プロローグ 告白
「ずっと、前から好きでした。
付き合ってください。」
俺は今日、告白をした。
相手は俺の幼馴染で家が隣の相澤 瑠璃という名前の子だ。
学校の放課後帰り道、少し日が暮れ始め人気が少なくなって来た時だった。
俺たちは、家が隣同士で小学校の頃はいつも一緒に帰っていたが中学になって疎遠になりそれから帰ったことはなかった。
だけど、俺は中学3年生の時にるりのことを諦められずに同じ学校に行く行くために猛勉強した。
そして、高校に上がりやっときた告白のチャンスだった。
「優くん。嬉しい。私もずっと前から……
彼女が返事をしようとしたその時だった。
キィィィ バァン
俺の目の前を、トラックが横切った。
ギリギリで俺には奇跡的当たらなかった。
だけど、俺の目の前にいたるりは…
壁にぶつかりへしゃげたトラックの下は真っ赤になっている。
ぐちゃぐちゃになった赤い塊と血が広がる。
物音を聞きつけた人たちが集まって来る。
周りの人がだれか救急車と言ったり叫んだりしている声が遠くに聞こえる。
そして、俺はその出来事ではなく別のことで立ち竦み身動きができなかった。
「優くん‥私も優くんが好き。
これから、ずっとずっと一緒だよ‥」
俺にしか、見えてないそれは顔の皮が剥げ痛々しい見た目をして俺に愛の告白をして来たのだ。
ぼちぼち書きたいです