第12話 勇者の訓練
今回は時雨が出ていった次の日からの勇者編です
時雨が城を出ていった次の日、勇者たちは戦闘訓練と魔法の勉強が始まる。これから戦闘の訓練なので中庭で待機していると一人の男の人が歩いてきて俺たちの前にたつとこちらを向き言った。
「俺はデルスタだ、この国の騎士団、聖王騎士団長をしている。そしてこれからのお前たちの指導をする教官でもある。」
勇者たちは騎士団長が指導してくれるとわかると、とてもテンションが上がっていたのだがここで落ち着いて周りを見ていたものがいたのでそのようすを目の奥に黒い光を宿して見ている騎士団長をみていたのだ。
『『この騎士団長も国王側の人間か、時雨君(兄様)の言うことをしっかりと聞いてて正解だったね!!』』
胡桃と千栄は時雨がでて行く前の夜に言われたことをしっかりと守っていたので周りをみて騎士団長が自分達の敵であることがわかった
この時、担任の桜花も周りを見ていたのだが胡桃達ほど見えていなかったので騎士団長の思惑を見抜くことは出来なかった
そんなことを考えていると
「これより訓練を始めるがその前に自分にあった武器を見つけてもらうのでこの中から好きな武器を選んでくれ」
デルスタがそう言うとどこからかさまざまな武器の入った箱を兵士が持ってきたのでクラスのやつらは自分の好きな武器を持っていった、胡桃と千栄は二人とも魔法使いのため杖を選んでいた
「勇者はやはり剣か、まあいいだろう、ではこれから魔法使いはあいつのところへ行ってもらう、それ以外は俺についてこい」
デルスタはそう言って指を指してその先にいる女性、セリカというらしい人のところへ行くように言うとすぐに歩き出した。そのあとを続くように魔法使い以外が歩いていき残った人は女性の方へ歩き出した
「胡桃さん、早くいかないと遅れちゃいますよ」
千栄は胡桃にそう言うと歩き出したのでそのあとを続くように胡桃も歩き出した
その日の午前は武器の扱い方を教えて貰っただけで終わり、午後からは魔法の勉強が始まったのだが
「私はアエルといいます。あなた方に魔法について教えることになりました。」
アエルは挨拶を終えるとこれから“魔法を使うので見ててください”といい詠唱を始めた
「大地の力よ、槍となりて我が敵を貫け
『ストーンランス』!」
アエルは広場に置かれている人形に向かって魔法を放った。ストーンランスが当たった人形は腹を完全に貫かれている。千栄たちがそれをみて驚いていると
「あなた方は練習をすればあれ以上の威力のある魔法が放てますが今は無理ですので頑張ってくださいね。では練習はじめです」
そう言うと、みんなは広場に散らばったのだが千栄と胡桃は二人で練習することにした。なぜなら散らばったままだといざというときに対応できないからだ。
{{この国は今私たちにとって危険な場所であることに間違いはないけど出ていくには早すぎるし何より時雨君(兄様)が迎えに来てくれるまでは頑張らないといけないからね!}}
二人はそんなことを考えながら練習をしていると視界の端に王女が手招きしているのが見えた
幸いなことに私たちはみんなから少し離れたところにいたので王女がばれることはなかった
私たちが王女のところに着くと王女は”ここでは見つかるのも時間の問題ですので練習が終わりましたら時雨様の使っていた部屋に来てくださいませんか?“と言ってきたので頷くと”では、また後程“と言って走って戻っていった
それからしばらく練習してほとんどの人が魔法を使えるようになると練習が終わり自由時間となったので二人は王女に言われた通り時雨の部屋に向かうことにした
書ききれなかったので次回も勇者編になります
誤字脱字があればご指摘ください!
またアドバイス等していただければ参考にしたいと思います。




