プライベートの確保は大事です
こんばんは
流石はバイを色濃く残すリカリン。所々に日常でありながら、エロを取り入れるとは中々やりおるわ。
「お口が小さいんだね。……じゃあ、こんな小さなソーセージはどうかな?」
「わっ!これも大きいです。
困りました。主様から下さったソーセージ、大きくて口には入れそうにありません。」
このやり取りを見て俺は……俺は!
「ちょっ!?そこで出すなら休む所でしましょう父様。」
蒼馬の言う通り指示に従う。逆らって良かった試しが無いからだ。
……
私の名前はシンシア。こう見えて、シャイバアちゃんの孫だ。
そして、ギルドで提供している宿の受付もしている。
宿の客が多くなる時間帯は、冒険者がお腹を空かせて帰って来るの。
だから、ある程度空が暗くならない内に宿を取るピークは始まるの。
ピークが終わり落ち着いたので、いつもどうりに次は宿の客は夕食を食べに来るの。
なぜ、ピークが終わるのかも知ってる。それは、冒険者はその日暮らし……だから安い部屋しか宿泊しないの。
誰が、明日も高額クエストが出来るか分からないのに高い宿泊費用をだすの?……それはね、どっかの貴族か旅行者目当てなの。
高級で高い宿泊は何時でも空いているの。
ま……たまに、何処かのギルド長が来て宿泊さるからあるのだけれども、正直見たこと・使っているところを見たことが無い。
これから話すのは、私にとって初めての高級宿泊者の話。
この者、御連れさんは男の子と小さな妖精さんを連れて旅をしているようだった。
とてもじゃ無いが、御金持ちな人には見えない。
とてもじゃ無いが、威厳が見当たらない。
あの時も、そうだった。
「父様!?ココでは人の目も有ります。休む所……宿を取りましょう!」
そう!男の子はそう言って、何かをしている途中で中断してしまったのが運のつき!
(見てしまった。ぷらぷらー。ぷらぷらー……と揺れていたんです。)
というか男の子!!……あの人がズボン履こうとしている途中で手を引っ張るな!
すぐさま男の子は高級宿泊を予約し……というか、それしか無かったというのも大多数なの。
そんな、ぷらぷらしたモノを見ていてショックだったのに初の高級宿泊者に嬉しくて笑顔を振る舞いてしまった自分が恥ずかしい。
私は、これからも乙女でいられるのだろうか?不安で仕方が無い。
だけど、次!……となっている私の心は抑えられない。
(だからって、部屋前に待機して聞き耳立てているって……違うんだからね!私は蝋燭の換えを持って来ただけなんだから。)
……
「ココなら人目も無いですし、下半身を出しても変に思われないですよ。」
「……だっ。だけどさ、ずっと半身出してた時点で終わりじゃ無いかな?」
「気のせいですよ。」
「……」
(はぁー。こんなところ、俺に似なくて良かったのに。
あー、修正は出来ないんだろうな。
……あー残念だ。)
明日もよろしくです




