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月日は巡って



「おっはよーございます!」


 休み明け。悩み事が解決し、心機一転とばかりにさっぱりした顔で店に入ると、不愛想な仮面を顔に張り付けた店長は、カウンターテーブルに腰掛けたまま「おはよう」と不愛想なまま挨拶を返した。


「先日は色々ご迷惑かけて申し訳ありませんでした! もー今日からいっぱい頑張りますので、スパルタでもなんでもビシバシと――って、あれっ? 店長、どうかしましたか」


いつもの調子で挨拶をした私は、店長の様子が少し引っかかる。


「なんだ」

「どこか体調悪いですか? それとも、なにか嫌な事でも……」

「ない」


 四月からの付き合いとはいえ、私に対する空気が少し柔らかくなったと思っていたのに、なんだか態度が逆戻りしたような壁を感じた。取り付く島もない、といったようなあの頃の……

 気のせいかな? と、店長の側に近付いてみる。しかし店長は、「いいから仕事しろ!」と言うなり、私が顔をのぞき込む前に立ち上がって、ドカドカと足音を立てながら調理場へ歩いて行ってしまった。

 おかしい……これは、どこからどう見ても不機嫌だ。私がいない時に、何かあったのだろうか。

 ここのところ仕事で随分迷惑をかけてしまったから、そのせいで怒らせてしまったのかもしれない。

 それにしては分かりにくい店長の態度を不審に思う。いつもだったら、悪い点があれば私にわかるよう丁寧に説明してくれるのに。言いたくないほどだったのか……まあいいか。仕事には仕事で返すしかない。今まで以上に仕事に精を出そうと、気合いを入れ直した。




「いらっしゃ……あ、オーナー! おはようございます!」

「やあ実加ちゃんおはようさん。ああ、今日はちーっと別ん場所座るでな」


 ドアベルが鳴りお客様に声掛けを、と思ったら、オーナーはニコニコと笑顔を浮かべながら私がいつも座る特等席に腰掛けた。

 あれ? あれれ?

 初めての事だ……オーナーの定番の位置はカウンターなのに、私の面接の時以来初めてテーブル席に着いた。

 そのオーナーの、どことなく声をかけづらい雰囲気に首を傾げながらも、私は店長の姿を探す。そこへちょうど店長がレジ前に並べる焼菓子を持ってきたので、オーナーへのコーヒーを一杯お願いした。

 また不機嫌そうに言われるのかな……と内心緊張しながらだったけれど、店長は「わかった」と、今は朝の不機嫌さもなくいつも通りの受け答えをして、知らずホッと胸を撫で下ろした。

 ああそうだ。店長なら今日のオーナーの行動の理由、分かるかもしれない。湯通ししたネルフィルターの水気を布巾で取り、そこへコーヒーの粉を入れていた店長に小声で尋ねてみる。


「店長、オーナー……今日はテーブル席ですが……」 


 すると店長は、オーナーの姿を視界に入れたはずなのに、黙って調理場へ戻っていった。

 えっ、ちょ、どういうことなの?

 わけもわからず、店長を追って調理場に行くと、冷蔵庫から何やら取り出しながら「いいからそっとしておけ」とだけ言い、結局理由は教えてくれなかった。

 オーナーのいつもと違う行動がどういう意味のあることなのか分からないまま、それでも店長の言うことに従ってオーナーへコーヒーを運ぶ。トレーを持って店内に足を向けた私の背後から、ぼそっと聞こえてきたのは――


「もう、そんな時期か……」


 店長は、オーナーの行動の理由を知っているようだ。いつか……いつか、もう少し私がこの店でちゃんと認められたら……教えてくれるのだろうか。




* * *




 あれから時はあっという間に過ぎ、再び同じ季節がやってきた。

 相変わらず私はOCEAN BERRYで働いている。

 二十二歳になっても身の回りは特に変化はなく、中古の軽自動車を買って、通勤や休日ドライブを楽しむくらいだ。お母さんや友達と、美味しいと評判の店を食べ歩いたり、研究……勉強……うん、趣味と実益を兼ねた趣味をしているのだ。


 ああそうそう、先日の自分の誕生日には、学生時代の仲間たちがこのお店で誕生日会を開いてくれたんだよね。店長も一枚噛んでいたらしく、その瞬間まで内緒にされていてびっくりしちゃった。

 閉店後の片付けを終えた頃、わっと友達がみんな揃ってやってきたから、何事かと目を白黒しているうちに、「じゃああんたはここに座っててね」と小上がりに監禁(?)された。

