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なーろっぱ世界の短編 婚約破棄とか聖女とかドアマットとか転生とか その2

なんかいるみたいなので、逃げます!

作者: マンムート
掲載日:2026/09/04

 なんのかんのと理由をつけて、わたしと会おうとしなかった婚約者が2カ月ぶりに会うというから。


 夕暮れ時に伯爵邸まででかけたら。



 玄関でいきなり。 


「貴様とは婚約破棄する! そしてこのひとと結婚する!」


 と婚約者がわめいた。


「ええと……」



 婚約者の隣には誰もいない。


 腰にまきついた女はいない。


 茶番? ジョーク?



 でも、


「承りました! では!」


 わたしは我ながらほれぼれするくらい瞬時に返して、逃げた!




 確かに誰もいなかったけど。


 なんかゾゾゾと寒気がしたのよね。


 しかも婚約者は頬がげっそりやつれて、ふらふらしてた。


 それに、伯爵邸も、どよーんとしてて、暗かった。




 まちがいなく、なんかいる。



 1週間後。


 伯爵邸は崩壊。


 残骸の中から、元婚約者の遺体が発見されたんだって。



 なんだったんだろうね、アレ。




たくさんの作品の中から、本作をお読みいただきありがとうございました。


最後までお付き合いいただけたこと、とても嬉しく思います。


少しでも心に残るものがあったり、何かを感じていただけたなら、


評価や感想をいただけるととても励みになります。


別の物語も書いておりますので、もしよろしければ、そちらも覗いてみてください。



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― 新着の感想 ―
判断が早い!
あくまでも「婚約者」であって正式な婚姻に至ったわけではない 家族になる「予定」でしかない 我が身と比べればそりゃあ優先度は下ですよね
>腰にまきついた女はいない これって見えてませんかw
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