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チート説明受けていないんですが……  作者: ふ~ん
親孝行編
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ダンジョンの禁じ手

こんばんわ。遅くなりました。今連休中で、遅くなるのが平気になりつつあります。夜勤っていうのもありますが。では、どうぞです。

「悪いんだけどソノ獲物は今から私のモノになるんだよ。心配するなって!お前達も私の男達に遊ばれて楽しくなるだろう。」


「?……どうしなのでしょうか?」 


 バイは俺の顔を見て質問してくる。鏡は無いが今考え事をしている。

 あのお頭が言った『男の子』とは誰でしょう?……いや!十中八九ワタクシなのだろうと、ハシャギそうな心を抑えつつ本当にミーなのか深く深く考えていた。

 

「あのさ、俺の事を『男の子』と言わなかったけ?」


 やはり聞こえているようで質問はバイに言ったが彼女から言葉が飛んで来る。


「ああ!言ったさ。見ての通り周りの男共は、髭があったり頭の毛も無かったりするのさ。そこへ君のような子は、良い匂いがして清潔間がある!更にアイツ等より若いだろう?

 どうだい!?ウチに来れば毎日思うがままだよ。」


「別にソッチに行かなくても毎日……ではないがほぼ思うままに生きている。」


 というか、少し考えると俺なんかよりもっと男の子というイケメン二人がいるだろう?あの二人は眼中に入ってないのか?


「ソノ顔。あの二人組を心配しているのかい?」


 別に心配してはいない。それは、母が自分の配下を心配してないのが大きいと思う。


「私ってホラッ……良い体しているだろ?この容姿のお陰で世のイケメンや金持ち連中と数多く付き合ってきたんだ。

 今お前を見て、何の取り柄も無く身長は低く歳は成人。そんな男子は食べた事が無いって君を見て気付いたよ!……ありがとう。」


 ボソッと俺の独り言を聞いたバイはすぐさまフォローに入って来た。


「王魔様はどんな背が小さくとも!最近脂肪が増えたとしても……全部!私の好みです!」


「くくく。落ち込まなくて良いよ私がアノ、おじさん風のヤツも捕らえて一緒に面倒見てやる」


 どうやら、おじさんとはナオらしい。ナオも好みの一種みたいで、その次の話の内容にも『雰囲気、王魔君が歳をとった感じだね……コレクションとして置いておきたいんだよ』と聞いてなんか安堵した。

 猫獣人?のお頭は遅れながら名乗って来た。名前は[レッディ]と言うていました。


 考えるも無く、簡単に答えが出ている。ウチにはボンキュッボン担当はテッカがいるし、獣人ならソリィとアルプラとイナリもいる。

 筋肉はムキムキでは無いものの、格闘系最強のホタテもいる。


「返答を言うぞ。お前なんかいらない。かと言って、すり潰すのも気が引ける!……来いアルプラ」


「あーん。王魔様あーん。こんな森で呼ぶなんてサア!彼方で交尾でもしましょう。」


 呼び出すと突然抱きつかれ、本人の顔で身体中スリスリしてきた。


「おアルプラか!?」


「あら?レッディ嬢ちゃんね久しぶりね」


……

「あー。暑くはないけど、喉が乾いたわぁ……精霊魔法の水をして飲むかぁ」


「次の放尿する時は、何処に放つか言ってからしてくださいね。」


 正直言いたく無いから言わなかったんだよ!バイはなんでも採取して、勝手に健康診断するから嫌なんだよ。


 あの後、アルプラとレッディが知り合いと判明し口喧嘩が発展して行こうとすると、どっからともなくレッディの後ろに音も無く母が立っていた。

 こちらが気付くとレッディも気付いたが遅い。


「誰がおばさんだぁぁー!」


 綺麗なバックドロップが決まろうとしていたが流石は猫!しなる身体を駆使してブリッジし地面に地を付け防いだ。


「てめぇ!女に生き遅れたぁ死ぬ覚悟出来てんだろぅな!?」


「チッ。二人がかりか?」


 アルプラが丁度良いくらいにキレてレッディに首ったけである。母だけだと心配だが、アルプラがいるんだもの……


(仕掛けるのは今!)


 王魔は観世音千の拳を発動しながら、闘聖気を針の形にして背中の中枢神経に刺し全てを支配。レッドブルーのメンバー全員は全身麻酔になる。


「王魔様流石です!流石、背が小さくとも私が大好きな魔力漏れの匂いがするマスター。別に風呂に入らぬとも、あなたは毎日良い匂い……いえ!美味しそうです!!」


 二人で観戦モードをして、母ちゃんとアルプラのコンビとレッディとの攻防を見ている。眠たくなって……だって、母ちゃんはどうしてもプロレスを決めたいみたいだ。

 やはりしなる身体にはプロレスは効果が無いみたいだ。


「蒼!入って来てぇ」


「よし!」


 俺だったら、あーしてこーしてと頭の中で考えていたら良いタイミングで手を伸ばして来た!それはプロレスでいう『入れ!』ってヤツだ。

 普通は交代するのが基本だが、俺達はヒールで通っている身。


 だから、アルプラを置いといて……


(レッディ……大丈夫かな?)


「アルプラは帰らないのか?」


「帰れと言われれば返りますが?さあ!帰れと言って下さい」

(王魔様、気が弱いから絶対言わないから安心だわ)


「そう?だったら王魔様の気持ちを代弁して飛ばしましょう。……古い友達レッディの様に冥界へ。」


 あー。バイと喧嘩するから帰って欲しいのに……言えない。


 そこから少し離れた場所で何やら動きがあった。俺はこの砂漠を一手に支配するドスト。冒険者ランクはBである!『身ぐるみ剥いでやるぜ!』そう俺は思うだけで、全ての苦しみから解放されるんだ。

 俺のテリトリーには数千のトラップが引き積めている!


 王魔は悔やんでいた。どうして俺は『おー!ここが百五十階の砂漠ダンジョンかー』……だよ!ダンジョン無いじゃんか。


「なあ、歩くの疲れたよ。……飛んで行こう!幸いあの森ダンジョンと一緒で天井高いしさ。」


「分かりました!」


 こうしてバイお手製の飛空挺に乗って移動するのだった。

明日も休み!明日もよろしくです!

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