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第90話 迷宮攻略へ(2)


 少しずつ見えている光が小さくなっていき周りは黒く染まっていく。底の見えない闇に向かって落ち続ける


「シズクさん?俺たちは大丈夫だろうが他のやつらは危険じゃないのか?」


「あ・・・忘れてました」


「おい!」


ということで今俺たちは迷宮の中にあった縦穴を落ちている。ようやく200階層に着きボスを倒したら目の前に階段はなく縦穴しかなかったのだ


人間ではないためよほどのことがない限り死なない俺たちはどれだけ落ちても無事でいられると思うがまだ人間である千栄たちは一般人よりも圧倒的に高いステータスを持っていてもさすがに底が見えないほど深いこの穴を落ちて生きていられるかは怪しい


「仕方ないか、エル、ガイア、シズク飛べるなら準備しておけ。千栄たちは俺がなんとかする」


「わかりました、申し訳ありません。マスター」


「別に構わないさ」


その後も落ち続けること10分程


「かなりの速度で落ちてるはずなのに全然つかないな」


「200階層から250階層まではかなりの距離がありますからね。ここはどうやら最深部にいる何かが空けた穴のようです。底まではあと10分程かかるかと」


「ここまでの縦穴を空けるとなると悪魔か天使かその辺りの敵だと思っておいた方がいいか」


(迷宮やダンジョンはかなり床や壁が硬いと聞いていたから50階層分の天井と床を破壊するほどの力を持っているやつだとかなり限られてくるがそういったことに特化したスキルだとするならば・・・いやそれはないな)


いろいろと考え事をしているともう少しで地面に着くことに気がついたので俺は自分の落下速度を速め、みんなより先に地面に着地してほかのみんなを待つ


少し待つと上から白い光が見えてきたので俺は神化して翼で四人を受け止め二人を腕で受け止める


「旦那様、翼の使い方がとても上手ですね!私はそのように使うことはできませんよ」


「翼で空を飛ぶときの応用だ、エルたちもすぐにできるようになるさ」


受け止めた六人を降ろしながらエルに答え、降ろし終わったところで奥に向かって進み出す


「シズク、エル、ガイア、今回のボスは全力でやるぞ。フェルにも手伝ってもらう」


俺はそう言いながら眷族であるフェルを呼び出す


「マスター、そこまでですか?今までのボスから考えてもそこまで強いように思えないのですが」


「これは俺の勘なんだが今回は今までと桁が違う、俺たちと並ぶレベルの強さだ」


「マスターと並ぶレベルですか、それは確かに全力でいかないとこちらが危険ですね。わかりました」


「旦那様、私は基本的には補助に回ればよろしいでしょうか」


「いや、千栄たちのことを守っていてくれ。余裕があれば補助を頼む。フェルはエルの護衛だ」


「承った」


そこから少し歩くと今までの扉よりも大きな扉が見えてきた


扉の前に着きその大きな扉に手をかけ準備は大丈夫かと確認する。全員が頷いたところで扉を押し開けると突然嫌な予感がした


「全員伏せろ!『金剛』『黒曜壁』」


全員を伏せさせながら俺自身の防御力を一気に上げて黒曜石でできた壁を斜めに出現させる


ちなみに黒曜壁は俺が創造魔法で新たに作ったスキルだ


壁にぶつかった何かは壁を削りながらも後ろに流れていく


削られる度に俺は魔力を流し再生させるを繰り返していたらようやくその何かは収まった


実はこの黒曜壁は急遽作ったものなのでイメージがはっきりしていなかったことにより壁が受け止めたダメージの一部が使用者も受けてしまうので金剛で受けるダメージを減らしていた


攻撃がやんだことを確認してから壁と金剛を解除すると目の前にいたのは龍だった


『わしのブレスを防ぎきるか、やるではないか』


「なかなかえげつない攻撃をしてくるじゃないか、神龍さんよ。下手したら死んでたぞ」


『あの程度で死ぬようなやつは話にならんからな、それよりもお主、よくわしが神龍だと分かったな』


そこまで言うと神龍は俺の眼を見て納得したように頷いていた


『お主、神か。ならわかるだろうな、だがその魔力は見たことがな・・・いや過去に一度だけ見たことがあるぞ。まさかお主、蓮禍の血族か!』


「蓮禍は俺の母親だ。それがどうした」


『いやわしは昔、蓮禍に助けられてな。追っ手から身を隠すためにこの迷宮の最深部に連れてこられたのだ』


この神龍は俺の母に助けられ友となったそうだ。しかし母は大事な用事を済ませてくると言って離れてから一度も姿を見せなかったそうだ


おそらくその時が神々に戦いを挑んだ時なのだろう


『昔話はこのぐらいにしておくか、蓮禍の息子よ。その力が神々に通用するか見定めてやる、全力でこい。手を抜けばどうなるかわかるだろう?』


「もちろんだ、やってやろうじゃないか」


その言葉を合図となり戦闘が始まった


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