第16話 戦闘
門からでて近くにあった森の人の少ないところまで行き
「さて、ここまで来れば大丈夫だろ、俺の武器についてのことだがまずはこれを見てくれればわかると思う」
俺はそう言って神流、凪、刹那の3本を取り出した。
それを見て胡桃達は驚いていた
(確かになにもないところから武器を刀や鎌を取り出したら誰でも驚くよな)
俺がそう思っていると突然
「グギャッ!」
そんな声が聞こえて来た。その方を見るとゴブリンが5体現れた。
俺は胡桃達の戦闘に丁度良いと思って一人一体倒すように言った
その声に一番先に反応したのは千栄だった。
千栄はすぐに杖を構えウインドカッターの詠唱を始めた
千栄の職業は賢者でありその能力は全属性魔法と全魔法耐性、MP自動回復、MP最大量増加、そして無詠唱だ
ウインドカッターは風系統の魔法の下級魔法であるが賢者の補正で威力が中級よりになっているのでゴブリンに使うと
「グギッ?」
ゴブリンは切られたことに気づかずに進もうとするがその直後首が落ちた
それを見た他のゴブリンが警戒を始めるがすでにユキと桜花が近づき、胡桃とルミナスが詠唱を完了させている
ユキと桜花はゴブリンに近づくとそのまま手に持った剣を首もとに向かって振った。すると切れ味が悪いのか首の中程で止まったがゴブリンは死んだ
胡桃とルミナスはそれぞれ光魔法と水の魔法を唱えた
「光の力よ、剣となりて我が敵を討て
『光刃』」
「水の力よ、弾となりて敵を貫け『ウォーターバレット』」
そう唱えると胡桃は杖の先に剣の形をした光を出現させ、ルミナスはゴブリンに向かって水の弾を放った
放たれた弾はゴブリンの頭を貫通してその後ろにあった岩にぶつかり消えた
残りが一匹になったゴブリンは慌てて逃げようとするがすでに胡桃が光刃を振るっているため手遅れだ。そのためゴブリンの頭はぼとりっ音をたてて落ちた
それを見て俺は
「五人ともよくやった、だがユキと咲見先生には今以上の武器が必要になるな。だけど胡桃達魔法使いにもしばらくしたら俺から武器を渡そうと思う」
そう言うと咲見先生が
「すみません外崎くん、私のことは桜花と呼んでくれませんか?」
そう言ってきた
だが先生である人に対して名前で呼ぶなんてことはできないので
「すみませんがそれはできません」
そう断ると先生は頬を膨らませ
「だけど外崎くんは森崎さん達のこと名前で呼んでますよね?それにこの場にいる時点で先生でなくなってるからその呼び方はおかしいと思いますよ?」
そう言ってきた
そこまで言うなら仕方がない、確かにこの場にいる時点で先生ではなく咲見桜花として来ていることはわかる、だが今まで呼んできた呼び方から変えるのは苦労するだろう
「わかったよ、桜花。だけど驚いたりすると突然元の呼び方に戻ったりするかもしれないからその辺はよろしく」
俺がそう言うと桜花は満面の笑みを浮かべた
「さて話はこれぐらいにして……いつまで隠れているつもりだ?」
突然ゴブリンが5体もくることは珍しいことだとマリアさんに聞いていたので、出てきたときに周囲を確認してみると俺たちの他に誰かがいるようだったが特に手を出してきそうになかったので無視していた
だが俺たちの進行方向に…いやそいつの他にも囲うようにして何人か配置されているので訊ねてみる
「ほう、俺の気配に気付くか」
そう言って出てきたのは黒い服で全身を覆っている男だった
「お前の他にも何人かいるだろ、俺たちを囲うようにしてな」
俺がそこまで言うと男は驚いたような様子で“いつから気づいていた”と聞いてきたので
「俺たちがゴブリンと戦い始めてからだな、その様子から国王からの暗殺部隊か」
そう言うと男達は森から出てきて“そうだ”と答えた
「確かに俺たちは暗殺部隊だ、そして俺たちへの任務はシグレ トノサキ、お前の殺害だ」
俺はその言葉を聞くと胡桃達に
「少し下がっていろ、今回は俺がやる」
そう言って下がらせたあと刹那を出してから前に出た
(さてどうなることやら)
やっぱり戦闘シーンは難しいです
次回は時雨の戦闘です
誤字脱字があればご指摘ください!
またアドバイス等していただければ参考にしたいと思います。




