第25話 二人部屋
俺の突然の告白に驚きを隠せない五人だったが胡桃はやはり兄妹じゃないと言ったときから気づいていたので千栄にばれないように優しい眼差しを向けている
「兄様!?胡桃さんと付き合うんじゃなかったんですか?」
千栄はそう聞いてくるが
「千栄、お前さっきの俺の質問聞いてたのか?」
その答えを聞き思い出したのか顔を赤くした
「別に答えは今出さなくてもいい、俺のことはあまり気にせずにお前の正直な気持ちを聞かせてくれ」
俺がそう言うと千栄はわかったと小さく頷いた
その様子を見てみんなにそれぞれの部屋に戻るように言おうとするとちょうどメルネが呼びにきた、夕食の時間のようだ
夕食のことで気づいたことなのだがこの宿の夕食は日替わりなのだ、その理由を運んできてくれるメルネに聞くと
「お父さんが珍しい初めての宿泊客に張り切っちゃってるの」
とのことらしい。ちなみに今日の夕食はシチューと柔らかめのパン、ちょっとした野菜のスープだった
夕食を食べ終わりそれぞれの部屋に戻ると千栄が突然抱きついてきた
「おっと、突然どうしたんだ?」
「さっきの兄様の質問の答えを出したので…」
そう答えた千栄は一度下を向き呼吸を整えてから俺の方を向いた、そして顔を真っ赤に染めながらも決意したような表情で口を開いた
「私は兄様のことが大好きです、兄としてではなく一人の男性として好意を持っています、どうか私と付き合ってくれませんか?」
俺はその千栄の言葉を聞き答えた
「あぁ、もちろんだ。こっちこそよろしくな」
そう答えると千栄は一層力を込めて抱きついてきたので俺はそれを抱きしめた
しばらく抱き合っていたが明日の朝も早いので寝ようとベッドに入ると千栄も同じベッド入ってきた
「兄様、一緒に寝ちゃダメですか?」
千栄は上目遣いでこちらを見てくる、天使だね
「別にいいぞ」
そう言うと笑顔で抱きついてくるので頭を撫でてやるとえへへ~♪という声が聞こえてきた
そのまましばらく撫でていると千栄の寝息が聞こえてきたので俺も寝ることにした
日が登りはじめてすぐに起きたので起き上がろうとするが身体に誰かが抱きついていることがわかった
俺は誰だ?と思って考えていたが昨日の夜のことを思い出して覗くと可愛らしい寝顔ですやすや寝てる千栄がいた
その寝顔を見て頭を撫でているとん~という声と一緒に千栄が起きた
「おはよう、千栄」
「おはようございます、兄様」
朝の挨拶をすませると千栄が突然
「兄様、昨日の胡桃さんにされたように私もキスしてもいいですか?」
そう聞いてきた
俺はその言葉に対して
「キスならいいぞ、だがお前からじゃない、俺からやらせてもらうからな」
そう答えてから千栄の腰に手を当て自分の方に抱き寄せその柔らかい唇を塞ぐ、少しすると千栄から離れようとしたが俺は離さないようにより強く抱き寄せ千栄の口の中に舌を入れその小さな舌を絡めとった
千栄はそこまでするとは思ってなかったようで驚いていたがされるがままになっていた
しばらく堪能したあとに口を離すと銀色の糸が垂れ千栄は怒ったようなだがどこか嬉しそうな顔で
「い、いきなりなにするんですか!?」
そう聞いてきた
「なにってお互いはじめてのことをしただけだぞ?」
俺がそう言うと千栄はえっ?というような顔をした
「たしかに俺は胡桃とキスをしたがあのときは舌は入れてないんだよ、だがお前の時は俺が奪った側だからな、せめて俺も同じく初めてのことをしてみようと思ったんだ」
千栄はその言葉を聞き笑顔を浮かべ「ありがとうございます、兄様♪」と言ってきた、やっぱり可愛いな
そんなやり取りをしていたらいつの間にか朝食の時間になっていたようでメルネが呼びにきた
「じゃあ、行くか」
「はい、兄様!」
俺の言葉に答えたあと千栄は俺の腕に抱きついてきたのでそのまま食堂に向かうことにした
次回はパーティでの初クエストを書きたいと思います
誤字脱字等がありましたらご指摘お願いします
アドバイス等もしていただけたら参考にしたいと思います!
表現力無いから難しいなぁ




