第104話 依頼へ
今回少し短いかも!
獣人国についてから数日休んだ時雨たちは朝から王都にあるギルドを訪ねていた
「あ、シキさん。本日はどういったご用件で?」
「そろそろあの依頼を終わらせてこようと思ってな。アイゼンはいるか?」
「ギルドマスターからお話は聞いております。どうぞこちらへ」
奥に向かって歩きだそうとするとあちらから誰かが歩いてくる音が聞こえてきた
「案内はいい、そっちで説明する」
「分かりました。では私は飲み物の用意をしてきますね」
職員はそう言ってアイゼンが歩いてきた通路の方へ入っていった
「依頼の内容の確認だけだからそんなに時間はかからないと言ってあったんだがなぁ」
「少しくらい待ってもいいだろう。せっかくなんだ、依頼以外の話でもするか?」
職員が急いで用意しに行った原因はお前がこっちに出てきたからだろ、と言いたくなったが口には出ないように別のことを話すとアイゼンは周囲に人の居ないテーブルの方へと歩き始めたので俺も後に続く
「お前、今回の依頼のついでに魔族の領域の方まで行くつもりだろ?」
俺が席に着くとすぐにアイゼンはそんなことを聞いてきた
一体どこからそんな情報が漏れてんだよ・・・
「おっと、そんな怖い顔をするな。別に情報が漏れてる訳じゃあないぞ?」
そんなことを考えていたら説明をし始めた
どうやら俺たち全員が1人の少女、ユキのことを今まで以上に気にしていたから何となく分かったそうだ。そんなつもりはなかったんだがなぁ
ちなみにユキは前に獣王の話を聞いて以来この国の中だけだが耳と尻尾を隠すのやめている。
「まあそれはいいとして魔族の領域の方に行くことを止めるつもりはない。ただ1つ、気をつけろ。あそこには稀にだがヤバい奴が出ると言う話を聞く
お前は大丈夫だろうが仲間の彼女達のことはちゃんと見てやれよ」
その忠告に俺は頷く
それから少しすると職員が飲み物を持ってきてくれたので礼を言ってしばらくアイゼンと雑談をしていた
1時間程話してからそろそろクエストに向かうことにし挨拶をしてからギルドを出て宿に向かいみんなと合流する
「シキさん遅かったですね。もう向かうのですよね?皆さん準備は出来てますよ!」
先頭にいたルーナがそう言うと他のメンバーも首を縦に振った
「じゃあ行くか。全員で久しぶりの依頼だ!」
そう言って全員が宿を出た
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