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天使の小屋

家が割れ中から大量の魔物がわきでてきた。

ざっと数えて50はいる


「ぐわぁーー」


仲間の悲鳴が響く。

最悪だ…魔皇にあう前に何でこんなのと戦わないといけないんだ!!

皆魔法を唱えたり、剣を抜いたり魔物と戦い始めた。

僕も一番近くにいた魔物に向かって走った。

「焔よ!!あのゴミを焼き払え!!」

焔系の魔法を魔物に向けて放った。

「グワァーーー!!」

魔法が魔物にあたり地面をのたうち回ってそのまま動かなくなった。

「まず一匹!!」

あたりを見回すと魔物の数がかなり減っていた。ニナが異様な強さで魔物を殺しまくっている。

その時ニナがこっちを向いた。何かを叫んでいる。


「ルゼッ!!後ろっ!!」


僕はすぐに後ろを向いた。

そこには人が立っていた。

真っ白な髪をだらしなく腰まで伸ばし、黄色い目をした、人間が…


「悲しいな……」


そう言った瞬間そいつは僕を吹き飛ばした。

少しずつ意識が掠れていく。

ニナがこっちを向いたまま叫んでいる。

仲間はまだ生きている人が多い。


意識がなくなる前に最後に見たものは僕の後ろにいた男の悲しいような喜んでいるような曖昧な表情。






ここはどこだろう?

まっくらでなにもみえない。

てんごくかな?

もしかしたらじごくかも。

なにかがあっちからあるいてきた

まっしろなかみのけのおとこ。

わらっている

わらっている

わらっている

わらっている

わらっている

わらっている

もうすぐそこまできているのにからだがうごかせず、すぐにげられない

ころされる

ころされる

ころされる


「亞アあアぁああア亞アァーー!!」

「きゃっ」

パリンッ!!と皿の割れる音で我にかえった。

目の前には真っ白な髪の毛を、腰まで伸ばした

女の子がいた。

年はたぶん八歳から十二歳位。

眼がぱっちりしていて可愛い顔をしている。

びっくりした顔もかなりいい。

「さて…結婚はいつにする?」

「えっ!!あっ!!えっと…」

驚いた顔が可愛かったのでからかってみた、頬を真っ赤に染めかなりサイコー!!

「ぼくは天国に来たの?」

取り敢えず目の前の天使に聞いてみた。

「ち、ちがうよ!!なんか上から落っこってきたの」

上から……やっぱり崖から落ちた…

「ねぇ…僕が落ちたところに案内してくれない?」

「え…でもけががまだ……」

「大丈夫だよこんなけが」

「……」

「心配してくれてるの?僕は友達の所に戻らないといけないんだ…だから、お願い」

「……うん」

心配してくれてるなんて…最高にいい子じゃないか♪でも取り敢えずニナ達に合流しないと…皆生きてるかな。




崖の下まで来た僕以外にも魔物や人も落ちてきていた。誰も息をしていない

「君一人でここに来たの?」

「うん…皆助けたかったけど誰も息をして無かったから」

「子ども一人でこんな所にくるんじゃない!!もし、魔物が生きていたらどうしたんだ!!襲われてたかも知れなかったんだぞ!!」

「……助けたかったから……」

泣かしてしまった。ヤバイ可愛い(*≧∀≦*)

「誰かに頼みなさい。子どもが魔物に近づいちゃ危なすぎる!!」

「誰にも頼れなかったから…村の皆にもきらわれてるし……家族も居ないもん…」

さらに泣かしてしまった。この歳で家族が居ないなんて……僕と一緒だ

「これにルゼって呼ぶといつでも僕を呼べる。誰にも頼れないなら僕に頼りなさい♪……僕はどこにいたって駆けつけてあげるから……ねっ♪」

そう言って通信用の魔装具を渡した。これは失敗作で、特定の人の魔力を感じとって通信を可能にする道具だったが、呼ばれた方が呼んだ方に瞬間移動する道具になってしまった。しかも、僕以外を喚べない…

「……うん♪」

笑ってくれた。

しかも照れながら…どうしよう…可愛い。

「この近くに宿屋はある?僕の友達が見つかるまでそこにとまりたいんだけど」

「私の小屋じゃだめ?」

「……イイノカイ?」

「私もルゼを頼るんならルゼも私を頼ってほしいな♪」

少し照れながら上目遣いで言ってきた。

「ありがとね♪そう言えばお名前は何て言うの?」

「ユーナって言うの」

「ユーナ…可愛すぎる名前だね」

「えへへ(*´∀`)♪」

と言うわけで天使の小屋にとまらせてもらうことになりました♪

ユーナがメインヒロインです(`ー´ゞ-☆

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