第56話 二人部屋、再び
しばらく街の中を歩き宿に着いたので中に入ると受付にはやはり女性がいた
「いらっしゃいませ、本日はお食事でしょうか?それとも宿泊でしょうか?」
俺はそう聞かれ宿泊だ、とすぐに答える
「分かりました、ではお部屋の方ですが一人部屋と二人部屋のどちらにしますか?」
「一人部屋をふた「二人部屋でお願いします!」へや……っておい!」
「どうしましたか?マスター」
俺が一人部屋を二部屋頼もうとするとシズクがすかさず二人部屋を頼んだ
「どうしたじゃない、お前は俺と一緒の部屋でいいのか?」
「はい、むしろ一緒の方がいいです」
「俺が襲うかもしれないぞ?」
「マスターがですか?私はマスターなら歓迎です!」
「まあ襲わないが、まあいいだろう。二人部屋を頼む、あと食事もつけてもらえるか?」
これ以上話しているとまずいことになりそうだったので話をやめ受付の人にそう頼む
「二人部屋でお食事付ですね、小銀貨5枚と大銅貨8枚になります」
俺は料金を聞いて驚いた。今までの宿は大銅貨が2枚とか5枚だったからいきなり高くなったからだ
『マスター、料金のことなら部屋に行ってから説明しますので大丈夫です』
シズクが俺の反応を見て念話でそう話しかけてきたのでとりあえずお金を払い今から夕食を食べれるか聞くと大丈夫です、と返事がきた
「夕食は20~22時、朝食は5~7時になります。遅れてしまうと食べることが出来ません」
女性は説明を終えると1つの鍵を渡してきた
「お客様のお部屋は三階の一番奥の部屋になります。こちらがお部屋の鍵になりますのでなくさないようにご注意ください。外出の際はここに預けてからお願いします」
ではごゆっくりください、と言って女性は奥に入っていったので俺たちも夕食を食べるために食堂に向かった
食堂はこの宿に泊まっていると思われる人たちで賑わっていた
「ギルドでおすすめされたからどんな感じかと思っていたがいい所だな。部屋も期待しておこうか」
「マスター、あそこの席が空いていますよ」
そう言いながら端の席を指差していた
「早く食べようか、腹へったからな」
俺たちは空いていた席に座りすぐに店員さんを呼び注文をした
しばらく待っていると男性が料理を運んできてくれたのでお礼を言ってから食べ始めたのだが思っていたよりも美味しかったので俺もシズクもすぐに食べ終わったので二人で部屋に向かった
部屋にはベッドやクローゼット等がそれぞれ2つずつ置かれていた。ベッドはちょうどいいくらいの柔らかさで寝やすそうで良かった
とりあえず二人ともベッドに腰掛けシズクに料金のことを聞いた
「おそらくマスターはこの宿の料金が高いと思ったのでしょう。たしかにこの迷宮街の宿は料金が高く設定されていますがそれは冒険者で多いので少しでも宿で問題を起こされないようにするためです」
「でもそれなら安くした方が問題が起きないんじゃないか?」
シズクの言うことにそう聞き返す、問題を起こされたくないなら安くして泊まれる人を増やした方がいいと思ったからだ
「マスターも知っていると思いますがこの世界の人たちは短気な人が多く相手はその中でも特に短気な者が多い冒険者なのですよ?料金を安くして宿泊客と問題を起こされたら宿の経営に関わってくるのです」
「ということは料金を高くして調子に乗った冒険者が宿泊しにくくしているのか」
「その通りです。あとこの世界の宿の基本料金ですが小銀貨1~2枚です。マスターが王都やアルカードで泊まっていた宿はどちらもサービスというよりもお礼的な感じで安くしていたのです」
「へっ?」
シズクの言ったことが分からず思わず変な声を出してしまった
「まず王都の宿ではほとんど人が来ない宿で久しぶりにきた宿泊者に自分達が出来る最大限のサービスをしていたのです
続けてアルカードの宿ではメルネの母親が娘を助けてくれた人達だからと料金を安くして繰れていたのです」
そんなことがあったのか、と俺は納得し遅いと分かっていながらも時間について聞いてみた
「マスターは分かっていると思いますがこの世界の時間は1日が24時間で1ヶ月30日の一年12ヶ月になります」
「そうか、ありがとう」
やっぱり地球と同じなんだな、と思いながらも教えてくれたシズクにお礼を言う
「次はマスターが教えてくださいね?」
俺はそう言ってくるシズクにそうだな、と返事をしてから作った技について説明を始めた
次回は技を説明を書きたいと思います
誤字脱字等がありましたらご指摘お願いします!
またアドバイスや感想等も書いていただければ参考にしたいと思います!
時間について書くのが遅くなってしまいごめんなさい!




