第35章 茉白の手癖の悪さが復活
二人が出かけた後、茉白はユーチューブで株の自慢をしている輩がウザかったから金をガッツリいただいてやろうと考えていた。一度、柚葉に止められていた案件であった。昔からやっていた手段を使い銀行のシステムに侵入した。以前、時々銀行のシステムがトラブルを起こしていたのは茉白の仕業だった。また悪い発作が出た。柚葉と紬には知らせなかった。株屋10名の金を根こそぎ奪って海外の架空口座に送金した。中には口座残高がほとんどない輩もいた。詐欺師だ。たぶん、自分名義ではなく会社名義である事は察しがついたがそこまで調べるの面倒だからやめてみのがした。中途半端だが少しでも抜かれている事に気がついてくれればと思った。とらえもんは勘弁してやった。金額は総額で一億円。大した事はなくがっかりした。トムキャットは名乗らない。茉白の趣味の一つに過ぎなかった。本当は金は要らなかった。ビットコインでそうとう溜まっていた。柚葉と紬にニ兆円あげても置いて置くだけで利益をうんでくれていた。茉白は柚葉と紬にはマンションを買ってあげようと思っていた。昨日、ポストに入っていた衆参同時選挙の茨城7区の候補者のチラシを眺めた。茉白は誰に入れるか決まってなかったからチラシの人物に投票しようと思い期日前投票に行こうと考えた。来週からだった。柚葉と紬の意見も聞きたいし、参考にしたかった。お腹が空いたのでハムエッグを作って、茉白はウスターソースをハムエッグにかけてお昼を軽く済ませた。先日行けなかった城跡を見に出かけた。まずは、遠い所坂東市の逆井城跡ここはお城が残っている。その後少し遠出し千葉県野田市の関宿城跡ここもお城が残っている。そして、常総市の豊田城つくば市に帰って来て若栗城跡と田水山にある水守城跡を見学した。若栗城跡には祠と土塁が残っているだけだった。水守城も石碑と土塁が残っていて小学校と幼稚園が建てられていた。そして、土浦上高津にある高井城にも行った。鳥居と神社が立っていた。茉白は城趾を調べるうちに土浦には、木田余城というものがあったらしい。茉白の好きな小田氏治の居城でもあったので是非行きたかったが立ち入りが出来ないという事なので遠慮した。マンションに帰って来て見てきた城跡をまとめていると小田氏治の初陣だった埼玉県川越城跡に行ってない事に気づくと無性に行きたくなっている自分がそこに居た。明日、仕事前に行って見ようと考えた。圏央道から関越にのれば近い。パソコンの電源をきって、ご飯を作れなかったから外食してとメモを残した。マンションを出て仕事場に向かった。「おはようございます。」茉白は仕事場に入った。「おはようございます。」店長は茉白の顔を見た。「店長、お願いがありまして、来月からシフトで私、毎週水曜日休みにしていただけませんか?よろしくお願い致します。習い事、増やすので。」茉白は店長の顔を笑顔で見た。「今度は何を習うんだ?」店長は茉白の顔を覗いた。「タップダンスです。ダイエットも兼ねて。」茉白は店長の顔を見てニヤリ笑った。「わかった。柊さんにお似合いですね。頑張って下さい。」店長は茉白の顔を見て微笑んだ。「今日も頑張りましょう。開店します。」店長は大きな声で怒鳴った。茉白の仕事がはじまった。




