真っ白な人
戦闘描写書きたかっただけです。
すいません…(;´д｀)
今オレは魔皇がいるとされる村に来ている。
崖ギリギリに村があって絶対こんな所にすみたくない。しかも、魔皇がいるらしいからマジ無い。
「うわぁーー!!」
「!?」
仲間の悲鳴が聞こえた。
とっさにオレは強化魔法を自分にかけた。
「風よ!!我に従え!!」
とっさに唱えた魔法だから効き目が良くないが、今は諦めるしかない。
「こんのぉくそがぁーーー!!」
取り敢えず近くにいたトロール系の魔物を殴った。
「グルゥぁー!!」
魔物は、わずかによろけただけですぐに殴り返した。
やっぱりこんなてきとうに掛けた魔法じゃ3メートル位の魔物には意味がない…
「くそがッ!!でかすぎだよてめぇー!!」
オレが叫んだ瞬間トロールの首が落ちてきた。
「!?……ま、まさかオレ…新しい魔法を…？」
「ちがうよ♪ワ・タ・シ♪て言うか叫んだだけで魔物も死んでくれないでしょ♪」
「…………」
「…なんか…ゴメン♪」
「…いや…いいんだ……うん………。」
……オレ今完全にいたい子じゃねーか!!
「まぁ今きみだけに構ってられないから♪じゃねっ♪」
背中にニナ…と書かれている
オレはそこそこ魔法に自信があるがあの子と戦っても勝てるかどうか…。
しかも、あの剣…何かおかしい。
「グルワァーーー!!」
「アブねッ!!」
ギリギリでトロールの攻撃をかわした。
「違うやつか…微妙にでっかくなってる…」
今度のトロールは5メートルはかるくある。
どうやってこのトロールが家の中に入ってたのか気になる。
「さっきはてきとうに魔法を掛けたが今度は…
「グルワァーーー」
「さっきはてきとうに…
「グるゥワァーーーーー!!」
「さっ…
「グルワァーーーーーーーーー!!」
「言わせろやぁーー!!ぜってぇー殺す!!
風、大気、母なる大地
すべての命、力を貸してください
こいつマヂ殺したいです!!」
手のひらに風が纏った。
「少し詠唱が雑になったがこれでも威力は十分だッ!!」
「グルワァーーー!!」
トロールが殴りかかってきた。
「おいおい向こう見ずだよっと!!」
トロールが殴って来たからその手に触れた。
トロールは叫ぶ時間もなく風に切り刻まれた。
「トロール君ゴメンね…オレ超人だから♪」
まだギルドに入ってから間もないが、たぶんオレはすぐに上級に行けるだろう。いや、絶対いく。
「その魔法……懐かしいな…」
後ろから嫌な気配がした。
とっさに後ろを振り向いた。
そこには真っ白な人が立っていた。
「…!?このッ!!」
あまりにも異様な気配がしたから、そいつをおもいっきり殴った。顔にクリーンヒットした
「いたいじゃないか…だがまだ弱い」
何が起きたのか分からなかったが一瞬でオレは吹き飛ばされた。
「なッ!!…何でオレの魔法が……!?」
この魔法自体が強いためたとえオレが使ってもかなりの威力があるはずなのに…なのにッ!!
全くの無傷…
「ふふふ…残念だったねでもいい線行ってたよ」
そう言って違うやつの所に歩いていった。
そいつは魔物を一匹殺して安心しているやつの後ろに回った。
オイッ!!後ろッ!!と叫びたいが声がでない。
「ルゼッ!!後ろッ!!」
誰かが代わりに叫んでくれたがもう間に合わない。
そいつは吹っ飛ばされてそのまま崖から落ちていった。
真っ白な人は、不思議な表情をしていた。
落ちたやつを殺したことに喜んでいるようにも悲しんでいるようにも見えた。
オレは崖まで走っていった。
崖はかなりの高さがありたぶん落ちたやつは死んだだろう。
真っ白な人は他のやつも落としていった。
落とすたびに不思議な表情で眺めている。
こいつを何とかして止めないといけないのに怖くて動けない。
「はぁッ!!」
その時ニナが走ってきた。
「甘いな…遅すぎるよ」
真っ白な人は、軽くニナの剣を避けた。
ニナはこっちに吹き飛ばされた
「なッ!!素人から見てもあの剣さばきは、凄まじいのに…」
「そうだね…ちょっとこれはきついかも…」
「…なぁちょっと協力してくれないか？」
「うん♪いいけどなにすればいいの？」
「お前はてきとうに攻撃してくれればいい…オレは全力でバックアップする!!」
「わかった♪」
そう言った瞬間あいつは真っ白な人に突っ込んだ。
「風よ!!力をかせ」
取り敢えずあいつの剣のスピードをアップさせた。やつの剣は、確か魔剣デュランダルだったから当たるだけで必ず切ることができる。
それにデュランダルを持っているという事は、あいつは魔皇…かなりのスピードを元々持っている
父さんからギルドが怪しい事を聞いていたがギルドがまさか魔皇を仲間にしていたとは…
「はぁッ!!」
「!?少し速くなっているな…だがそれだけでは、無駄だよ」
口ではああ言っているが少し戸惑っているようだ
「ふふふ♪そう言ってる割には焦ってるよね♪」
「…まぁね…だがそのままスピードではその剣は当たらない」
「そうだな…そのままのスピードでは当たらないし、オレの力ではそれ以上のスピードアップは出来ない…だったらお前のスピードを下げればいいんだよッ!!」
オレは強化魔法を使い全速力でやつの懐に飛び込んだ。
「風よ!!こいつに動くことを許すな!!」
たぶんこんな魔法では動き止まらせることは出来ないが、動きを遅くする事はできる。
「このッ!!」
オレは真っ白な人に吹き飛ばされたが…
「ありがとね♪風少年よく頑張りました♪」
ニナがやつを切った。
「くそがぁーーー!!」
やつの体は真っ二つに切れなかった
「なッ!!」
オレは驚きを隠せない。魔剣デュランダルの能力は絶対に切ることのはず…それなのに…
「へぇ～♪面白い能力だね♪」
……能力？ということはこいつは
「最強だろ？この能力……『魔王の器』」
「…？魔王の器？聴いたことが無い…それにデュランの能力を無効化するなんて…」
「…勝てないね～♪まぁ～逃げよっか♪」
「えっ!?」
「みんな～逃げて～♪」
そう言ってオレをつかんでニナは逃げたした。
「オイッ!!目の前に魔皇がいるのに何で逃げるんだよ!!ギルドからの命令を無視すんのかよ!!」
「今回の目標はあれじゃない……魔力を発見した時もあんなに強くなかったから……たぶんあれは、ただの通りすがりだと思うよ♪」
「……あんなのに……魔皇なんかに……俺たちで倒せるのかよ……」
夜にまた投稿します♪
ちなみに『オレ』の名前はフーです。
小説ぬ中に入れられなかったのでここに書きました。
