第50話 胡桃達の考え
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時雨がオルトラについた頃胡桃たちはアルカードの宿の一室に集まっていた
「あれから2日経ったけどこれからどうするか話をしましょう」
桜花がそう言って話を始めた
「私、ルミナス、ユキ、ステラの四人はこれからもギルドで依頼を受けてお金を稼ぐつもりだしガイアもこの宿で手伝いをしているけれど貴方達二人はなにもしないつもり?」
「あ、すみません、話、聞いていませんでした」
話をしている中、胡桃と千栄の二人がずっと下を向いて話を聞いていない様だったのでそう聞くがやはり聞いていなかった
「貴方たち二人はこれからどうするのか聞いたの。まさかこの2日間と同じように部屋に閉じこもるつもり?」
桜花がそう聞くと二人はまた下を向いてしまったことにルミナスがため息をはいた
「はあ、貴方たちはいつまでそうしているつもりですか?」
「・・・・」
「これは言うつもりはなかったのですが」
ルミナスはそう言って桜花やユキ、ステラの方を見て三人が頷くのを確認してから
「実は私たちは少し前に時雨様を見ました」
そう言うとそれを聞いた二人は立ち上がりルミナスにどこで見たのかを聞こうとしたが桜花が制止の声をかけた
「待ちなさい、貴方たちは今彼と会ってどうするの?自分の言ったことの意味をちゃんと理解出来てるの?」
桜花の言葉に二人は少し黙ったが千栄が話始めた
「兄様とは会ってあのときのことを謝りたいのです。私達が言ったことの意味は理解しましたし自分の気持ちもあらためて理解しました」
千栄のその言葉を聞き桜花はその顔を見てへぇ、という声を出した
胡桃の方は自分の言ったことの意味を理解出来ていないようだった
「橘さんは彼に会っても大丈夫そうだけど森崎さんはまだ駄目ね」
「どうしてですか!?」
まだ会えないと言われた胡桃は思わず抗議の声をあげたが千栄に止められた
「胡桃さん、桜花さんの言ったことが分かっていないと会っても兄様を傷つけるだけだと思います」
「どういうことなの?」
「それは私は言えません。自分で分からないと意味がありませんから。それと先程の私の言ったことは意味が分かれば自然と分かると思います」
千栄がそう言うと胡桃は分かった、と言って考え始めた
「じゃあ話を続けましょう、貴方たちはどうするの?」
千栄は冒険者として頑張ると言い、胡桃も冒険者として動きながら考えたいと言った
「なら貴方たちは何か食べてきなさい、2日間何も食べてないでしょう?それから冒険者ギルドに行きましょう」
すると今の自分の状態を思い出したのか突然ぐうぅぅぅという音が部屋に響き二人は顔を赤くして部屋から出ていった
二人が部屋に戻ってきたのは出ていってから30分後だった
「二人も戻ってきたことだしギルドに行きましょうか。あんまり遅くなったら依頼がなくなるからね」
桜花がそう言って部屋を出たあと他の五人はそれに続いて部屋を出てギルドに向かった
次回も続けて胡桃達の方を書こうと思います
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