番外編―夏だ! 海だ! えっ、水着!? (上)
『僕の現実逃避』初の番外編です。
本編とは一切関係ございません!
番外編は、視点が本編よりちょくちょく変わります。
読みにくいかと思いますが…どうぞ。
夏と云えば海ですよね。と云うことで今、俊兄さんと晃平と葉月、そして僕の4人で海に来ています。
でも、僕こと桐原 亜耶は…
「はぁ…来るのに6時間経ってしまってるよ!」おかげで今の僕の姿は"男装した女の子"
「そんな事も、あろうかと思って水着持ってきてるよ」と言いながら葉月は笑顔で僕に、女の子用の水着を渡してきた。
「これって、上と下別れてるやつだよね……」
露出が多いんだよなあ…せめて学校用の水着じゃないと。
3人は、僕が今持っている水着に指さしして「「それがイイ!」」と同時にいった。
仕方がないなか、と思いながら更衣室に着替えに行った。勿論、覗かないでねと釘を刺しておいたよ。
俺は、亜耶が更衣室に入った後、思考に着替え姿を覗きたいとよこしまな気持ちが入ってきた。
俺はその気持ちを抑えるが、数秒で耐えられなくなりチラッと下から覗いた。
純白のブラジャーを付けて下も上に合わせて同じ色の……そこで俺の思考は途切れた。
「晃平のばーか!」と言われ亜耶に魔法で眠らされたから。
晃平に下着姿を見られた僕は魔法で眠らせて、微妙に高まる胸の鼓動を抑えながらはぁ、とため息をつく。
それから、万が一起きてしまった時のことを考えて、ササッと水着に着替える。
着替えてから僕は、寝ていることを確認するために晃平を見る。
「まったくもう…見たいなら言って……って! 何、考えてんだろう」と僕は頭を振った。
思考が落ち着いたのを確認すると、僕は更衣室から出た。晃平をボロ雑巾のように引きずって。
「遅くなってごめん~!」と遠くにいる葉月と兄さんに走りながら片手を振って言う。
なんか、兄さんが僕の胸辺りに視線を向けているんですけど。
俺は、見た! 何がって? 亜耶が走っていて、大きな胸が上下に揺れているところを!
幸せだなあぁ、と想いながら俺は祝福の時を記憶に刻む。
ガツンッ!
あれ? 意識が――だがこの瞬間は脳内HDDにしっかり刻み込んだから心配ないと思いながら俺は幸せそうな顔をして意識を――失った。
さてと、後始末は葉月に任せようかな。
「まったく……葉月、片付けてきてくれない?」
「亜耶、なんか飲んだりした?」いきなりなんですか。たしかに飲んだけど。
「うん飲んだよ。あのジュース美味しかったなあ……」
「……そうなんだ」と言って葉月は兄さんを担いで、パラソルの所に運びに行った。
なんだったんだろう? と考えるも無駄だと思って僕は海に飛び込んで、背泳ぎで泳いだ。
「気持ちいいわ~」暑さで体温が上がっている身体には海水の温度が気持ちよく感じた。
僕は、俊さんをパラソルの陰に横たわらせてから、ある人物に会いに空間を飛んだ。
「今回も君でしょ?」と空間を飛んだ直後に人物に言う。
「そうだよ…あはは。相変わらず面白いよね」悪魔は笑いながら僕に言う。
「君なんだ。本来の亜耶が好きだから戻してよね」
「やだ。こっちの方が面白いからね」悪魔はやっぱり自分の事しか考えられないか。
「じゃあ、実力行使でやらせてもらうよ」《破壊神》の力を使うのって久しぶりだから手加減できないかもね、と思いながら力を解放して悪魔に接近した。
僕は知らない人に話しかけれた。
「ねえねえ。一人で泳ぐのって寂しいよね? 俺達と泳がない?」と知らない男達が僕を誘っていた。
「いえ、連れがいるんで。結構です」と言ってそこから泳いで離れようとするが、腕を掴まれてしまった。
「可愛いからって、いい気になるなよ」と言いながらどこから出したのか知らないナイフが僕の首に付けられていた。
これって、魔法使って倒していいんだっけ…正当防衛だからいい? と考えてたら男達が倒れていた。
僕は、男達を倒したと思われる人物に振り向いた。―知らない人だ。
「男達を倒したのは貴方ですか?」
「嫌がっている女性を放っておけないからね」
「僕は、男なんだあああ!」
「これで、男と言えるのかい?」とその男は僕の胸を揉んでくる。
「…ぁん…僕は男だ。……やめ…ろ」と力で離そうとするが意識がボーとなりはじめて使えない。
「おい、……離れろよ」この声…は?
男は揉むのを止めて僕を突き放して「ああん?」と男にがんを飛ばした。―晃平だった。
晃平は突き飛ばされた僕のもとに走り、大丈夫か? と気遣ってくれた。
「うん」まだ、少しボーとするけどね。
晃平は立ち上がって男に近づいた。
「亜耶に嫌な思いをさせやがって!」と言って男を殴った。
―――男を殴った晃平を見て、私はカッコいいと思った。
初の番外編。でも、めちゃくちゃ!
いつか、改稿しよう。
12月29日 修正。