 なんだかわからないまま三十分近く待ち、ようやく呼ばれて店内に入ったら、少し照明が落とされて、キャンドルをあちこちに置かれたムードある雰囲気が作られていた。

 そして、「せーの、お誕生日おめでとう!」と、けたたましく幾つものクラッカーがパンパンと鳴って「ふぎゃああっ!」なんて女子力の欠片もない悲鳴を上げてしまったのは一生の不覚。

 テーブルには一番美味しい時期に冷凍しておいたと言っていたイチゴを、ムースやピューレやアイスに形を変え、何種類ものイチゴのデザートたちが並べられていた。もちろん食事も付けてくれて、生まれて初めてお腹が破けるかと思ったほど食べた。

 友達から合同でずっしりと重いお鍋のプレゼントをもらい、梅原からは抱えきれないほどの花束をもらった。このまま家に持ち帰るのが勿体ないほどなので、「店に飾るね! ありがとう」とお礼を言ったら変な顔された。なぜか友達は一様に笑うし、店長は顔半分が変に引き攣れていたけど、どうかしたのだろうか。こんなにきれいなお花を私一人眺めてるだけじゃもったいないし、お客様たちにも見てもらうことができるのだから、いい考えだと思ったのに。

 最後に、店長からもらったのは――

 帰る時に「倒すなよ」と渡された箱を、家で開けてみたら、そこには美しくデコレーションされたケーキがあった。5号サイズの上に3号が乗っている二段重ねで、緻密で繊細な模様が全体を覆い、飴細工やマカロンなども飾られている。何より一番目を引くのは、マジパンで作られた……おそらく私と、メッセージプレート。

 ――実加・お誕生日おめでとう――

 店長……!

 じぃん、と胸の中が熱くなった。私の為に作ってくれたんだ……

 店に常にいる私にわからないよう作るとしたら、夜遅くまで残るか自宅かしかない。それなのに、こんなにも手の込んだ素敵なケーキをプレゼントしてくれるだなんて!

 ダイニングテーブルの上に置かれたケーキに、じっと見入っている私を不審に思ったお母さんまでも、店長の手作りケーキに感嘆の声を上げた。そして写真をバシバシ撮り、絶対食べたい! 食べさせてよね! と強く言い残し、別室にいるお父さんを呼びに行った。その間、もちろん私もスマホで写真を撮って、壁紙に設定する。いつでもこの私だけの為に作られたケーキを見られるように、と。

 ケーキは独り占めして、少しずつ食べたいところだけど、折角だからみんなで店長のケーキを食べた。お父さんはなんだか複雑そうな顔をしていたけれど、お代わりをしているところを見ると、味は最高に良いらしいので、ちょっぴり嬉しくなった。

 明日も食べられると思った二段重ねのケーキ、その日だけで食べきっちゃいましたけどね。

 家族みんな大絶賛でした! ごちそうさまでした! と店長に礼をいうと、何故か照れくさそうに口をへの字に曲げて、「食べたいもんあれば、おかずでもデザートでもなんでも言え」と特別な許可がおりた。

 それからの我が家は、店長手作りの料理が最高のごちそうと位置付けられ、親戚など来る時も店長にお願いしてオードブルなど作ってもらうようになった。もちろん大好評で、何かとあれば店長の料理、と定番になった。値段以上に美味しいので、これじゃいくらなんでも悪いわと料金を上乗せしても、上乗せ分返されてしまうので、その分こちらに食事しにきたりと私よりむしろ両親の方が店長の味に惚れているのかもしれない。

 そんなこんなの一年で、本当に細かい出来事ばかりがいろいろあった。

 

 あ、あと、梅原はちょくちょく店に顔を出しに来る。

 サッカーの練習場が近いこともあり、ランチやお茶だけ、と週一は必ずやってきた。就職活動が忙しい時期は月一ということもあったけれど、決まってからはまた同じペースで通ってきた。

 他愛もない話をするだけの友達だけど、同級生という安心感ってあるよね。

 しかしそういう時に限って、梅原が帰った後に店長の態度がそっけなくなる。梅原が失礼な事でもしたのか聞いてみても、私がなにか失敗したのか聞いてみても「気のせいだ」と、取り付く島もないので、まあ疲れているのかなと思うことにした。

 もちろん……というのも変だけど、私はまだ友達以上に見られないし、それ以上踏み込んでいこうと思えなかったので、友達関係の現状維持だ。梅原も冗談交じりに「今度デートどこいく?」なんていうけど、「いつものところでしょ」と冗談で返す。もちろんその店はいつものメンバーと飲み会をするところなので、浮いた話など一つもない。つまり、私にも梅原にも恋の〝こ〟の字も現れなかった。

 そんな、一年。 

 

 一年経っても私は当初のやる気を保ったまま、今日も朝から元気いっぱい!

