表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
89/113

第85話 再び迷宮へ(6)


 しばらく休憩してから迷宮の攻略を再開したが胡桃たちの連携の訓練にはならなかったので最低限の戦闘だけをして一気に進み、71階層に入ってからようやく訓練になる強さになってきた


「戦闘はこれまでと同様、お前たちの連携の訓練にあてるから頑張ってくれ。俺はお前たちが戦えないような状況に備えておくことにする」


胡桃たちに一言言ってから俺は後ろに下がり考え事をしようと戦闘に参加しないように下がっていたシズクの横に並ぶとシズクが念話を送ってきた


(マスター、勇者たちと会ったダンジョン以来使っていない暴食で奪ったステータスはErrorと表示されていてもステータスに反映されますので覚えておいてくださいね)


ステータスがError表示になってからスキルを奪う以外にほとんど使う機会がなかった暴食だがシズクの一言でまだまだ使えると分かった


(わかった、これからは気をつけておく)


(はい、ですが10000より低いステータスは奪っても今のマスターには意味がありませんので注意してください)


すかさず追加の説明をしてくるシズクに細かい説明までしてくれてありがとう、と返事をしておく


10000以上のステータスを持った魔物なんて迷宮の深部か魔族たちの住む場所じゃないとほとんどいないと思うがステータスが上がるというのなら素直に喜んでおこう


 シズクとの念話が終わり魔法の練習でも始めようかと思っていると胡桃が声をかけてきた


「ねぇ、シキ君、あの休憩の時なんだけど私たちすぐに寝ちゃってシキ君休めてないよね?ごめんなさい」


「気にしなくていいぞ?俺は別に一月は寝なくても大丈夫だからな。それに見張りをしながらでも気配察知があれば休憩はできる」


言った通り神になってから俺は一月は食事、睡眠を一切しなくても活動できる。気配察知を使った見張りは主に殺気を感知するようにしているだけで問題ないし万が一戦闘になってもシズクやエル、刹那たちがいるから負けることはまずない


「でも冒険者って野営をするときはみんなで交代で見張りをするんだよね?


私たちも冒険者なら見張りくらいできるようにならないといけないからこれからは私たちにもやらせてね?」


いつの間にか集まっていた他のメンバーがこっちを見ながら首を縦に振っている


「はぁ、お前たちの訓練のために疲労を増やしたくはなかったんだがそこまで言うなら仕方ない。見張りはやってもらうが俺たちの内の誰かと一緒であることが条件だ」


そう言って神流、凪、刹那を人化させてからエルとシズクを呼び俺の横に並ばせる


「ここからはお前たち一人で魔物と戦うのは難しくなるだろうからそのときのサポートと野営をするための基本的なことを教えるために二人一組になってもらう」


(戦闘のサポートと野営の基本を教えるためと言いましたが本音は私たちと少しでも仲良くしてもらうためなのですよね?旦那様)


直接は言わずにもっともな理由を付けて胡桃たちには説明したのだがどうやらエルには気づかれていたようだ


そのことに驚きエルの方を見るとその後ろで他の四人も笑顔でこっちを見ていた・・・・こいつらにもばれてたか!


『お前はかなり分かりやすいからな、シズクとやらがいるときは空気がピリピリしていたことに少し不安そうな気持ちをしていたのは契約している武器である私たちには分かるしそれが顔にも出ていたからな』


(そんなに分かりやすかったか、これからはポーカーフェイスの練習でもしてみるか?)


蝕に指摘され他の二人からも笑顔を向けられて思わずそんなことを考えてしまった


誤字脱字等がありましたらご指摘ください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