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第31章 茉白の病気が発見されて

トムキャットの仕事を中止してレズ行為に三人は悶絶していた。柚葉が茉白の右の乳房を触った時、茉白は妙な痛みを感じた。「柚葉ちゃん。今の所、何か出来ている?ちょっと痛いの?」茉白が柚葉の顔を見て顔をしかめた。「うーん。小さなしこりがある。今日は辞めようか?明日病院に行ってみな?詳しい検査した方が良いよ。乳がんの可能性あるから?」柚葉は茉白の顔を見たが茉白の顔が青ざめていくのがわかった。「そうする。大きい病院は紹介状ないと診てもらえみたいだから、竹園ファミリークリニックにでも行ってくる。」茉白は柚葉の顔を見たが茉白の顔は引きつっていた。「茉白さん、私付き添ってあげる、休みだから。」紬は茉白の顔を心配そうに見た。「救急でいけるから救急車呼ぼうが?一刻を争うならそうしたほうが良いよ。」柚葉が言った。「うん。ガンだったら怖いから柚葉ちゃん。救急車呼んで。」茉白が柚葉の顔を見た。10分くらいすると救急車のサイレンが遠くに聞こえてきた。それがダンダン近づい来てマンションの前に停まった。茉白はパジャマを着て、紬はスエットを着て部屋で待機していると担架を持って隊員ご3人部屋に入って来た。「歩けますか?」隊員が茉白に尋ねた。「はい。」茉白はまっすぐ藤沢隊員の目を見つめたが茉白の目の綺麗さに緊張していた。担架には乗らず歩きで救急車に乗った。付き添いには紬がついた。保険証を確認して茉白は救急隊員の質問にハッキリ答えた。「ここから近い病院で筑波大学附属病院かつくばメディカル病院があります。どちらも受け入れ可能という事なので筑波大学附属病院にいまします。」藤沢隊員は茉白の目を見つめた。病院に着くと藤沢隊員は当直医に茉白から聞いた話を伝え帰って行った。当直医は看護師に血液検査をさせてレントゲンとCTスキャンを指示した。検査が一通り終わると問診と触診が行われて取り敢えずレントゲンとCTスキャンでは異常は見られず2日後予約を取らされ診察終了となった。「ガンの疑いがあるので病理組織を手術しとり調べる必要があると言われた。茉白はガン検診は一度も行ってなかった。悪性ではない事を願いつつタクシーで二人はマンションへ戻った。タクシーの中で紬はずっと茉白を励ましていた。茉白はずっと泣いていた。「私、死んじゃうのかな?怖いな。」なんども繰り返し紬に伝えた。マンションに帰ると柚葉が連絡がない事に激怒していた。「紬ちゃん。あなた、付き添いで行ったのだから必ず電話しなさい。」柚葉は紬にあたっていた。「柚葉ちゃん。そんなに怒らなくても紬ちゃんに悪気はないわよ。診察だって検査だってあって、まだ結果が出てないのだから。多分、先生の感じではあまり深刻じゃない事だけはわかった。こうしてマンションに帰されたから。駄目だったら即手術、入院だと思う。」茉白は先程まで泣いていたのが嘘のように気持ちを切り替えていた。彼女が自分で見つけた光明の光だったに違いない。「紬ちゃん、柚葉ちゃん。そう、まだガンと決まった訳ではない!病理検査をしてから決まるんだから来週の今頃は笑っているかもよ。」茉白は二人を見て優しく微笑んだ。三人はベッドに入って就寝した。茉白は柚葉の部屋に行き、「しこりを見つけてくれて有り難う。」とお礼を言って就寝した。茉白はいつもと同じ朝を迎えた。朝6時に起きてパンを焼き、コーヒーを淹れて、昨晩のお礼に目玉焼きをつけた。「おはようございます。」柚葉が起きて来た。「昨晩は有り難う。助かった。」茉白は柚葉の目を見て優しく微笑んだ。「おはようございます。」紬も起きて来た。「昨晩は色々心配かけました。有り難う。紬ちゃん。今日、休みでつくばサーキットにはりに行くの?」茉白が紬の目を見て優しく微笑んだ。「天宝喜さんとバトルしようかと誘ってます。」紬は茉白の目を見て優しく微笑んだ。「はい!パンが焼けました。