 掃除、各テーブルや売り場、厨房内の補充、レジ準備……細々と店内を動き回り開店の支度をしていく。いつもの流れの通りだけど、今日も張り切って仕事に当たるよ!


 この店で働けて幸せだ、と日々心から実感している。

 押しかけてこの店に無理矢理働かせてくれ、と頼んだのは、高校三年生の春頃だった。窓から見える美しい駿河湾の景色や、店長のごつくて大きな手からまるで魔法のように作り出される、美味しい美味しい料理たち。

 ここにいたい、ここで一日過ごしたい……はっ!

 それならここで働けばいいじゃない!? と天啓のようにひらめき、店長やオーナーに頼み込んだ。

 そこで出された条件の

 “最低でも短大は卒業すること”

 “他のお店で接客のバイトを二年続けること”

 “それまで、この店に来ないこと”

 それらをクリアした私は、正式にこの店で雇ってもらえることとなり、まさに人生最良の日となった。

 だからせめて、私を雇ってよかったと思ってもらいたいのだ。

 オーナーにはもちろん、店長にも……



 店の外に植えられた花を摘み、テーブルの上の一輪挿しへ、次々に挿していく。ガラスでできた一輪挿しは、外からの光を集め、テーブルの上に乱反射してとても綺麗だ。

 ふ……と、その手を止め、そっと店内から調理場へ続く出入り口を盗み見る。

 そこには、真剣な表情で手を動かしている店長の姿があった。絞り袋から、均等に天板へクッキー生地を絞っているようだ。熊みたいな巨体でグローブのように大きな掌をしているくせに、どうやってあんな繊細な料理ができるのか不思議で仕方がないし、ここへ一年勤めていてもいまだ解明できていない。

 店長の料理が本当に美味しい。それは私の胃袋が太鼓判を押している。ランチで出すご飯系ももちろんだけれど、やはり一番はデザート類だ。


 私がここへ来た当初、店に閑古鳥が鳴いていたのはひとえに店長の見た目と不愛想さであり、私が接客を主にやるようになってからは、徐々に客足が伸びてきた。今では、ランチタイムは満席というのがすっかり当たり前の日常になっている。

 私が入っただけでこうも変わるものかと思うけれど、オーナーが町内会の寄合や観光組合などでこの店を使ったり、お母さんが友達を連れてきたり、私の友達が友達を連れてきたり……という口コミが実を結んだからだ。

 真面目に、地道に。

 私ができるサービスを、丁寧に丁寧に。

 お陰様で、通販部門も順調で、なんとボーナスまで頂いてしまった。それだけ売り上げに貢献できたんだ……と、胸が熱くなる。

 儲けが第一というお店ではない……らしいけど、オーナーは賑やかな雰囲気がいいらしいので、今のこの繁盛ぶりについて大変喜んでいる。私が来たお陰だよ、といわれ、自分の存在を認められたことがとてもうれしかった。

 私は店の帳簿付けなどもやっているから、数字の変化を目の当たりにしているし、お陰で私はここにいてもいいんだという自信も多少ついた。

 ……多少、というのは、やはり料理の腕が……どうにもこうにも……うん。

 いわゆる普通の人ならば簡単にできることが、私がやるとなるとかなり手間取ってしまうので、ランチタイムのピーク時には調理の戦力になれない。できるのは、作り置きできるもので、さらに言えば時間がある時に限られている。それでも大した進歩なのだけれど。


 店長と私は、二人きりで店を回していることもあり、この一年でだいぶ息が合ってきたと思う。お店はある程度パターン化しているので、先を読みやすい。そしてどう動けば効率的かを話し合い、食材、メニューについても意見を交換し――私は主に調理方法など聞くだけだけれど――店を、より居心地の良いものにしようと努力してきた。

 そして料理を教えてくれる店長に対し、私は相変わらずトンデモ調理をやらかしてしまうことが多々あるけれど……それでも人が食べられるレベルだし、お腹も下さない。お腹も、下さない。ここ、すごく大事。

 お父さんが何より喜んだのはこの件に関してだ。


「――娘の料理を安心して食べられるのが幸せだ」


 ……家でも復習のために料理をすることがあるけれど、私の料理が(おそらく)原因で入院した経験のあるお父さんは、ビクビクとしながら食べていた。後から聞いたら、手元には胃腸薬、そして救急病院の電話番号を控えたメモをポケットに忍ばせていたそうだ。

 って、どんだけ怖がってたのお父さん!?


