表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

4

分かれたはずなのにコボルトは2匹とも街の門まてアルについて来た。どうしたもんかと思いながらも門番さんに声をかけると、


「ずいぶんと懐いてるな。テイムしたのか。」


「僕はテイマーじゃ無いですよ。」


「テイマーじゃ無くてもテイムは出来るぞ。ギルドで調べてもらうといい。それだけ懐いているなら君から離れないようにすれば街の中に入れられるだろう。」


そんなんでいいのかモンスターだぞとか思いながらも2匹を連れてギルドまで来たアルはカウンターで


「すいません、こいつらついてきちゃって。テイムの確認はどこでやったらいいですか?」


「あらあら、ずいぶんと可愛いモンスターですね。テイムの確認はこちらでもできますよ。」

 

コボルト2匹はしっぽフリフリでワフワフ言いながら受け付けさんに愛想を振りまいていた。


その後、いろいろと確認された後に受け付けの人と話をするに簡単なテイムだけならテイマーで無くても出来るそうでコボルト2匹はアルのテイム状態にあるとのこと。テイム判定自体は無料だったが、テイム認証アイテムをずいぶんな額で買わされるハメになった。見た目の可愛い首輪型のやつを選んでつけてあげたら2匹とも大喜び。


さて、これから登録本番となって、受付けの人が、

「この2匹の名前は?」

「名前ですか?」

「はい、名前が無いと登録のしようがないので。」


そりゃそうだ。まるきり正当な道理。なんだが、なぜかコボルト達の期待の表情。何で、この視線、ファイナルアンサー的なプレッシャー。お前らどこでそんな芸を覚えたんだよ。少し落ち着きを取り戻してから考えて、


「クロとギンでどうだろ、」とまずは受け付けさんより先にコボルト2匹に問うてみる。

柴焦げ風の毛色の先の焦げた部分がまるきりの黒か少し白っぽいか、他の人が見ても2匹を見慣れた人ならば見分けがつきそうだけど、あまりにも見た目のままで安直過ぎるかと想いきや、2匹とも尻尾が分離して飛んで行きそうなくらいにブンブン。ああそれでいいのね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