今朝は目玉焼きつきだよ。」茉白は柚葉の前にコーヒーと一緒に差し出した。「はい。紬ちゃん。パン焼けました。目玉焼き付ですよ。」茉白は紬の前にコーヒーと一緒に差し出した。茉白は自分の分をテーブルの上に置いて座った。「いただきます。」三人は合掌して目玉焼きをパンの上に置いてはさんで食べ始めた。「こういうのもありだね。後ハムとかウインナーとか今日買っておくね。紬ちゃん。サーキット気をつけてね。」茉白は紬の顔を見た。「わかってます。充分気をつけます。」紬は茉白の顔を見た。「茉白さん。今晩仕事いくんすか?」柚葉が茉白の顔を見た。「いくよ。この後、休まないといけなくなるからね。入院とか?」茉白は柚葉の目を見つめた。「無理は禁物ですよ。」紬が茉白の目を見つめた。「二人に心配かけちゃうね。ごめんなさい。」茉白は二人の顔を見て優しく微笑んだ。「二人ともガン検診やりなさいよ。つくば市から案内来てたわよ。私も受けるから。」茉白は自分が病気をして健康のありがたさを知った。「今晩、何食べたい?リクエストありますか?この間、城址を見に行った時に食べたカツ丼美味しかったからカツ丼でも良い。とんかつはスーパーの揚げたものでいいかな?」茉白は二人の顔を見た。「カツ丼ね。お願いします。楽しみにしてます。」柚葉は茉白の顔を見た。「ご馳走様でした。」合掌し、茉白はシンクに使ったお皿マグカップを置いて、パソコンの電源を入れた。乳ガンについて調べ始めた。調べ始めてすぐ、茉白は少しポジティブは考えを持つことが出来た。3日後の病理検査しだいって事でネガティブな考えは捨てた。9時半になると柚葉と紬が出かけた。茉白は玄関まで見送る「行ってらっしゃい。」二人の背中に声をかけると二人は振り向いて「行ってきます。」二人はエレベーターに乗るまで手を振った。二人の姿はエレベーターへと消えて行った。茉白は部屋に入ってスマホでラインを店長に送った。「本日、仕事前に30分時間をください。話たい事がある。」とだけ送った。お昼までピアノを弾いたが胸には痛みはなかった。ラ・カンパネラを何回も弾いた。紬は鬼ケ窪モータースに着くと天宝喜さんが事務所のソファーにすでに座っていた。奥さんと一緒に来たんだと紬は考えた。「おはようございます。天宝喜さん早いですね。本日はよろしくお願いします。」紬は天宝喜琢磨の顔を見て微笑んだ。「芽郁と一緒に出勤した。こちらこそよろしく!そうだ、もう一人呼んである。」琢磨が言うと青の34GTRが爆音とともに事務所の前に車を横付けした。黒のサングラスをしたロングヘアの女性が降りて来た。面野井樹潤だ。「そう、面野井さんも誘った。」琢磨は紬の顔を見てニヤリと微笑んだ。「おはようございます。本日はよろしくね。天宝喜さん。お久しぶりです。」樹潤は二人の顔を見て微笑んだ。「おはようございます。本日はよろしくお願いします。」紬が樹潤の顔を笑顔で見た。三人のバトルは次回になります。茉白はマンションを出た。ヨークベニマルに向かった。お昼のお弁当を買って夜の食材を買った。本日は地上の駐車場がいっぱいだったから2階の駐車場へ停めた。買い物を終えて車に戻ると2階にフィットネスジムがあるのは知っていたが外から中でトレーニングしている人を見ていた。「私もやらなきゃいけないな?」などと思いつつ横目で見ていた。車に乗り込んでマンションへ帰った。キッチンの前に立った。まずは味見ように自分のカツ玉子とじを作った。お昼はお寿司にしたのでオカズとして食べようと考えた。カツ玉子とじが出来た。茉白はお皿に盛り付け、テーブルの上に置いて、エコバックからお寿司をとりテーブルの上に置いて食べた。「カツ玉子とじ美味しい。二人にも温かいうちに食べて貰いたい」と思いカツ玉子とじを食べた。お寿司と交互に食べた。「ご馳走様でした。」茉白は完食をした。続いて二人のカツ丼を作り始めた。ご飯はすでに炊けていた。麺つゆを使ってタマネギを入れてその上にトンカツを乗せて玉子を流しこんでカツ煮を2つ作った。