第63話 馬車での話し合い
「じゃあ次は私がみせるね」
桜花からステータスを見せてからルミナス、ユキ、サラ、ガイアの順番で見せていき、それに続いて胡桃が自分のステータスを6人に見せた
クルミ モリサキ
性別 女
種族 人族
職業 聖女
HP 12000
MP 26000
ATK 8600
DEF 10400
INT 16000
MIND 54000
DEX 19400
LUK 200
【称号】
聖女、死神の恋人
【加護】
死神の加護
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スキルは桜花が見せる際に見せても見せなくてもどちらでもいいと言っていたので胡桃はスキル以外を見せ、今まで無かったはずの称号と加護が気になりその詳細を見てみた
死神の恋人・・・死神と付き合っている者に与えられる称号
死神の加護・・・死神が気に入った者に与える加護。LUKを除く全ステータスが2倍になり死の危険を遠ざける
胡桃たちは加護について全く知らなかったのでこの世界の人であるルミナスに聞いてみたがルミナスも神から与えられる恩恵であるということ以外わからないらしく詳しい説明はガイアがしてくれることになった
「加護は一般的に言われているように神様が気に入った人や選ばれた人に与える物で今でいうなら胡桃たち勇者が選ばれた人に当てはまるかな」
「私たちはそれぞれ加護を持ってるの?最初の確認のときにはそんなの無かったけど」
「加護は鑑定のレベルが5以上無いと視ることは出来ないからね、ちなみに今この世界にはシグレ様以外加護を視ることが出来る人はいないから」
そこでサラが
「なぜ私たちは鑑定のレベルが足りていないのに加護を視ることが出来ているの?」
と質問し、それにガイアは答えなかった。なぜならその理由はわかりきっており、質問したサラや他のメンバーもすぐに気づいたからである
「まあ、それはいいとしてこの加護は神様が加護を与えた者に興味をなくしたり神様が消えると加護が消えるようになっているよ」
ガイアはそこまで話すと最後である千栄にステータスを見せるように言い、千栄は慌ててステータスを見せた
チサカ タチバナ
性別 女
種族 人族
職業 賢者
HP 10000
MP 35000
ATK 7300
DEF 14000
INT 53000
MIND 15000
DEX 16500
LUK 200
【称号】
賢者、死神の恋人
【加護】
死神の加護
慌てていたがスキルは表示しておらずそのことに千栄は安心して息をはいた
「これで全員のステータスの確認は終わったのであとはお話でもしながらのんびりと待ちましょうか」
千栄がステータスを見せたあとサラはそう言ってから話の話題を考え始めたがサラが考え付く前にユキが口を開いた
「そういえば私、シキのことあまり知らない」
「あ、私もアルカードで会う前のシキさんのことは知らないです。少し聞いてもいいですか?」
ユキの言葉にサラも興味をもち胡桃と千栄に時雨のことを聞き、二人ももとの世界にいた頃の時雨のことなどを話し始めた。
そのときルミナス、桜花、ガイアの三人は四人の話には参加せず残りの道程の相談をしていた
「今までほとんど魔物が出てきてないだけど大丈夫なの?」
「確かに魔物の数が少ない気がしますね、本当ならもう少し魔物が出てくるはずなのですが」
そんな二人の疑問にガイアは笑顔で
「魔物たちなら私がみんなにばれないように威圧して周りの魔物たちを追い払っていたからね」
そう答えた
二人は普段は人の姿をしているガイアがギルドでSSランクに指定されているドラゴンであることを思いだし自分達を守るためにやってくれたことなので素直にお礼を言った
そのあとは特になにもないまま時間がすぎあっという間に夜が近づいてきた
「もう少しで夜だね」
「ですね」
辺りが暗くなり始めたころ胡桃はそう呟きその呟きを聞いた千栄が反応する
「分かれてから約1週間になるけどやっぱり怒ってるかな……時雨君」
「大丈夫ですよ、兄様は確かに少し変わってしまいましたがそれでももとの世界にいたときとほとんど変わっていないと私は思っています」
「そうだよね、私たちがちゃんと見れてなかっただけで時雨君は変わってないよね。あんなことを言った私が言えたことじゃないけど恋人なんだから相手のことを信じてないといけないよね」
胡桃はそう言って千栄の方をみると千栄も胡桃の方をみていたので目が合いその状態でお互いが知らない時雨のことや自分達のことを話しているとユキからご飯が出来たと呼ばれたので二人は「はーい」と返事をして急いでみんなのもとに向かった
ご飯を食べたあと二人ずつで見張りをして体を休める為に寝ることにした
次回は時雨の方を書こうと思います
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