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弱者が英雄になります  作者: もとじ りゅうが
1/11

プロローグ

 俺は、弱者だ。

 昔からそうだ、皆、何か取り柄があり、それを活かし、誉められ、感謝されたりしてきた。

 俺には、取り柄といえるようなものが、あるだろうか? 皆に誉められ、感謝されるようなことができるだろうか?

 そんなものなんて、俺には無い。ただ、あるとすればそれは、弱いということだろう。

 例えば、ゲーム。誰かと十回戦っても0勝 10敗。喧嘩、十秒持つだろか? 学力、必死に勉強しても、成績は上がらず、皆に置いてきぼりにされる。

 失敗は、成功の基なんていうけど、実際は違う。どんなに足掻いても、足掻いても、追い付けない。徒競走と同じように、どんなに一生懸命走っても、追い付けない。ただ見えるのは、強者の背中だけだ。

 欲しい物は、なんでも自身の実力で勝ち取る。弱者には居られない世界だ。

 でも、もし、俺のような弱者の願いが叶うなら、強者になり、人の役に立ち、そしてーー誰かのための英雄になりたい。

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