スネマシタ
誤字や脱字あると思います。おもむろに、そして心のままに執筆してます。文書が、おかしい所もあると思います。
これからも、よろしくお願いします。
ホタテとハグを終了させてから、自ら(俺が)街への自慢をする。そして、ホタテと一緒に街へ行く事へ発展することは、全く時間が掛からなかった。
夜は、ホタテと海中で寝た。
日が上ると、ハッと重要な事に気がついた。
宝石を入れる物が無い。
もちろんシステムさんに、相談した。
システムさんいわく
『他の魔王領域へ行って下さい。そして、魔物をある程度、刈って頂くと魔石がでます。』
『そして、ある程度集めましたら、私の所へ持って来てください。私が、魔石の魔力を上書きします。』
『そうすることで、再びマスターの魔力と、私のシステムで物質変換が出来ますよ。』
と言われたので、ホタテの上に乗って他領へ。
……分かっていましたが、ホタテ強いですわ。
「ホタテ!おまえ凄いな。俺も、重力魔法を使えるが、ホタテのは魔物が視界に入ったな……って、思ったらつかの間、直ぐぺちゃんこにしてるんだな!」
『違うよ。重力魔法じゃ無いよ。海中だから、水圧魔法だよ。』
ホタテが博識な言葉をいうております。
さらに
『魔王さまの加護をもらっているから、重力魔法の一部を使えるんだよ。あと、ボクが使っている水圧魔法は海神様の加護と、魔王さまの加護で、魔力がとても少ないんだ。』
「へー……」
と言っておく。
ホタテ、物知りなんだね。もっと、バカと思っていたよ。いや、オブラートに言うと世間知らず?かな。
かなり、魔石がたまったので、システムさん家に帰った。
もう本当に、凄い量だったので、システムさんに一度断りを入れて、結界を破らせて頂く。
そして、大きなホタテが口の先を、六階部分に入れて
『ザッ!ザザーーー!』
と、口から流れ落ちる。
そして、俺も上半身を脱いで、服の中にある宝石をゴロゴロと出して行く。
システムさんは、無反応でした。
話を替えるために、いつもお世話になっているし、いつもいつも「システムさん」と読んでいるので、名前をつける事にした。
「システムさん!システムさんの名前は、今日から[バイ]ね。」
このバイは、俺がホタテも好物だが、このバイも好物なんだ!バイは、貝の一種で、コリコリしている。雰囲気、アワビを連想させる美味しさだ。
「じゃあ、バイさん!この魔石で、俺はナップザックを作って欲しい。そして、ホタテにはトートバッグな。」
バイさんに、ナップザックの形式と多様性を伝える。トートバッグは、女の子が持ったら可愛い!というだけの発想だ。トートバッグも、バイさんに伝える。
ナップザックとトートバッグが出来たので、バイさんにサヨナラを言い、俺らは再び街へ行くことにした。
ナップザック等は、少量の魔石で出来ました。
ホタテに乗って、シスターがいるあの街へ。途中、当然の如く魔物が多々出て来た。魔石を回収しつつ行ったが、半日も掛からず、前の陸地へとたどり着いた。
前と違うのは、ホタテの存在と、ブリーフ内には入れていないというところだ。
街の門付近に行くと、
『また、あんたか。おまえは図らなくて良い!壊されたらたまらん。』『ん?後ろの女は、おまえのツレか?』
と聞かれた
「ええ。俺の……。俺の子供みたいな奴です。当然、強いです。装置、破壊します」
と前もって、宣言しとく。
兵士達は、もどかしい感じになりながら俺達を通す。
しかし、ある一人の兵士が言った事により、次回は面倒になりそうな予感をした。それは
『王都・サブタイから、新しい装置が来る。その装置は、魔力を流し込まずに[血]を一滴垂らすことで、ステータスや称号が分かるらしい。』
『そして、これが最も重要視されているが、一般人にもギルドカードのような物を発行する。』『この、一般人用で出されたカードは、まだ見ぬ魔法適正等の発掘や、罪人・手配書の発見等を助けてくれる魔法具なんだせ。』
と。
ただ、ぶっ飛ばしてたら良い時代は、もう終わりかと。不安でつのる一方で次は、どうしようとネガティブに思想しまくった。
だか、ハイテンションのホタテを見ることで、今は息なおっさんがいる所へ向かった。
『へい!兄さん。また、来たね。お金持っているんだよな?』
と聞いてきたので、おもむろに王国金貨四十枚を出して
「ソース焼き鳥を、買える分だけくれ!」
と言ったところ、金貨四十枚にたいそうビックリしてはりました。
ソース焼き鳥を二人で、計五十本食うと。終わりの合図が出た。物足りなかったが、金貨が無いので、その店を出て魔石を浄化しに、教会へ行った。もちろん、あのシスターに会いにだ。
教会に着いたので、シスターを呼ぶ。もう、馴れた。
やはり、なぜか斧を持ったシスターが現れた。
