第49話 騎士団の訓練
特にご意見がなかったので次回予告はこれからも書いていこうと思います
建物の外で引き渡しの話をするわけにもいかないということで俺は建物内の客間のような部屋に案内してもらった
「少し前までは外で受け取りと捕まえた報酬や指名手配されたやつの賞金等を渡していたのだが数年前に盗賊を捕まえて連れてきた冒険者が他の冒険者に襲われ手柄を横取りされたことがあったので今はこうして他の冒険者に見られないように中で報酬などのやり取りを行っているんだ」
部屋に着いてから騎士団長から説明を受けて理解できた俺は騎士団長の名前を聞いていなかったことを思い出し聞いてみることにした
「説明ありがとう、それと騎士団長の名前をきいてもいいか?」
「申し訳ない、俺はアレルだ。分かると思うがこの街の防衛騎士団の騎士団長をしている」
「防衛騎士団ってもしかして魔物からだけじゃなく冒険者から市民を守ってるのか?」
魔物だけなら冒険者が集まるこの街はおそらく一番安全なのだろうが……
「ああ、貴殿の言う通りだ。この街は冒険者が集まるので魔物からの攻撃は防げるのだがその冒険者が冒険者同士や市民などの力を持たない者に対して様々な問題を起こすことがあるんだ」
(やっぱりか、俺もさっき盗賊どもを横取りされかけたんだよな)
大体聞いておくことは聞いたし引き取ってもらうか
「そろそろ、盗賊を引き取ってもらいたいんだがどうすればいいんだ?」
俺が声をかけると騎士団長は近くにいた騎士になにか指示をだし立ち上がった
「今部下に他のやつらを呼んでくるように言ったから来るまで少し待ってくれ」
騎士が他の騎士達を呼びに行ってから2分位で呼びに行った騎士が10人の騎士を連れてきたので俺も立ち上がり騎士団長に死体も出すべきか聞くとあるなら出してくれということだったのでアイテムボックスから死体を取りだし床に落とす
「アイテムボックス持ちなのか、シキ殿、そのことは他のやつらには言わない方がいいぞ?かなり珍しいスキルだからな」
アレルがそう注意をしてくれるがそれはかなり前にシズクに教えてもらったんだよな、とそんなことを考えながらも一応お礼を言っておく
俺たちがそんなことをしていると周りの騎士たちは確認が終わったようでアレルに報告していた
「確認が終わった、全員赤のアギトのメンバーだな。それとボスには金貨二枚、幹部クラスの三人には大銀貨三枚ずつの賞金がかかっていた。こっちが盗賊、それも赤のアギトを捕まえた報酬の小金貨二枚でこっちが賞金の金貨二枚と大銀貨九枚だ」
そう言って二つの袋を渡してきたのだが、
「重いな!」
それほど重くないと油断していたせいで体制を崩しかけたがすぐに足を踏ん張り耐えてすぐにアイテムボックスに全て入れる
「捕まっていた女性達はこちらで預かって家族のいる人にはそれぞれの家に帰し一人で生活するのがまだ難しそうな人は一人で生活できるようになるまでこちらでサポートをしよう」
その言葉を聞いて少し安心した
「少し相談があるんだがいいだろうか?」
……嫌な予感がするが一応聞いてみよう
「聞くだけ聞こう、なんだ?」
「すまないな、実は貴殿に騎士団の訓練に参加してもらいたいのだ」
嫌な予感が的中してしまった。
俺が参加しないための理由を考えていると横からコートの裾を引っ張られたのでそちらを向くと笑顔のシズクが
「マスター、この世界の人たちの力をみる機会でもあります。それにマスターの新しい剣術を作るための練習になるかもしれませんよ」
確かにそうだ、と納得して騎士団長に参加することを伝えた
この世界に来てから対人戦を少しだけやったがどれもあっさりと終わってしまったのでさすがに加減を覚えなきゃいけないし、新しい剣術を作るのに動きが少しは参考になるかと思ったのだ
「感謝する、これで少しは実戦のような訓練が出来る。今までは騎士同士で模擬戦をしているので多分だが自分の強いと思い上がっている騎士がいるかもしれないのでどうか叩き直してやってくれ」
そう言われ俺たちはアレル案内のもと騎士団の訓練場に向かった
次回は胡桃達の方を書こうと思います
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