第87話 再び迷宮へ(8)
また短くなってしまった・・・
次の日、目が覚めると横にガイアはいたが胡桃はいなかったので慌てて気配察知を使うと数人で外で何かしているようだったのでガイアを起こさないようにテントを出ると桜花とルミナスが朝食を作り、胡桃と千栄はその手伝いをしていた
その光景を眺めているとシズクとエルが俺のことを見つけたのかテントの方からこちらに来て挨拶してきた
「おはようございます、旦那様」「おはようございます、マスター」
「二人とも、おはよう」
「マスター、さっそくですが迷宮攻略についてなのですが少しいいですか?」
「なんだ?」
「現在のペースで迷宮攻略を続けるとかなりの時間がかかってしまいます。それにあまり時間をかけすぎると精神的に参ってしまいますし。魔物なら私たちでもゴーレムは作れますしなにより私たちが相手になれば訓練もできます。
なので訓練は中止して攻略しませんか?」
真剣な表情でそう提案してきたシズク
確かにシズクの言う通りだ、これ以上迷宮に時間をかけすぎるわけにはいかない。神との戦いがいつ始まるかもわからない今早く胡桃たちには強くなってもらう必要があるが迷宮では遅い
「わかった、訓練は中止して迷宮の攻略を最優先にする。魔物との戦闘も控えて走り抜けるぞ」
「わかりました。旦那様、この話の内容は私からみなさんにお伝えしましょうか?」
「いや、リーダーである俺から話した方がいいだろう。エルはなにか悩んでいそうなら助けてやってほしい」
これからのことを話していると千栄が朝食ができたことを伝えにきたので神流達を起こしてからみんなで向かった
朝食を摂り終わったあと全員に迷宮攻略を優先するために訓練は中止することを話すと考えることなく全員がわかったと返事をした
「じゃあ迷宮攻略を再開するぞ。今回から訓練はないから戦闘も最低限だけ行うつもりで各階層を駆け抜けるぞ」
一通りの説明をし終えてからシズクに頼み最短ルートで駆け抜けていく
ほとんど戦闘をせずに2階層進み少し休憩を挟むとその時に胡桃がとあることを口にした
「ほとんど戦闘せずにここまで走ってきたけどこれって攻略っていうのかな?」
その言葉に全員が考えてしまったがシズクが説明してくれる
「それは大丈夫ですよ。この世界で迷宮やダンジョンの攻略はギルドカードに記されたその人が到達した階層や称号が証明になるので道中の魔物を避けて通るのはいいんです。
ですが各階層にいる道中の魔物を倒さないとその階層に到達したという扱いにはならないので最低限の戦闘は必要ですがそれさえこなせば攻略となります」
シズクの説明を聞いたあと休憩をやめ再び走り出しその日の夜までには90階層まで進めた
見張りは俺たちと交代はサラとエルに任せて各テントに向かう
胡桃にシズクから教わった夜営の基本的なことを教えてから明かりが消えないように見ながら雑談をしながら過ごした
次回は閑話をはさみます
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