第31話 神格化の説明と買い取り
「説明をするのはいいがとりあえず町に戻ろうか、あとガイアはドラゴンの状態で体を小さくできるか?」
俺の質問にガイアは少し考えてから答えた
「できるとは思うけど今までやったことないから分からないよ?」
「ならできそうならやってくれ、無理そうならその姿で行動してもらうことになる、じゃあ街に向かうか」
そう言って街に向かおうとするとガイアに呼び止められた
「お兄さん、街に向かうのはいいけどその格好で行っちゃダメだよ?」
「ん?なんでだ?」
突然の注意に訳がわからずそう聞き返すとガイアは呆れたような様子で説明をしてくれた
「お兄さんはさっき私が言ったこと忘れたの?死神様は神にすら死を与える、つまり神を殺せる力があると言われてるの、だから神様たちは死神が生まれるとすぐにその存在を消してきたの」
「つまり?」
「なにかしらの宗教がある場所にその姿で行くと神様たちにばれて危ない目にあうかもしれないよ?」
「分かった、ならもとの姿に戻しておこう、じゃあきを取り直して街に向かうか」
ガイアからの注意と説明を聞いてから街に向かって歩き出すと、胡桃と千栄が抱きついてくる
「どうした?」
二人は笑顔をこっちに向けてくるだけで答えてはくれなかったのできにせずにいると気づけば街に着いていたので入る
街に入るときガイアのことを疑われたが俺の妹だというと普通に通してくれた
街についてサラとガイアを連れて宿に戻るとメルネが出迎えてくれた
「おかえりなさい、あれ?ステラまでどうしたの?」
サラがいることに驚いたメルネはそう聞いてきた
「私もシキさんについていくことにしたんだ、で今はクエスト帰りなの」
サラがメルネに答えたところで俺が口をはさむ
「すまないが、用事があるから部屋に戻るぞ」
俺がそう言って部屋に戻ると続いてみんなが部屋に入ってきたのを確認してから扉を閉め防音の結界を張る
「さて、じゃあまずは俺のあの姿の説明からだな」
俺はそう言ってから再び神格化を発動させる
俺が神格化したときの姿は髪の色は変わらず背中から2対4本、右には漆黒の羽根が左には純白の羽根が生えていた
「この姿は俺が神としての姿になったときの姿だ、でガイアのことだが……」
俺はガイアから聞いたことをそのまま話した
すると五人は泣きながらガイアに一緒に来るように説得を始めた
(いったいどうなってるんだ?)
一人仲間はずれにされた俺はギルドに報告にいくことにした
道中何事もなくぎるどにつき受付に向かいクエストの報告と買い取りをしてもらう
「今から買い取ってもらいたい素材を出したいんだがどこか広い部屋はあるか?」
「では裏にある倉庫に案内しますのでそこで出していただいてもいいですか?」
いくつもの受付嬢にそういわれついていくとそこには四方60m位の大きな倉庫に着いた
「ではこちらで出してください」
その言葉にしたがい俺は胡桃たちが倒した魔物ほぼすべてを出した
「えっ!多くないですか?しかもSランクモンスターもいましたよ!?これは全部シキさんがやったのでしょうか?」
「いや、俺はやってない、やったのは俺の仲間だ」
すごい勢いで質問をしてくる受付嬢にそう答えると受付嬢は驚いた
「あの女の子達ですか?すごいですね」
そんな様子で感心していたが次に出されるもので余裕がなくなった
「俺がやったのはこっちだ」
俺はそう言いながら緑色の鱗を1枚取り出した
「あ、あのそれはもしかして……」
「ああ、SSランク相当の魔物、ガイアドラゴンの鱗だ」
次回は久しぶりに勇者側を書こうと思います
誤字脱字等がありましたらご指摘お願いします
またアドバイス等もしていただけたら参考にしたいと思います!




