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一章 転生って無双するものじゃないの!?


「あー痛いー!」


家中に叫び声が響いた。

ただのニート同然であるアオイは、大学受験を控えた

今年になって足首を骨折してしまった。


辛うじて学校には通えているが、その痛みは深刻で

毎日朝から夜まで叫んでばかりである。


今日は月曜日。祝日でもない限りは学校の日だ。

しかし、アオイは簡単に行こうとはしない。  


「学校行きたくない! というか行けない!」


そう。駄々をこねるのだ。


「今日行けたらアイスあげるから……」


「父さんのもあげるぞ」


「チョコ? バニラ?」


「チョコ」


扱いに慣れた母と父は家にアオイの大好物である

アイスを常備していたのだった。



「いってきまーす……」


渋々家を出て、信号を待っていると急にアクセルを

踏む音が聞こえた。何故か動けない。


そしてガシャンとぶつかった音がした瞬間、

フェンスに叩きつけられて意識を手放した。

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