第92話 迷宮攻略へ(4)
走り出した俺に向けて神龍は火球を飛ばしてくるが神流に魔力を纏わせ核を真っ二つに切りそのまま神龍の足を斬りつけたのだが
「もっと魔力を纏わせて強化しないと神器でも傷つけられないか」
金属同士がぶつかるような音をたてて弾かれてしまったうえに神龍の鱗には傷1つついていなかった
なので今度は纏わせる魔力の量を増やして攻撃すると鱗を斬り神龍の身体に傷をつけることができたので刻印を残し一度離れる
(マスター、どうですか?)
(正直かなりぎりぎりだな、かなりの量の魔力を纏わせないとまともにダメージを与えられないからな)
離れたときにできた少しの時間でシズクと念話を使って話をする
(私たちも手伝った方がいいですか?)
(手伝って欲しいのはやまやまだが胡桃たちを守ってやってくれ。誰も死なせたくないからな)
そこまで話終えると同時に『ウインドカッター』が飛んできたので今までと同じように核を斬り霧散させる
『さすがにこの姿では窮屈だな』
冷静になってきたと思われる様子で神龍がそう言うと巨体が光に包まれ、光が収まると神龍がいた場所に30代後半くらいの男性が現れた
「この姿になるのは何百年ぶりか」
「お前、龍人族か」
「いかにも、わしは龍人族だ。さっきは怒りに身を任せるなどと無様な姿を見せたな。すまない」
「いや、気にしないでくれ。むしろそっちの方がダメージを与えやすくてよかったくらいだ」
「わしを前にしてそのようなことを言えたのはお前が二人目だ。さて話はこの辺りで終わりにしよう。いくぞ」
神龍はそう言うと突然俺の目の前に現れた
(まじかよ!聞いたことはあるが実際に使ってくるやつを見たのは初めてだ!)
神龍が殴るための動作をしていたので体勢を低くしそれを避けるようにし横から別の攻撃がくると思い凪を構えているとちょうど神龍の脚とぶつかった
受け止めた時に凪に魔力を纏わせていたことで神龍に傷をつけることができた
そのままの状態から足払いをかけようとするがその場から離れることで回避されたので続けて『夜楼』を使うがこれも避けられた
神龍の攻撃を受け流したりしながら時間をかけ少しずつ傷を付けていきある程度の数傷が付いたところで『刻印爆破』と『連閃』を発動させる
「な!?」
目視することのできない攻撃を受け神龍は驚きを隠せないようだった
(刻印爆破と連閃によって多少ダメージは与えられただろうがあいつはまだまだ余裕がありそうだな)
そう考え神流と凪を刹那に持ちかえ構えると同時にフェルが使っていた『エンシェントノヴァ』を発動する
「『四神結界』」
『エンシェントノヴァ』が防がれ続けて攻撃をしようとすると突如頭の中に何かが入り込んだような感覚がし激しい頭痛に襲われた
そんな俺の様子を見て慌てたようにこちらに向かってくる神龍が目に入った直後に俺はその場で倒れた
次回はやっとあの人を!
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