 店長から教わったことは、スマホでメモを取り写真を撮り、パソコンで仕上げてプリントアウトし、ファイリングしてまとめ、店の棚に置いてある。お客様に調理法など聞かれた時、すぐに対処できるのが利点だ。

 オリジナル技術を封印し、店長のレシピ通りに指さし確認、声出し確認するようになった私に、簡単なものならなんとか店に出してもいいと店長が許可をくれた。この一年で、(たまになら)店に出してもいいレベルの料理が作れるようになったのは、両親が太鼓判を押すほどの成長っぷりだ。


 丁寧にじっくりと腰を据えて分かりやすく教えてくれる店長。

 山のような巨体、丸太のような腕、広すぎる背中を持ち、その反面、繊細な料理を生み出していく店長。

 バスの利いた低めの声が、一部のお客様からひそかに人気がある店長。

 泣く幼児をあやそうと腰をかがめてみたものの、どうあやしていいのか分からずオロオロとする店長。

 この一年で、店長のいろんな顔が見ることができた。

 見た目に反して、実は情に深いとか、私に対して飴と鞭の使い分けがすごいとか……様々なことがあった。

 ――しかし。

 いまだにどこか、壁を作られている気がしている。

 私としては、もう一年も一緒に仕事をしているんだし、じゃあちょっと飲み行きましょうか! とか、じゃあ敵情視察しましょうよ、みたいな感じで、もうちょっと踏み込んでみたいのに。

 仕事だなんだとサラリと交わされ、友達と行ってこいと早めに仕事を上がらせてくれたり、休みにしてくれたり……

 でも、遠慮……とはちょっと違う感じを受けるんだ。

 そもそも店長の家の住所すら知らず、一応連絡用にと渡された携帯電話の番号しか店長のプライベートを知らない。一度連絡を取ろうとスマホの画面から、携帯番号を十一桁押したことがある。しかし、通話ボタンを押す段になって切り上げた。だって、プライベートまで……と掛けるのを躊躇ったからだ。代わりに、店へ電話を入れてみたら、まさかの店長がでた。……あれ? 今日はお休みでは?

 すると、新作料理の為の仕込みをしているところだとか言って、休みではなかったようだ。つまり、店長に連絡するならまずお店に連絡すれば大体いるし、だいたい事足りてしまうので、店長の携帯電話宛にかけたことはない。

 雇用主と従業員だから、一定の距離感を持つに正しいのかもしれないけれど……

 私は、それがなんだかとても寂しく感じるんだ。



「よし……と!」


 大きくとられた窓を拭き上げ、いつものように素晴らしい海の景色を見渡す。八月の終わりごろというのは、なんとなく朝の涼しさや空の色の感じが変わり、肌や視覚などの五感で季節の移り変わりを知る。

 掃除用具を片付け、店の外に出た私は、周りに植えられた草木に水を撒く。エントランスは見栄えのするものが植えられているけれど、駐車場など少し人目に付きにくい所に、数種類のハーブが植えられている。趣味と実益を兼ねたもので、ここで収穫して料理に使ったりしているのだ。基本的にオーナーが世話をしているけれど、店長も暇を見つけては手入れをしてくれる。……見分けがイマイチできない私は、水やり係に甘んじている。

 水を根元にたっぷり含ませてからホースをしまった私は、店の入り口そばにある、一番日当りのいい場所に置かれた鉢植えに近付いた。


「私のイチゴちゃーん。元気かなー?」


 今年の春も、たっぷりイチゴを食べまくった私に、オーナーが子株を植えた鉢植えをプレゼントしてくれたのだ。


「おらっち畑の苗だけぇが、いっとうええやつやるでな」


 来年の春には実をつけてくれるだろう、私だけのイチゴ。

 もらったその日から、愛おしくてたまらない。仕事の域行き帰りはもちろん挨拶をし、お世話をする。けれど水のやりすぎはよくないと本に載っていたし、オーナーからも注意されていたので、そこはぐっと我慢する。


 店の周囲も指先確認し、これで開店準備が整った。


「店長! 看板出しますね!」


 調理場にいる店長に声をかけ、表の通りからよく見える位置に“open”の看板を掲げる。ふ、と顔を上げると、道路を超えた向こうの海面が、きらりと光る。海を渡る潮の風が頬を優しく撫でていった。

 









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