そして、ナップザックとトートバッグ・両ポケットと服の中から宝石を出す。かなりの大漁さに、シスターは戸惑いながら、目を輝やかせる。
『浄化するので、少々お待ちください』
と言われ、十数分 待ちました。そして、奥からシスター登場。
『今回は、王国金八十三枚です。あなたは、凄腕のハンターか冒険者なのですね。』
そんなに、ニコニコしないでくれよ。身体が、また光ってる!旨そうだっ!とジロジロ見ていると
『隣に、綺麗な女がいるのに、私に目を向けていると、おこられますよ。』
と、これまた可愛く言われる。
「ホタテは、俺が作ったんだぜ。」
と自慢する。
『?。作るとは、なんですか?既に、ご結婚されているのですか?』
「結婚はしてないよ。ホタテは、バイさんと協力して作ったんだ」
『お金を出して、娘を作ったんですね。』
まーー。魔石は、お金にかわるし。
「そんな、感じだね。」
と返事すると、
『ホタテさん、楽しそうですね』
と、ニコニコしていたホタテが
『昨日は、魔王さまと一緒に寝たんだよ!魔王さま、ボクの身体に満足してくれて、ボク嬉しかった!』
おーう!!この場を、逃げたい。
『鬼畜ですか……?』
シスターが言いながら、どこからか斧を拾いあげる。
俺が必死に
「確かに、作ったんだ!だけど……」わからん。全然良い考えが、思いつきません。
『だけど、なんなのでしょうか?』
「だけど……、いきなり悪そうな者が、襲いかかって来たんだ。産まれたばかりのホタテは、必死の思いでやり遂げたんだ。まさに!奇跡!」
「だけど、奇跡の代償は大きかったんだ。なんと、産まれたばかりのホタテが、成人した女性に成っていたんだ。しかも、心は産まれた赤子のまま!」
うん。上手く作った話だ。しかも、八割強は本当の話だ。
「ここだけの、話にしてください。」と念を押す。
シスターは、ウルウルな目をして涙ながらウンウンと頷いていた。
ほんまかい。信じてくれたんかい。
シスターが涙目ながら
『ところで、魔王とはあなたの名前ですか?』
と聞いて来られたので
「魔王とは、アダ名ですよ。本当の名前では、ありませんよ。」
と丁寧に答える。じゃあ、何て言う名前何ですか?と、聞いてくんじゃねぇーぞ?!と思いながら、丁寧にだ。
『そうですか、では、名はなんと?』
まっ。そうだろうと思っていたよ。
「(魔王から、来るアダ名からだと……)」
「王魔八平衛です。」
ま、いいよね。おれ、第八魔王だし。ぶっちゃけ、この[衛]という漢字がカッコイイと思ってるし。
『なるほど、オウマさんなら魔王と呼ばれますね。』
ああ、良かった良かった。終わった終わった。
金貨八十三枚をもらい、シスターにサヨナラする。
そして、再び焼き鳥屋へ。今回は、約倍の八十三枚を提示したので、百三本もの焼き鳥を食いました。
家に帰り、焼き鳥屋の報告・自慢をバイさんに言うと
『騙されてますよ。』とスラッと言われる
『だいたい、金貨八十三枚もあれば、その焼き鳥屋の土地ごと買えますよ!!』
『いえ!焼き鳥屋周辺を買っても、オツリが来ます!』
『マスター!私に言えない隠し事。ありますよね?……言ってください!』
「いや、別に……『ありますね!?』」
『私が言います!マスターは、字が読めませんね?!そうですね?!』
『だから、私のシステムを操作しなかったり……色々な不振な点が、山ほどありました!』
開き直って「そのとうりです。」と答える。
沈黙がありました。
『マスターは、転生されました。多くの神から加護を、そしてこの世界の事を説明を受けました!』
『だったら、しっかり魔王の仕事をしてください!私に、バイと名前を下さったのはとても嬉しいです!ですか……「俺、なんにも説明聞いてないよ」この先、他の魔王に潰されますよ!?』
『え??今、なんと言いましたか?』
「やだ。いわなーい。」言っても、信じてくれんだろうよ。
時間が経過すると。
『今、言ったことは本当のことですか?』
と聞いて来たので、
「は?なんのこと?」とスネながら答える。
『神に説明を受けて無い。ということです。』
……
「というか、神すら会ってない……。……いきなり、この玉座だ。」
沈黙が続く。
今日は、気まずいので、ホタテと一緒に海に寝るのではなく、あえて城の中で寝た。
前世で一度離れると、次が辛くしんどくなって、心がどうにかなりそうになった経験があるからだ。
そして、久しぶりに黒の床にて、ホタテと寝た。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
魔王、やっと名前決まりましたね。
本当に、私[衛]←この漢字好きなんですよ。
意味は、わかりませんが。エエ形ですわ。
これからも、よろしくです!