第5章 あの企業も白旗を上げた。
リベンジに燃えていた茉白の今度は勝った。豊島自動車が一日で白旗を挙げた。「一回失敗していたけど今度は名前が売れたから政府や携帯会社に右にならえしたんだろうよ。豊島会長頭キレるから。損得勘定したんだろうよ。一日止めるだけでも損害大きいからな!関連企業をあわせると五千億円じゃ安すぎたかなあ?」茉白は喜びながら悔しがった。他の自動車会社も右にならえをしてくれていた。瞬く間に世界中にニュースになり大混乱になった。海外の自動車メーカーも戦々恐々としていた。声明文は携帯会社の時と同じ内容だった。一字一句違いないから本物だと確信したらしい。エンドレスゲームになりつつあった。茉白の頭には外国企業なんぞ頭になかった。それは世界のハッカーにまかせた。次狙うのはユーチューブで広告をながしている怪しい株屋とインフルエンサーと呼ばれる人達だった。トムキャットの快進撃が続いていたが日本の警察が密かに動き出していた。三人は気付いていなかった。警察もトムキャット宛に警告文をネットに出した。「いつまでも君達に好き勝手にやられてはいない覚悟して待っていろ。」と出したのであった。コレを見た三人は挑戦状を出して警察を挑発した。「あなた達に捕まえる事出来るかな?楽しみに待っている。その頃は我々の仕事は終わっているかも?証拠はすべて消しておく。」とネットに出した。