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魔皇狩り

空は青い。


これは普通の事なんだけど昔は違った。

それは魔王の圧倒的な力による人類の制圧……魔王は1人で大量の魔皇と呼ばれる魔族の頂点達を従わせ、魔族以外の種族の全滅をはかった。


そのため、魔族が最も力の出しやすい環境を作るため常に戦場の空は暗かった。


その暗かった空を明るくしたのは、「勇者」と呼ばれるモノ。


実在には誰が(何が)魔王を倒したモノは、今でも不明らしい。勇者は魔王を倒してくれたが魔皇までは倒してくれなかった。そのため今でも魔皇らしき魔物を発見するたびギルドに処理が回ってくる。


今、魔皇らしき魔物の討伐に向かっているが、正直怖い。僕はギルドに入ったばかりでまだ魔皇にあったことがない。


ギルドに今は、上位の冒険者は今いない。

そのため僕のような初心者達が、魔皇の討伐に向かっている。僕以外の冒険者も初心者が多い。その証拠にみんなの顔色がかなりわるい。1人を除いて…


「ねぇーねぇー魔皇って見たことある~?」

隣を歩いてる子が話し掛けてきた。

「僕は見たことないよ……本とかには魔物とは比べ物にならないくらい強いって書いてあった」

「そっか♪私チョー強いから安心しなさい」

かなり綺麗な顔をしてる女の子だ。けど今はそんなことを気にしていられない。

「あは~♪」

歌いながらスキップしている。かなり自分の力に自信があるようだ。


「魔物だぁーーーーー!!」


先頭を歩いていたやつの声が鳴り響く。

その瞬間隣あたりを歩いてた能天気な子が消えた。

消えたというより一瞬で、魔物の前まで移動していた。


グサッという鈍い音をたてながら魔物の首がゆっくりおちていった。


「さあ~♪どんどんいこうぜっ♪」


「強い……」

「うん♪ありがとイケメン君♪よくいわれる♪」

その時、この子が、持っていた妖しく黒光りする剣が目に留まった。

「その剣…魔剣デュランダルだよねそんなものどっから!?」

「!?よく分かったね~♪これのことはヒ・ミ・ツだよ♪」

魔皇など上位の魔物は強力な魔力を秘めた『魔王の冠』と呼ばれる魔装具を所持している。何故持っているかは分かっていないがどれも異様に強い能力が、ついている。デュランダルも確か『魔王の冠』のひとつで能力は『絶対に切る』。

「……そんなもの持ってるってことは君は…」

「魔皇なんじゃないか?っていいたいの?」

「…………うん」

「……だれにも言っちゃだめだよ」

「…言ったら殺す……よね?」

初めて見た魔皇……。

それも人型の魔皇……。

人と同じ形をしている魔物なんて…でも聞いたことがある魔皇の中でも稀に人型がいるってことを

「ふふふ♪良くできました♪」

そう言いながら頭を撫でてきた。手にも鎧がついているから痛い。

取り敢えずこの子ほどの者が仲間にいれば魔皇狩りも安心できる。けど何で魔皇が魔皇狩りをしているんだろう?

今は取り敢えず魔皇を倒すまで生き残ってないと。




そろそろ魔皇がいるとされる村に着く。

「酷いね…」

「うん♪そうだね♪」

崖ギリギリに村があり、崖はかなりの高さがある。家は建っているが人がいない…期待して無かったけど、居ないだけでかなり不安になる。

「取り敢えずここに魔皇が現れるまで野宿になるよね」

「うーん…私は魔皇探して殺してもいいんだけど♪」

「魔皇狩りが初めての奴の方が多いでしょ、探しにいって疲れてるところを襲われたら…」

「それもそうだね♪そー言えば君の名前は?」

「ルゼって名前だよ」

「ふーん♪あっそ」

「君の名前は?」

「教えてあげな~い♪」

「………」

「あれっ♪怒っちゃった?あの事喋られるとめんどいから教えてあげな~い♪」

服の胸の所にニナ…とかいてある

「わかったよ、自分で調べるよ…ニナ」

「何で分かったの!?ま、まさか天才!?」

…………変な子だな。

とても魔皇には思えない。

そう思った瞬間


ドォォーーン!!


という大きい音がして村の家が割れ、中から大量の魔物が溢れてきた。

メインヒロインは次回出てきます。ちなみに、メインヒロインはロリっこだよ(*´∇`*)

今出てきている女の子はメインヒロインじゃないよ。


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