」


ガルバは号泣してそう言った


サーガ「と、いうことは?」


ガルバ「実戦試合……合格だ!!!」


ブラウン「うおぉ!!!よっしゃー!」


サーガ「やったな、ブラウン!ジェリー!」


ジェリー「うん!」


ガルバ「サーガ、これからどうするんだ?」


サーガ「仲間が足りないから、仲間探し

でもするか?」


ジェリー「うん、そうだよね」


ガルバ「仲間がいないなら

ブラウン!、お前もいったらどうだ?」


ブラウン「いいのか?」


サーガ「あぁ、大歓迎だ!!!」


ジェリー「ぜひ仲間入りしてよ!」


ブラウン「じゃあ、そうするか」


サーガ「これからもよろしくな ブラウン!」


ブラウン「あぁ、よろしく!」




現在仲間募集中



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