無題
日々の詩を綴ります。
振り返ると
風の中に金木犀
澄んだ空気の匂いに焦がれ
明日の自分を
昨日のキミがみていてくれる
下を向いていても
上を見上げていても
宵闇の中でも
注がれる光の中でも
白い空に手紙を託して
キミは目を細めてくれている
記憶の海から
天空の花を捧げよう
キミの胸に
明日の為に
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静かなる世界
時にそれは死と呼ばれ
嘆きを誘う
されど
その概念は
ナニモノかに作られた常になり
ノロイの如く侵蝕する
生を正義とする世界
死を悪とする世界
それすらも造られた
セカイだとしたら
今
ここにある
命とは
ナニモノなのか?
ヒトノセイで
生きづらい
活きづらい
逝きづらい
それすらも
命だと言うのに
何かを感じて頂けたら幸いです。