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第22話 冒険者問題

「すまないな、こいつらは俺の連れなんだ」


俺が前に立っている男に対してそう言うと男は


「ガキのお前にはその女達はもったいないからもらってやるって言ってんのにわかんねぇのか?」


男がそう言うと他の男達は下卑た笑みを浮かべながら千栄達を見る


俺は周りにいる冒険者達を見ると男性はまたか、という態度と諦めろといった視線を俺に向けてきており、女性は我関せずを貫いている。


その様子を見てこの街のギルドは最悪だな、と思っていると目の前にいる男が突然騒ぎだした


「お前、この俺を無視するとは!もう一度だけ言ってやる、生きていたければその女をよこせ!」


男は俺に向かってそう言ってきた


そういえば受付の人に聞いてなかったことを思いだし聞く


「受付の人、ちょっといいか?」


俺が突然声をかけたのでビクッ!となっていたがちゃんと対応してきた


「1つ聞きたいんだが今のように絡まれた場合相手を殺すのはいいのか?」


俺の突然の質問に受付の人は


「普通なら駄目ですが、決闘なら大丈夫です。ただし、決闘をする場合は互いの了承が必要となります、が決闘を断ったあとに襲いかかってきた場合は正当防衛ということで殺害が認められます」


説明を聞き終えて受付嬢にありがとうと微笑むと受付嬢は顔を赤くしながら奥に走り去っていった


俺はその行動のわけが分からなかったがとりあえず


「あんた、俺と決闘するかい?」


そう聞くと男は


「断る!全員、男だけを殺せ!」


と言って襲いかかってきたのだが、受付嬢の説明いわくこの場合は正当防衛が成り立つらしいのでとりあえず神流と凪を取り出したのだが


「ん?」


神流と凪が契約当初よりも手に馴染むうえに神々しいオーラが放たれているような気がしたのだ


(なんだ、これは、もしかして俺が神になったことと関係があるのか?)


『その通りですよ、マスター。マスターが神となったことによりマスターと契約していた武器や防具が神器となったようです』


俺の疑問にシズクが答えてくれた、どうやら神になったことが原因らしいのだが、確認はあとにしてとりあえず目の前の状況をなんとかしようとする


「お前らは俺と敵対した、そして俺は自分の仲間に手を出されたら容赦はしない」


時雨はそう一言呟くと凪を真横に振り抜く、すると男達の上半身と下半身はそれぞれに別れてごとりと音をたてて転がった


周りにいたやつらや殺られた本人達は時雨が何をしたか分からなかったようだ


俺は周りで固まっているやつらのその様子を見て呆れた


(まさかこの程度の早さも見切れないくせにあんな大口をたたいていたのか、周りの連中も見切れないどころか目視すらもできてない様だし)


俺はそう思うしかなかったのだ、なぜならさっきの時雨の横凪ぎは力を入れずに軽く振っただけなのだ


男だったものをそのまま放置しているのもあれなので部屋を借りて死体を運び燃やそうとすると受付嬢が慌てた様子で止めてきた、なんでも冒険者が死ぬとステータスカードが出るらしくさらにギルドカードの回収も出来ればしてほしいらしい


少し待ってからステータスカードが出てきたのでそれを回収してからギルドのロビーに戻った


ん?ギルドカードはどうしたんだって?先に受付嬢が回収していったよ


ロビーに戻ると胡桃が突然、


「シキくん!良かった~!体はどうもないよね?男の人たちが襲いかかってきたと思ったら突然死んじゃうんだもん、何があったんだろう?」


そう言いながら俺の体をペタペタと触ってきた


しばらくすると胡桃は周りに人がいることを思い出したのか赤くなった顔を隠すように俺の腕に抱きついてきた


俺は周りから向けられる嫉妬の目を無視しながらギルドを出るようにいった


ギルドを出てすぐにルミナスが


「あのときいったい何があったのですか?」


そう聞いてきた、なので俺は


「とりあえず宿に戻ろう、宿でパーティ名と一緒に何があったかの説明をする」


そう答えてメルネに宿に案内してもらった


どこにメルネがいたかって?ギルドの隅の方でジュースを飲んでたんだよ、こっちを見ながらな


俺は宿に戻ったあとの方がめんどくさいな、と思わずため息をついた


次回は神器になった武器達の紹介かけるかな?

誤字脱字等がありましたらご指摘ください!

またアドバイス等もしていただけたら参考にしたいと思います!

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