シスター・リク
今晩は、毎日書くってことに、なると。
書かなくっちゃ……って、思ってしまいます。
リピーターのかた。始めて読むかた。
まいど、検索ありがとうございます。
宿屋のベッドにて
「なぁ、バイ。起きてる?」
『起きてますよ。繋がりますか。』
どんだけ、未知能力欲っしてんだ。
「いや、ホタテがいる時は……。といか、繋がる時は、二人っきりがいい。」
『わかりました。ホタテに段取りを、伝えておきます。ホタテ、分かった?』
『うん、分かったぁ』
ホタテ、起きてたんかーい!
「聞きたいこと、あるんだ。身分証明で、システムの干渉は、俺だけ干渉したの?」
俺だけ、適性職業が変だったし。
『実は、システム干渉はしてせん。』
あ?していまへんのか?じゃあ、あれか?職業が魔王って、気にした俺が馬鹿だったのか。
『システムを干渉したところ、アレは罪を犯したり、手配書の認識強化でしたので。』
『あとで、身分を登録するシステムでしたので。干渉しなくていいと、判断しました。』
『マスターの適性職業、[遊び人]は古くからある職業ですよ。今は、レアな職業になっていますよ』
と、俺を誇りにしている!という感情をむき出しにしている。
「大賢者……いいなぁ。拳聖カッコイイなぁ」
慌てるバイ
『大賢者なんて、私がただ知識が豊富なだけです。それに、人化したお陰で人から賢者と呼ばれているだけです。魔法属性も、亜空間魔法と私が城ですから、魔法耐性は完全網羅なだけですから。』
バイが慌てて、いらっしゃる。
ホタテは、喜んでいた。『カッコイイって、言われた。やったぁ』
……「あと、色。なに?」
「俺は[青]なのに、バイ達は[緑]じゃん!なにが、違うの?」
『アレは、魔物を倒した数ですね。青は百単位。緑は千単位です。』
あー。なるほど……。
あれ?バイ魔物倒してたっけ?
「なあ、バイ。いつ、魔物千単位倒したんだ?」
『私、常時結界を展開しているのです。「うん。知ってる」結界を、張っていても、魔物が群がって来るんです。』
『なので、群がって来る魔物を、私の中にある、城の迷宮に閉じ込めて、ワナ等で全滅し続けています。出口は、ありません。』
『ホタテと繋がった時は、多数の魔物が来ました。おそらく、ホタテ程の者が気絶したのを察知し、討伐しに来たんでしょうね』
へー。と、言っておく。
なにげに、恐ろしいことを言っています。アリ地獄みたいだ。
「じゃあ、寝るわ」と、突っ込ず。寝ることを、優先した。
朝が、きた。
シスターの所へ行くことにした。
朝ごはんは、食ってない。ぶっちゃけ、食ったところでお腹が満足はしない。それに、お腹が減らないのもある。
まあ、嗅覚の刺激。味覚の確認などが、ある。刺激を求めて、食べていると言ってもいい。
教会に着いた。
シスターを呼ぼうとした
『リクー!会いに来たよー。・リクさん、お邪魔します。』
バイ達が、シスターを呼ぶ。
「シスターの名前、リクなの?」
知らなかったの?って、顔だ。
シスター・リクは、出てこない。
『おかしいです。リクさんの反応が、ありません。リクさんは、この街にいません。』
即ホタテが、蝶番をチョップでカットし、教会内へ。
教会内は、荒らされてもない。変化は無い。しかし、床に斧が落ちていた。
「なあ、バイ。結界で、リクの情報を手に入れそうか?」
もう、やっていた。
『シスター・リクは、連日大量の魔石収入と王国金貨の手配で、不振に思われています。さらに、その後の魔物群による襲撃の際、ただ一人街に残っていた事で、疑いがかかっています。』
『昨日の夜、王都へ連行されました。』
「早く!王都へ、行こう!」
と言い、王都行きの馬車へ乗り込む。
馬車内では、葛藤中だ。あんなに弱いシスターが、魔物と組む分けない!とか、そもそも魔物群と大量の魔石は、関係ないだろ?!関係は俺だろ?!
最終的には、俺が魔王だからいけないのか?と、ネガティブに走っていた。
そんな、俺に気付いたのか、ホタテがハグしてきた。
そんな、イチャイチャしては無かったが、周りの客から苦情が出た。
苦情が出たので、馬車を降りた。馬車のオッサンから、返金と二日分の食糧を頂いた。
『マスター。さあ、行きましょう!私の亜空間魔法で、私の結界の端まで飛びます!そして、転々と飛んで行く予定です。』
「これは、追い付くかもしれない!」
実際、王都には馬車で二日掛かる。俺たちが、いる場所は街から出て、三時間の場所だ。
王都に着いた。
シスターは、明日王都に着く予定だ。
門番に、身分証明を提示する。そして、聞いたらまだ着いてはいなかった。
一日経過した。俺らは、外で待機・寝泊まりしている。
馬車が、バイの結界の反応が出たら、襲うつもりだ。
しかし……、こない。
さらに、一日経過。
馬車が来た。この馬車は、最初俺らが使用したヤツだ。
怪しまれるかもしれないが、シスターの事を門番に聞いてみた。
「あの罪人か。あの罪人は、そういえば来てないな。」
調べてもらえないか、金貨五枚わたす。門番は、調べるだけ調べるが、期待はするなと忠告される。
……さらに、一日が経過した。
門番が、手招きをしている。近寄り、話を聞いた。
「三日前の朝方に、盗賊に襲われたと言われている。罪人リクに付いていた、騎手二人が逃げ帰ってきたと聞いた。罪人だし、手間が省けて……」
最後まで、聞かなかった。
『その……、盗賊ドコよ?!』
俺は、半分理性がブッ飛びかけている。
その、威圧にビビって門番が、ギルドに行けばわかるかも……。と言っていた。
しかし、ギルドは行かない。
『バイ・ホタテ。しらみ潰しに探すぞ。』
数十分後、盗賊のアジトを、ホタテが見つける。
適当に、飛んで行ったら見つけた!と言っていた。
俺は、バイにお面を作って貰う。
正義のヒーローとして、しかし悪魔的な仮面を。
仮面をかぶる。
ちょっと、行ってくる。と言い、ホタテとバイを残す。
深くしゃがむ。そして、ジャンプ。無重力になった俺は、天高く飛ぶ。
そして、盗賊アジトめがけて、超重量級に成り隕石の様に落ちていく。
シスターの反応は、なかった。確認スミだ。
ホタテが、リクはココにいると言ったんだ。
バイが、リクの遺体はアジト外に、埋められていると言ったんだ。
ぶっ……潰す!!!
「魂とるぞぉぉぉ!この野郎。」
ゴールデンボール潰しに、なりましたね。
つぎ、どうなるのでしょうね。
取り敢えず、毎日ピックアップ出来るよう頑張ります。
じゃあ、また明日!
……割り込み投稿って、なにか良いこと、あるんですかね?