どんぶりに温かいご飯を盛りその上にカツ煮をのせて完成。その上にパセリの微塵切りをふりかけて出来上がり。みそ汁はわかめと豆腐にした。鍋のままガスレンジの上に置いて置いた。カツ丼は冷めてから冷蔵庫に入れた。短い手紙を添えた。いつもより1時間早めにマンションを出て仕事場へ向かった。お店に着くとまだ、店長はいなかった。鍵を開け店内に入ると真っ暗だった。そのまま事務所で待つと10分くらいでドアが開いた音がし店長が事務所に入って来た。「おはようございます。」茉白は店長に挨拶をした。「おはようございます。柊さん。話ってなんだね。」店長は茉白と対面するように座り茉白の目を見つめた。「話は、私、乳ガンになった可能性があり、もしかしたら入院の可能性があります。その時は長期お休みさせていただけますか?明日明後日も胸を切るのでお休み出来ればと思います。急なお願い申し訳ありませんがよろしくお願い致します。明日明後日、切ってみないと良性かガンかわかりません。」茉白は店長の目を見つめた。「うん。わかった。身体を大事にしてください。お店は居る人だけでなんとかすっから!痛みとかあるのかな?」店長は茉白の目を見つめた。「いや、そんな痛みはありませんがしこりがあります。」茉白は店長の顔を見て微笑んだ。「今日、休まなくていい?仕事出来る?」店長は茉白の顔を笑顔で見た。「もちろん。出来るからこうやって来ています。」茉白も笑顔で店長の顔を見た。「そうか!出来るか?いつも通りキッチンをお願いします。」店長はホッとした表情を見せた。大体こういう時は退職の話になる事が多いからもしかしたらと考えがあったからだ。その日は無事店は閉店した。茉白も何もなかった。そして、運命の日が来た。予約した10時に行くと病院の待合室は人でいっぱいだった。まず、血液検査をして、レントゲンを撮って診察室へ入ると先生が居た。「柊さん。あれから痛みとか出ましたか?」先生の問診が始まった。「いいえ、ありません。」茉白は先生の目をしっかり見つめた。「今日は病理組織を取ります。内視鏡で簡単な手術をします。傷もあまり残りません。結果が出るのに1週間かかります。結果次第ではありますが短期か長期かの入院になります。」先生は茉白の目を見つめた。「はい。わかりました。覚悟は出来ております。」茉白は先生の目を見て優しく微笑んだ。「手術は私がやります。問診は以上です。待合室でお待ち下さい。看護師の指示に従ってその後は動いて下さい。」先生は笑顔で茉白の顔を見た。茉白が待合室で15分くらい待っていると「柊茉白さん。」と看護師の呼ぶ声が聞こえ、茉白は看護師の姿を確認し、手をあげて「私です。」看護師にわかるよう椅子から立った。「柊茉白さんですか?処置室で手術着にお着替え下さい。」看護師は茉白を処置室に案内し、手術着を渡した。「着替え終えたらそちらのベッドに寝てください。」看護師はベッドを手で指した。茉白は「いよいよか!」心の中で呟いた。着替えを終え、仰向けにベッドに寝た。しばらくするともう一人看護師が処置室へ入って来た。二人の看護師はベッドを動かしそのまま手術室に向かった。手術室に入ると茉白は手術台へと乗せられた。手術着に着替えた先生が目の前に立っていた。「柊さん。これから内視鏡手術を始めます。時間は1時間ほどです。」先生がそう言った所までは記憶にあるがその後は全然覚えていなかった。目が覚めたら終わっていた。「柊さん。無事おわりましたよ。」先生は茉白の顔を見て笑顔で微笑んだ。「結果は1週間後になります。早期発見でなによりです。運が良いですよ。」先生は茉白を見て優しく微笑んだ。「有り難う御座いました。」茉白は先生の顔を見て頭を下げた。「また、3日後外来で診察いたします。傷口見たいから。お願いします。激しい運動は避けて下さい。予約センターで予約ととってからお帰りください。」先生は間の抜けた茉白の顔を見て「入院は必要ありません。」茉白は寝て来たベッドに寝て二人の看護師にベッドを押され処置室へと帰って来た。