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チート説明受けていないんですが……  作者: ふ~ん
第一章 転生
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夜勤だからこそ書きました!

いつも、深夜に読んでくれているリピーターの方!ありがとうございます。

では、どうぞ召し上がれです。

エルフの里に来て三日目の朝がきた。

俺達は、当初の目的の魔迷まよいの森の出入り口にいる。


王魔は知らなかったが、出入り口は計三十二個存在する。迷って抜け出せない者や、そのまま餓死したり幻術に惑わされたりするらしい。

そして、うれしいことに魔物がいないらしい。……その分、迷宮らしいが。


今、王魔達は順番を待っている。あの集会でもそうだが、日が経つに連れて人が多くなっていた。バイが、アッ!そうそうという感じで王魔に忠告してくる。


『今日で、三日目です。魔森様は、五日あると言われてます。もし、本日入りまして三日経過してしまうと森から出る可能性は低くなりますので、王魔さまは特に一人で出歩かないようにしてください!』


「バイさんや。俺はあの勇者でもグループでクリアしたダンジョンを一人でクリアしたんだぜい!言わば、オラぁはダンジョンマスターなんだぜぃ!」


バイに久しぶりに、俺を見下した目をしてくる。実際、王魔のほうが伸長は誰よりも小さいが……あの目ドMなら間違い無しで合格採用だなと思った。


「こー見えても、俺は魔王だからなっ!お前らの上司だからなっ!?」


とりあえず、王魔の最大攻撃をかましておいた。

バイが再び言う


『王魔さまは、幻術耐性がありませんから迷子にならないよう……手をつないでおきましょうか。』

と話していたら、俺らの順番に回ってきた。

なんとバイ達が、先に行く事になってしまった。人数合わせだ!


「ちょっと!まてえ!」


ひ弱な声、心細い声をだした。

ホタテを読ぶ。

急遽ホタテを手のり蛇サイズにして、ホタテを服の中に入れる事にした。ホタテは、かなり喜んでいたが。


「おい!門番!ホタテが三時のオヤツ食べに帰ったぞ!だから、俺はバイと一緒に行く!」


バイ達と共に行動することに成功した。

パーティは、五人一組だ。

メンバーは、バイ・テッカ・イナリ・王魔・おっさんだ。おっさんの名前は、ミヤクルと言うらしい。


森を散策中、最初は一本道だったが進んで行くと先に入った奴等が見えてきた。先に入った奴等は言う。

これより先に一歩でも入ると、幻術対応となるらしい……言わばここに固まっていることは、根性が腐っているらしい。

「おうおう!兄ちゃんたちよぉ?!ダンジョンマスターが来ればもう安心だぜぇ!?ドンッと……こーい!!」


この偉そうなヤツを見て、怒りを表すヤツは一切いなかった。いつも、けなされてきたのに今日だけは違うかった。

冒険者の一人が、マジで俺のことをダンジョンマスターが来た!助かったと思っていらっしゃった。こんな期待されて……うれしいです。そして、一人づつ握手していく。

王魔は内心、ダンジョン別にどーでもいい!と思うほどうれしかった。

あるマッチョに、握手をした時だった。


「あ……れ?」

握手した瞬間放り投げられる。そして、一人ダンジョンへと投げられる。

そして、ダンジョンマスター!が一瞬で遊び人の魔王になってしまった。


【二天王サイド】

プギャータ!プギャータ……

『……おお!待っておったぞ。第八魔王どもの行動をな!門番での別々に切り離す作戦は無駄だったか。では……次だ!』

と言い、伝書鳩およびプギャータ鳥を離して飛び立たせた。

『こうしては、おれぬ!わしもいかなければ!』

と言い、その場を立ち去る。


プギャータ!プギャータ!と飛んできた。二天王は確認をする。

『……おお!成功したか!これで、あのシステムは我手に落ちたものも同然よ!……では、魔王を倒す魔獣をはなとうぞ!』

再び、伝言がわりに鳥を飛ばせた。


【王魔サイド】

ダンジョンマスターは、早くもピンチになりました。

落ちた場所は、十字路です。

進みます➡十字路、進みます➡十字路、進みます↑十字路!進みます➡十字路!進みます↑十字路!進みます➡十字路……!……迷いました。迷子です。

「十字路ぉぉぉ!もうええっちゅうじゃー!」

王魔ぶちギレモード突入!高速移動開始!!


「(……ああ、本当に幻術か分からないがテメェの幻術と俺のぶちギレで!勝負だぁ!!)」


……王魔は走る走る!高速移動で!幻術が間に合わない位に!……本当の王魔の狙いは、こんなに高速で走っているんだから、地面が道しるべになるのでは?……と思っている。


只今、継続率百%!パチン○なら店が必ず潰れます。更に、高速移動が続く!……突然?

『アハハ。アハハ。アハハハ』

聞こえた。……子供の声ぇぇ!!


王魔はアレ?となりつつも走っていた。しかし、それは急に終わりが来た!

「(落ち着け俺!今、相も変わらず十字路だ。しかし、違う所がある!……俺の右手側の通路に赤色の毛むくじゃらがいる!)」


「(毛むくじゃらが、子供の分け無いよな?アレ!子供……?デハナイ!!じゃあ……何?)」

王魔の、ホラー大嫌いモード突入してしまった。


「(とりあえず、アイツに背中を見せず!且つ目線を合わさず視点の外で把握しながら距離を置く……俺の秘奥義の一つを出そう!)」

内心、来るなぁ!来るなぁ!走って来るなぁ……


王魔はズリズリと左へずれる。かにさん歩きだ。そして!

「ゴッ!」

……何かにぶつかった。瞬間

「あ!……危ないよ」

子供の声が!

「(あの毛むくじゃらは右手の視点外しをしながらおると分からせておいて、からの!左手かぁ……罠なのか?!左見たくねー……)」

内心、バイ……助けてよー!バイー!だずげでぇ。


【バイの出来事】

冒険者の一人によって王魔は一人魔迷いの森へ入ったことで、少し苛立ちが出てくる。しかし、二天王の登場とオオババと門番の登場で場は静かになる。

『お前達の主は、我らの手の上じゃ!これを見よ!……』


……見えない。王魔族が、高速で走り過ぎて見える訳がない。しかし、途中で立ち止まった時の王魔の顔を見た瞬間バイ達の抵抗はほぼ無くなる。


『(ん?ワシが放った魔獣の姿は見えないが?どこじゃ?……しかし、こうもあっさりと静かになって成功じゃわ!)』


……誰もが!誰もが、王魔が見た赤色の毛むくじゃらは見えていなかった。




夜勤だからこそ、書きました。

なので、本日分は終わりです。元気だったら書きますが。

次回もよろしくです!

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