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チート説明受けていないんですが……  作者: ふ~ん
親孝行編
215/406

ペイッ事件 捜査本部

こんばんわ。

「マジ?」


 頷くイナリを見て、ナニかこう……モヤモヤしたものが吹き出す感じがした。それは、嬉しいというのか……なんとも、どう表現したら良いのか分からない。

 そんな嬉しいと言えば嬉しいの部類に入るのだが、イナリに褒め称える位の強い心を持っていない俺は、驚きながらも『やったな!』としか必死に言うことが出来なかった。


(いや!もっと言うべき事があるだろ。もっと……そうだ名前だ!)


 この時!俺に雷の様なものが走る。俗に言う閃きというやつである。

 それは、コウ聞こえて来たんだ。


「なるほど、百歩譲ってシバを亜空間ポッケでイチャ付いていたのですね?だから!一番が娘のホタテだったと?」


 バイの声が聞こえる。

 気のせいと思い、更に声に集中する俺だった。


「無視しないで下さい。目線を外しても、この私の美声は聞こえるでしょ?

 これは、骨振動というモノで声の音波で骨に響かせアナタに伝わせているのです。」


 さすが医療の神様。何でもアリであり、耳を塞ごうがお構い無しである。

 バイは、王魔のオデコに指先を立てソレをアンテナ代わりにして音を伝導していた。


 事件はここじゃない!現場でおこっているんだ!……じゃあ、現場をブッ壊せば静な平穏に戻ると考えたどり着く。

 ペイッとオデコに突き立てたバイの指を払い、余裕の表情でイナリと向き合う。


「よくやった。名前を考えるからちょっと待ってね。」


 この言葉を聞いて残念そうな顔をするイナリ。


「誠に申し訳ありませんが……王魔様の母君様が『この子の名前は蒼二ソウジよ!』と、名が無いのも不便なので今はソウジなのです。」


 ここでやっと俺にすんごい閃きが来た!


「名前は蒼馬ソウマにしよう。決して!蒼の二番目という蒼二ソウジというのはやめよう。」


「わかりました。蒼馬ソウマと登録しておきます。」


 ここでイナリはあることに気付く。何故か王魔はイナリの目ばかりみているのだ。

 イナリ自身も、王魔に見られているのは嬉しいことなのだが、ナニカおかしいと感じ少し周りを見渡す。


 そう。あのペイッ事件である。


 ペイッ事件とは、綺麗な女性の御手々(おてて)をハエをたたき落とすかの様に、はたいた事件である。

 注目点は、バシッでは無い。邪魔だから『アッチ行け!シッシッ』という感じのペイッ。


「あの、バイ様が真剣な眼差しで見つめていますが。……代わりましょうか?」

 

(なにっ?何を代わるの??)


 イナリさんの発言により、イナリさんとバイ様の場所が交換された。

 因みに、耳を塞がれて聞こえないハズ。しかし、シバの能力の一つで意思伝達というのがある。それは、俺の体に触れるだけで伝えれるし、俺の言い分も伝えることが出来るのだ。

 要は、究極の内緒話が出来るということだ!


(フッ……なめたらいかんぜよ!)


 今は目下、前世で取得した【奥義】を発動中である。

 発動中の【奥義】とは、多分皆さんも有るだろう。電車の中・通行人という現場では、怖い893な人や綺麗な女性が何らかのタイミングで目の前に来たとき!その奥義は発動する。


 約束事【奥義】その一。

 綺麗な女性でも、怖そうなお兄さんでも!見すぎてはいけない!

 見て良いのは、相手の目線がズレタ時のみ!コッチを見る動きがある場合は……その奥を見ること!


(へへへ。見破られまいて。俺の目線はバイに向いている!しかし今俺が見ているのは、バイの向こうがわ……見えないホタテがボコり捲っている勇姿を見ているだけなのだ。)


 だけどコレには大きな欠点が存在する。それは、相手が動いた場合だ。動くと注目しているのは彼女だったり怖いお兄さんだから、結局目線はそっちに行ってしまうのだ。

 そう。今!まさに今!!バイは接近して来ている。目線が!維持出来ない。


「で?シバ、彼はなんて言ってるの?」


「そのぉ。」


「命令です早く言いなさい!」


「奥義を発動しています。ホタテお姉様を応援しています。

 ……そして、御母様を見ないフリをしています。」


 『奥義……ホォ』と半ばバカにしている感じの言葉を発すると続いて気になる発言をする。それは、王魔に更なる試練が舞い降りた瞬間だった。


「私を見ないフリですね?では……」


 それからバイは王魔の目の前で『手が痛いわぁ』と散々言って俺の心を乱す。

 俺の心の乱れ具合をシバに確認すると、悪魔の笑みをこぼす。そして次の行動へ進む。


「反応無いのなら、色々触って反応を楽しみましょうか。」


 そう、首もとで吐息をされ更には亜空間ポッケでは無いズボンポッケに手を入れて来たので即!


「すいませんでした。」


「あら?謝りが二つ足りませんが?」


 なんだろうか?手をハエに見立てた事なのか?それとも無視の事か?とりあえず言ってみなければわからない。

 何事も、伝えなければ何も始まらない!ということだ。


「手をハエの事……」


 直ぐに気付いた!始まりなど、どうでも良かった。


(ハッ?!違う!!ハエでは無い。バイの目が語ってる。これは、踏んじゃいけないのを踏んじゃった感じだな。だったら取るべき事は一つ!!)


 その後、バイさんをタックルし押し倒す。そして、身動き取れないように足を絡め取る。更に、『バイが大好き』と良い続けること一時間言い続ける。

 それでも駄目なら二時間するのが必勝法だ。

ありがとうございます。第一話を少し修正したいと思います。続いて、徐々に修正して行きたいと思います。本文は変化は無いように、空間を開けたりしたいと思います。

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