着替えを終えると処置室を出て予約センターへと向かった。3日後の予約をとると会計して病院を後にした。一階のスタバでソイ抹茶クリームのフラペチーノを買って飲みながら運転しマンションへ帰ってお昼は目玉焼きと冷凍餃子でご飯をすませた。食べ終えるとベッドに横になって寝た。居酒屋も休んだ。3日後病院へ行った。待合室で待っていると名前を呼ばれた。「こんにちは。」茉白が診察室へ入ると先生が座っていた。「柊さん、具合はいかがですか?下着を外し傷口を出して下さい。痛くないですか?」先生はそういうとライトを傷口にあてて良く観察した。「良し大丈夫だ。経過良好。結果はもう少しでわかります。外来で起こし下さい。また、4日後に予約とってください。今日は終わります。ご苦労さまでした。」先生は茉白の顔を見て微笑んだ。「わかりました。有り難う御座いました。」茉白は立って先生に頭を下げた。予約センターへ行き4日後の予約をとって1階のスタバでソイ抹茶クリームフラペチーノを買ってテラスで飲んでいたら見知らぬ女性から声をかけられた。「お隣の席よろしいですか?」女性はキャラメルフラペチーノを持って隣に座った。「あなた、主治医は浅岡先生ですよね。さっき36番の診察室へ入るのチラっと見えたのでお声かけさせていただきました。あなたも乳ガンですか?私もなんです。綿引と申します。あなたまだ、若いですよね。」綿引は茉白の顔を見た。「私、柊といいます。24歳です。まだ、検査中で結果が出てないのです。また、4日後にこないといけない。病院って面倒くさくないですか?」茉白は綿引の顔を見た。「私は28歳、幸運にも良性で乳ガンステージ0だったんです。面倒くさくなってきちゃいました。私も。でも身体の事だから仕方なく来てますけど。」綿引は苦笑いを浮かべた。「自宅はつくば市内ですか?私は土浦の下高津なんです。」綿引は気さくな女性だったがここでの会話だけで良いと思っていた。「土浦ですか?ちょっと遠いですかね。私は竹園です。」茉白は綿引の顔を見た。「竹園ですか?一等地にお住まいなんてますね。」綿引は茉白の顔を見た。「4月に東京から引っ越して来たばっかりなんです。あそこ一等地なんですか?知らなかった!」茉白はわざとビックリした表情を出した。「有り難う御座いました。私、行きます。お身体を大切に、良い結果が出ることお祈りいたします。失礼します。」綿引は頭を下げて席を立って病院を後にした。茉白も飲み終えて席を立って病院を後にした。それから4日後に来院した。結果の出る日だった。茉白は少し緊張していた。大袈裟だが歩き方がへんだった。ナンバ歩きになっていた。診察室前の待合室にいると名前が呼ばれた。「ひいらぎましろさん。36番診察室にお入り下さい。」先生の声だった。茉白はナンバ歩きで診察室まで行くとドアをノックした。「どうぞ、お入り下さい。」先生の声がした。「失礼します。こんにちは。」茉白は椅子に座った。「こんにちは。ひいらぎさん。結果でました。沈黙があって。結果は良性です。ガンではありません。良かったです。傷口見せていただけますか?」浅岡女医が傷口にライトをあてて良く観察した。「良し、大丈夫だ。ひいらぎさん。入院も必要ありません。今後、気になることがあれば外来でお願いします。ひいらぎさんは、特定の病院に通院してますか?うちの病院は紹介状がないと医療費が高いので行きつけの病院で患部を見ていただいてください。紹介状書いてくれますから。」浅岡女医は、茉白の目を見つめた。「行きつけは今の所ありません。近くに竹園ファミリークリニックという病院があります。」茉白は浅岡女医の目を見つめた。「竹園ファミリークリニックね。良い先生よ。私から紹介状書いておくわね。お金かかるけど。」浅岡女医は茉白の目を見て優しく微笑んだ。病院を後にするとグループラインを送った。





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