第94話 母の力
母さんから聞いた話をまとめるとこういうことらしい
・父親は地球に住んでいるごく普通の男性
・俺が生まれてくるときに、もしこっちの世界に喚ばれても簡単に死ぬことがないようにと死神の力を残した
ということだ
ほとんどわからないしまとめすぎだって?いいじゃないか。惚け話の方が長かったんだよ
「母さんたちのことはだいたいはわかったよ」
「そう、じゃあ次はあなたが気になっているあなたがここにいる理由ね」
「あなたがここにいる理由は簡単に言うなら私の力を完全にあなたに渡して、使いこなしてもらうため」
「母さんの力を?俺が持っているので全部じゃなかったのか?」
母さんの言葉に俺は思わず聞き返した
「ええ、あなたが持っている能力、かなり使い勝手が悪いと思わなかった?」
確かに言われた通りだ。死神が関係している力は使い勝手が悪すぎる。だがこれは今までと変わりないと思っていたのだがどうやら違ったようだ
「まずはどんな違いがあるか確認してもらった方がいいわね。ステータスの確認をしてみて?」
言われるままにステータスの確認をしてみるとそのスキル欄に変化があった
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【ユニークスキル】
神器召喚、神化、生命の断苅、眷属化、神獣契約、暴食、言霊術、アイテムボックス、創造魔法、神眼、魔眼、眷属召喚、叡知、進化、神基創剣術、死帝嵐禍、絆天、死帝流鎌術六花
【ノーマルスキル】
神級刀術、神級鎌術、全属性魔法、完全隠蔽、偽装、神武、空間魔法、念話、気配察知、気配遮断、音速化、金剛、古代魔法
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なんだ、このスキルは。まだ神化と生命の断苅はなんとなくわかるんだがその他はほぼわからないんだが・・・・
そんなことを考えていると母さんが俺のステータスを覗いてきた
「ちょっと見せてもらうわね。・・・あちゃー、やっぱりどう頑張っても私が持ってた中でも一番大変なものが引き継がれちゃったかぁ」
「一番大変なものって?」
「あなたが一番気になりそうな死帝嵐禍ってスキルよ。私が蓮禍と呼ばれるようになった原因でもあるわね」
「蓮禍って母さんの本名じゃないのか?」
「本名よ?ただ死神のときはまた別の名前があったってだけでね。私は元は蓮菜という名前だったのだけどこのスキルが原因で蓮禍と呼ばれるようになり転生するとき戻すのもめんどくさいからそのままの呼ばれてた名前でね」
懐かしいことを思い出しながらも遠い目でそう話す母さんは寂しそうだった
「とりあえずスキルの説明だけ軽くしとくわね、詳しいことはシズクちゃんだったかしら?に聞きなさいね?」
「まずは神化、これは説明しなくてもわかると思うけど文字通り神となるためのスキル。今までは神だったのに神格化というよくわからない微妙なスキルだったから私のを上書きしておいたわ。次は生命の断苅なのだけどこれはあなたが持ってた魂狩りの完全な上位互換のスキルで相手を弱らせなくてもいつでも即死させれるスキル。」
「そして死帝嵐禍は危ないスキル、これは説明すると長くなるからシズクちゃんから聞きなさい。次は絆天、これは心から信じられる相手がいればそれだけ強くなれるというスキルね。次が死帝流鎌術六花だけどこれは私が使っていた鎌術だから全部あなたの頭に入れているわ」
「そして最後が古代魔法だけどこれは適正が何になるかわからないから教えてあげることはできないの。だからあなたが考えていきなさい」
母さんはここまで話終えると息をついた
「そろそろ時間だからあっちに戻るけど多分あっちに戻ってもすぐには体が動かさせないと思うからしばらくは私がどうにかするわね。また困ったら夢の中でも会えるからそのときにね」
そう言うと俺の体は透けていき笑顔で手を振って見送ってくれている母さんに手を振り返していると少ししてから俺の意識は再び闇の中に沈んで行った
次回は神龍との決着を書きます
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